第53話 ミルフィーナ秘話

 世の中は、上手くいかない事の方が、多い 異世界に来てから特によくそれを感じる


 俺は、お気楽に不自由なく行きたかっただけなのに、どうしてこうなるんだろうか??



 お一人お気楽に行きたかったのに、いつの間にか嫁さんが増えている(つД`)ノ



 ハーレムなど望んでなかったけどどうしてこうなったんだ 快適さを求めていただけである


「快適さを求めてるのは、貴方だけでは、無いんですよ」


 妻である ミルフィーナは、優しく抱きつきその胸に サイガを抱きしめる


 元々は、彼女の役目は、自爆により全てを終わらせる終焉を起こす役目であり 最初の忠誠度などは、オーギンの女神により意図的に引き上げられた偽りの忠誠であり


 サイガと勇者を巻き込み両者を道連れに自爆が、彼女にオーギンの女神から与えられた使命であり ミルフィーナには必ずやり遂げなけれならぬ使命を背をわされていたのである



 神々も一枚岩でなく全ての破滅を望む 召喚の女神と一部の人でも生き残りやり直させそうとするオーギンの女神のような者もいてその為に生まれたのが、ミルフィーナで有り本来ならもうすでに自爆して全て終えたいるの筈なのに生きてる事から解放されて嬉しいミルフィーナなのである


 最悪のシナリオを回避して 一日も早い子供の誕生まで周りに望まれてるいる幸せを加味し見てるのだから嬉しくてサイガを抱きしめてるのである 


 ミルフィーナの祖母は、自分の孫にそのような役目を負わせる気は、なくサイガの暗殺を試みたのである サイガの記憶が、途切れてるのは、その為である 祖父は、ミルフィーナに役目を果たさせるつもりであったので急いで治療をさせた


 サイガの記憶が無いところでこのような事件の攻防が、行われていたのである


 祖母にしたら可愛い孫に何やらすんじゃい 自分の連合いにお前が代わりにやらんかいと怒り心頭であった 神の使命より孫の方が、大事である

そんなもの年寄りの役目若いもんにやらすじゃないと言う豪傑なのである

 

 ミルフィーナは、回復魔法でサイガの治療をして役目を果たすつもりの揺るぎない覚悟には勝てず 渋々鉾を収めたのである


 それにサイガの服をメイド達に脱がせてみて 見かけと違い見窄らしい服の下には、貴族でも来てないような下着を装着してる事に気がついたのである

 この男いつでも死ぬ男の覚悟あるのね 


 この世界 死んだら身包み剥がされて 下着一枚残されて放置されるんで綺麗な下着だけつけておくのが、粋な男の生き方であり 新品の下着つけていたんで祖母に好印象を与えたのである


 もちろん中身も確認されて 見かけによらずよく使い込まれた巨大砲塔も確認されており 夜の方は、大丈夫そうだし 孫を任せてみるかと考えを改めたのである


「いいもの持ってんじゃない 爺さんより」


親指立ててこちも合格もらう出逢ったサイガの意識のない所での出来事である


 違う意味で新品の下着をつけていたのが、勘違いを受けて好印象を与えたのである



 任せてみてすぐに孫のみルフィーナに変化が、現れて始めたのである


 女の顔をするようになり始めたのだ偽りではなく本当の笑顔を見せるようになり始めたのであり祖母としては、孫の変わりようが、嬉しく父親が嫉妬もあったりもあった


 ミルフィーナにしてみたら 神から与えられた使命を果たす為に 近づくつもりで相手から選ばれて使命を果たすつもりで逃がさないようにしていたサイガである


 優しく 接してくれた上に 何より今まで邪魔で重くてメイスを振り増せば暴れてかなり激痛が、走る事でいらないと思った余分な胸部装甲を抑えていたら相談に乗ってくれてたりして解決した


 スーポツブラなるもの製作してくれたり 指圧で肩こりから解放してくれたり 心を徐々に冬期ほぐされていったのである

 気がつけば 依存するようになり始めており


 いつの間にかサイガに引かれてるのである いつも気を使い大事にしてくれるしそばに手くれるし 美味しいものや 髪やお肌隅々まで気を使い 身も心も作り変えられしまっていたのである


 サイガと行動が楽しくなり神から与えられた使命の自爆の決心も鈍り始め生きたいと思うようになり悩み始めたのである この人は、巻き込んでいいいのか?


 お付きのメイドのキャンデイもサイガに忠誠まで誓い生きてるのを見ていきたいと感じるようになり


 生きる事に模索しだしたのである


「生きていたい 使命なんてやりたくない」


 なんて思い出すと夢枕にオーギンが、現れはじめ色々と奉納しろとの要求が、入り始めたのである


 要求の奉納し始めると何やら自分達の周りの動きが、自分たちの良いように動き始めて気がついたら使命から開放されており 


 それとは、逆に反対に自分のお願いが、奉納すると叶えられる逆転現象まで起こり始めたのである


 旦那様のおかげで生きる楽しさと使命から解放された 喜びもありサイガに甘いミルフィーナである


 「自分が一番なら いくら側室やお妾さんいても大丈夫ですお任せください 

 その代わりに自分の管理外で遊んだらダメですよ そこは許しませんので悪しからず 


 ダークエルフさんも加わり次は、ケモ耳さんですかね 旦那様の為に側室は増やしてあげきちんと管理は、私がしますので お任せくださいね


 私が一番なら いくら連れてきても構いませんから旦那様 お外であそびはダメですよ 後私より身分も上もだけですよ ウイローナとかアンーミツは、私の下についたