第47話〈正義の味方〉

 幼い頃に、本で読んだ正義の味方に憧れた。正義の味方に『なること』に憧れたわけでは無い。正義の味方に『出会うこと』に憧れた。そして、戦うことに憧れた。だって自分は、生まれながらの悪なのだから。





 エグゼの刃が、ペンタチの頸動脈を裂いた。しかし血が噴き出したのも一瞬で、すぐにその傷は塞がった。『裂傷の呪力抗体』である。エグゼは大きく舌打ちをした。


「化け物がッ‼」


「その言葉、あえて誉め言葉と受け取っておくっす」


 ペンタチはニッと笑って後退した。


「これまで戦ってきた奴らの戦闘スタイルを再現できる……凄いっすね!君一人を相手に、多彩な戦闘を楽しめるってわけっすか。俄然、アガってきたっす」


 ぐるりと長槍を回して刃先をエグゼに向ける。


「君……いわゆる『正義の味方』ってやつっすよね。俺、ずっと戦ってみたかったんすよ。正義の味方。戦って、殺して、正義ってやつを否定してみたかった」


 ペンタチの放つ殺気が変化した。これまでよりもさらに深く黒い。眼の周囲に血管が浮き出て、赤黒い血がドクドクと強く波打ち流れているのが見て取れる。エグゼはより一層緊張感を強めて剣を両手持ちに変える。その様子を見てペンタチは笑った。


「また……別のスタイルっすか。良いっすよ。君の全てのスタイルを見切って、記憶して、君の動きの、その未来を、俺が確定してやるっす。俺にとって都合の良い未来へ、誘導する。ここからが……ガチの全開っす」


 先ほどまでとは異なる、新しい動きで、エグゼは両手で持った剣を振るって斬りかかる。しかし、ペンタチの眼は欺くことが出来なかった。最小限の動きで回避し、また槍でエグゼの剣を受けつつも、即座にそのスタイルに対応して、エグゼを蹴り飛ばした。


「ぐゥっ」


「はい、それ、攻略っす。次は?」


 エグゼはまた剣を片手に持つと、刃先を真っ直ぐにペンタチへ向け、突きのみの連撃を繰り出す。それら一つ一つを注意深く観察しつつ、全てを槍で受け流してペンタチは笑う。


「それも、終わり。だんだんコツが掴めてきたっすよ」


 ペンタチの脳内における、情報処理速度が上がっている。エグゼが次々と異なるスタイルへ変化させても、即座にそれを理解し、対応してしまう。


「さあ、あと何パターンあるんすか?まだまだあるでしょ?」


 好奇心を抑えられないと言った、無邪気な笑顔をエグゼに向けて、ペンタチがもっと、もっとと促す。眉を顰めて額に汗を滲ませつつ、エグゼはある男の言葉を思い出していた。


 その初老の男は、エグゼの師に当たる者であった。


「……傭兵や暗殺者と言った……高い戦闘能力を有する罪人と相対した場合……虚を突くことが必須となる」


 男は言った。


「傭兵は『戦場』や『裂傷』の呪力抗体により、強力な防御力、再生能力を有する。暗殺者の場合は『混血鉄器』という強固な守りを持っている。これらと対峙する際……それぞれの隙を、穴となる部分を突く必要がある。また我ら処刑人には……死者の恨みの声を聞く力がある。強固な防御を破るには、そう言った者達の力を借りることだ」


 それが、処刑人の戦い方。相対した罪人の罪の数だけ自身を強化する特殊な術。


 罪人の周囲に溢れているが、『血痕の呪力抗体』に阻まれて、罪人に対しその怨嗟を届けることが出来ない被害者たち。その声を、彼ら彼女らの恨みを、罪人の体内に送り込んで内部から破壊する。そういう処刑人特有の戦闘法。この戦い方には、名前がある。エグゼは戦闘中、自身の扱う技の名をわざわざ口に出したりはしないが、その技にも名前はある。


 男はさらにエグゼに言った。


「……貴様は、真っ直ぐすぎるが故、相手を欺くことに慣れていない。虚を突くことに慣れていない。だが、いずれ貴様の実力を遥かに超える罪人と出会った際……貴様を救うのが、虚実だ」


「……ああ、分かっている」


 頭の中に思い返す師の声に、思わずエグゼは返答する。


「ん?独り言っすか?」


 ペンタチが不思議そうに尋ねる。エグゼは何も答えず、切っ先をペンタチへと向けて、一直線に向かって行った。


「読んだ!そのスタイルも終わりっす!」


 そう言って、真っ直ぐに突っ込んでくエグゼの刃を、ペンタチは槍で受けた。


 唐突に、エグゼは剣を手離した。剣に意識を取られていたペンタチの反応に遅れが生じる。離した剣が地に落ちるまでの刹那の数瞬に、エグゼの体は敵の間合いに入り込み、弓のように引いた右腕を体の捻りと共に突き出して、掌底を、胴体に勢いよく叩き込んだ。


 エグゼは戦闘中、自身の扱う技の名をわざわざ口に出したりはしないが、その技にも名前はある。処刑人が、罪人を確実に処刑するためにその抵抗を封じる制圧法。その中でも、掌底に被害者たちの呪いを込めて、罪人の体内へと叩きつけるこの技の名は。


『処刑用制圧闘法・カルマ


 直後、ペンタチの口から血が噴き出した。


 小さく咳き込みつつ、即座に距離を取ったエグゼに向けて、ペンタチは笑う。


「……なるほど……やられたっす。剣を使った色々な戦い方を見せてきたのは、俺の予測を鈍らせる布石だったんすね。剣を使ってるのだから剣で決めてくるだろうという観念に図らずも縛られてしまった……だからこそ、その剣を囮に、本命の一撃を撃ち込んだと……」


 エグゼはフンと鼻を鳴らして、呟くように答えた。


「……結局貴様には、未来など視えていなかったということだ」 


 そのような言葉に対し、軽くよろけつつも楽しそうに笑いながら、ペンタチは焚きつけるように言う。


「でも、でも……そのやり方も、記憶したっす。もう俺には効かない……!さあ、次はどんな手を見せてくれるんすか?さあ……」


 言い終わる前に、ペンタチの体はその場に崩れ落ちた。全身から力が抜けて、地に倒れ込んでしまった。


「……あれ……?」


「出血多量。もはや動けまい」


 地に伏せるペンタチに近づいて、見下ろしつつエグゼが言う。


「貴様ら傭兵の弱点の一つだ。受けた傷が即座に完治することから、ダメージを受けていないと錯覚する。さらに、貴様のような戦闘に快楽を見出すタイプは余計に自身の受けた傷を軽視しやすい。だが……失った血は、戻らない」


 背に持っていた大刀に手をかけ、その刃を包む布袋をほどく。その様子を遠目に見ていた憲兵が、隊長の顔を見て、信じがたいといった表情で尋ねた。


「……終わったんですか?……あの怪物のような男に……勝ったんですか?」


「どうやらそのようだ……あの少年はついに、倒したのだ。執念で」


 生唾を呑んで、隊長が答える。しばしの間無言でエグゼとペンタチを見ていた憲兵は、独り言のように呟く。


「……処刑人って、ただ殺すだけなんでしょうか」


「何?」


 隊長は部下の表情に目を向けた。その顔は憎しみと正義感に憑かれたように無表情であった。


「あの男……たくさんの人を殺したんですよ。戦場でだけならまだしも、それ以外の場所で、被害者の愛した者達も、何の罪もない人たちも、惨いやり方で殺したんだ。……我々の同志も殺された。そしてその罪を反省してすらいない。もっと、報いを受けさせるべきです。ただ殺すだけでは足りない……被害者が浮かばれません。もっと、もっと重い罰を……」


「その考え方は『正しい正義』ではない」


 静かに、だが諫めるような強い口調で、隊長は言った。


「我々憲兵は、誤解を恐れずに言えば『正義の味方』。この国の規律に順じこの国の治安を守る。そのための組織だ。であるがゆえに……知っていなければならない。『正義』という思想の恐ろしさを。人は正義のためならばどこまでも冷酷に、残虐になれるのだ」


 隊長の言葉を聞いた憲兵は、ハッとしたような表情になり、無意識に自身の口に触れた。隊長はさらに続ける。


「罪に対して、罪人に対して、激しく憤る心を持ち、それでも私怨は決して挟まない。そして罪人に対して必要以上の苦痛や罰を与えることは無い。あの少年の持つ正義を……私は支持する」


 ペンタチは全身に力を加えて立ち上がろうとするが、上体を起こすので精一杯。地に座り込んだ状態で苦しげに息をして、目の前に立つエグゼを見上げた。


 布袋を外し、鞘に収まる大刀が現れた。エグゼが、低い声でペンタチへ問う。


「何か言い残すことはあるか」


「言い残すこと……?おかしいな。それじゃあまるで、俺がこれから死ぬみたいじゃないっすか」


 軽く笑いながら、ペンタチは言う。その表情には恐れも反省も何も見られず、ただただ目の前で起こっている物事全てを楽しむような明るい表情があった。


 そんなペンタチを見下ろすエグゼの顔は、もはや怒ってはいなかった。憐れみとも違う、表現の難しい静かな表情で、ジッとペンタチを見ている。


「……貴様自身の罪を自覚する最後の機会だ。もう一度、己に問いかけろ」


「だからぁ、俺に罪なんて無いっすよ。……そりゃあ、俺は沢山人を殺した。一般的には、それを罪悪だっていう人が多いことも知ってるっす。……でも、俺自身はそんなの罪だって思わないっす。俺って実は、皆さんと何も変わらない、普通の生活を送って来たんすよ。で、これからも送っていくんすよ」


 エグゼや、周りにいる憲兵達に顔を向けて、自分の感覚を何とか理解してもらいたいというように、語る。周囲の憲兵達は顔を顰め、軽蔑と嫌悪の眼差しでペンタチを見ていた。それは、理解のできない狂人を見る目であった。


「俺って馬鹿だから……上手く説明できないんすよね」


 ペンタチは溜め息を吐いた。


「……じゃあ、聞きたいんすけど……親は、子を愛するものっすよね?父親が俺に対して向けた感情は、愛っすよね?じゃあ、父親が俺にしたことは罪っすか?俺が、父親にやったことも罪っすか?俺が、子供の頃に住んでた町の皆にやられたことは、罪っすか?俺が町民たちに返した行動は罪っすか?生きていくために、働く必要があるから、得意分野を活かした仕事をしてきたっす。働くことは罪っすか?戦場でやってきたことは罪っすか?これまで好きになった女の子たちが俺にしてきたことは罪っすか?俺が彼女たちにしてきたことは罪っすか?」


 問いかけても、問いかけても、誰も答えない。ペンタチはだんだん不満げな表情になって、なおも続ける。


「俺を産んで、俺の母親は死んだっす。俺はこの世に産まれ落ちることで、母親を殺した。それは罪っすか?……だとしたら……もしそうだとしたら……俺は、この世に産まれた事が罪っすか?違うっすよね?………………え?違うっすよね?」


 誰も何も答えない。ただの静寂が、無言が、ペンタチを包んでいた。


「ちょっと……やだなあ、無視しないでくださいよ。いや、ほら、だって、だって、もし……『もし』っすよ?万が一、それが罪だとしたら、俺は……なんか、どうしようもないじゃないっすか。俺の人生、罪だらけじゃないっすか。産まれたその瞬間から、俺は悪人にしかなれなかったってことになるんじゃないっすか。それは……それは、なんかヤバくないっすか」


 冗談めかせて笑いながらも、どこか必死な声色で、周囲に投げかける。


「俺の仲間たちは、皆いい奴っすよ。悪人なんかじゃないっす。でも、皆人殺しっすよ。どうなんすか。俺達の罪って、何なんすか?俺達は、悪人じゃないっす。そうでしょ?」


「貴様らは、罪人だ」


 はっきりと、エグゼは告げた。軽く放心したようにその顔を見上げていたペンタチは、やがて顔を顰めてエグゼへ噛みつくように言う。


「……君みたいな、正義の味方気取りが大っ嫌いなんす。自分の中の基準が絶対だと思っていて、それを俺達に押し付けて来る。俺は、君みたいな正義の味方を、ぶっ殺してやりたいっす。そして証明してやるんす。絶対の正義とかいうもの、無いってこと」


 エグゼはしばし何も言わず、ペンタチを見ていた。無言のにらみ合いが続き、やがてエグゼは口を開いた。


「絶対の正義とは、苦しみの涙を流させた者に、怒る気持ち。しかし怒りの拳の事ではない。そう言う言葉を聞いたことがある。……俺の主義とは異なるがな」


 深く息を吐いて、エグゼは続けた。


「理解できないのならば、仕方が無い。貴様はそういうタイプの罪人であったというだけのこと。だが……これは想像力の問題だが……ほんの少しでも良い。想像してみろ。虚偽でも良い。一回、貴様のこれまでの行為が『罪』であったと想像してみろ。そういうフィルターで、自分自身を見てみろ」


「……何なんすか」


 若干面倒くさそうに小声で文句を言いつつも、ペンタチは眼を閉じて自身の心に意識を集中する。


「父親が、俺を殺そうとしてきた、それが罪として、だから俺は父親を殺したのも罪。町の人達に疎まれて迫害されたのが罪で、そいつら全部ぶっ殺したのも罪。一時期やってた殺し屋業も罪で、戦場でたくさんの人間を殺してきたのも罪。愛する人の敵と知って俺を殺しに来た女の子たちも、その皆を返り討ちにしたのも、罪?……俺が産まれて、母親が死んだ。俺が産まれたのは、罪」


 眉間の辺りに、不思議な熱がこもる。気が付いた時、ペンタチの眼からは涙が溢れ落ちていた。


「ああ……でも、そうっすね。別に罪でも何でもないっすけど……一度でいいから、お母さんに会ってみたかったかな……きっと頭を撫でてくれたと思うんす。俺って、愛想良くて良い子だし、昔は頭も良かったっすから。でも、会えなかった。俺が殺しちゃったから。お母さんが生きてたら、お父さんも俺を愛してくれたはずなんす。俺を抱っこして、肩車して、遊びに連れて行ってくれたり…………いやあ、しかしなんで俺、母さん殺しちゃったかな」


 ペンタチの流す涙は量を増していく。


「お母さんが生きてたら、お父さんに愛されていたら、俺は町の皆から疎まれることも無かった。俺って社交的だから、友達もたくさんできたと思うんす。もしかしたら、今以上にモテたかもしれない。いろんな女の子たちと恋をして、やがて、一人、心の底から俺が愛せる人に出会えて、もしかしたら、家族になれて……可愛い子供ができたりなんかして……なんて、言ってても意味無いんすけど」


 止まらない涙を拭いながら、口元には明るい笑顔を湛えて、困惑するような、自分自身を茶化すような口調で、呟く。


「こんなこと言ってたら……なんだかまるで、これじゃあまるで、俺、普通の人になってみたかったみたいだ。でも、普通の俺じゃ、隊長や……クレバインや皆にも会うことは無かった。それもそれで、寂しいっすよね」


 やがて全ての涙を拭き終えると、赤く腫れた目でエグゼを一瞥し、周囲の憲兵達にも目を向けた。


「やっぱ、俺は罪人ではないっすよ。俺は、俺っす」


「そうか」


 エグゼが処刑刃『ルイゼット』の鞘に手をかける。


「……俺が貴様に罪を自覚するよう促すのは、貴様の心をいたぶるためではない。罪を自覚することにより、処刑はより意味を増す。……我々『処刑人』は崇陽教会の一派閥から分離した組織だが、元はと言えば、一人の罪人が罪の意識に耐えられず自身を裁いてほしいと教会へ懺悔しに来たところから始まった。本来、我ら処刑人は……罪人を裁くことで、被害者とその遺族のみならず、罪を自覚した罪人をも救済することを目的としている」


「『救済』ねえ……余計なお世話も甚だしいっす」


 ペンタチは吐き捨てるように嗤う。


「俺にとっての『救済』は、命を削る戦いの中でのみ得られる興奮、高揚。歓喜。君との戦いは、それを俺にくれた。ある意味……俺は、救われてるってことっすかね。だからその余韻が薄れる前に、さっさとやっちゃってくださいよ。ごちゃごちゃ長ったらしい御託は良いっすから。……どうやら、俺は今、立ち上がることもできない。君の一撃をかわすこともできないかな。なるほど、本当に死ぬんすね。俺の幕引きが、強者との戦闘の末であったのなら何も悔いはない。……ただ……第十三番部隊の皆にもう会えないのはちょっと悲しい気もするっすね。だから……俺は、君を恨むっす」


 言いながら、ペンタチは力の入らない腕をゆらりと動かし、すぐそばに転がる自身の愛槍を指した。


「……もう握る力すら無いっすけど……これは、俺の相棒『幽鬼松明』っす。……君は、処刑してきた『罪人』の呪いを全て背負う覚悟なんすよね?……だったら……このメタナイフが、俺から君への呪いっす。まさか、断りはしないっすよね?」


 エグゼは何も言わずに、無言で黒槍『幽鬼松明』を拾い上げると、それを鞘に納める。長い槍は液状金属として鞘の中に納まり、脇差大の大きさになった。それを懐に納めるのを見て、ペンタチは笑った。


 エグゼがおもむろに口を開く。


「罪を憎むことあれど、人を憎むことなかれ、という考え方がある。罪と人を同一に考えるなということだ。だが、俺はそうは思わない。罪とは人が産むものであり、人と密接に絡み合っている。人無くして罪は無い。罪と人を切り離して考えるなどありえない。……だが、人は罪を産むが、罪が人を産むということもまたありえないと、俺は考える」


 よく分からないと言いたげな訝し気な顔で見るペンタチに向けて、エグゼははっきりと告げた。


「貴様は、数多の罪を犯してきた大罪人だ。……だが、貴様の母親を殺したのは貴様ではない。それは、貴様の罪ではない」


「……なんすかそれ」


 鞘が引き抜かれ、白銀色の刃が姿を現した。エグゼの「執行」の言葉と共に、赤い血が散った。


 飛んだ首は、その目に涙を湛えていた。





 幼い頃に、本で読んだ正義の味方に憧れた。正義の味方に『なること』に憧れたわけでは無い。正義の味方に『出会うこと』に憧れた。そして、戦うことに憧れた。戦って退治されることに憧れた。だって自分は、生まれながらの悪なのだから。お母さんを殺した仇なのだから。

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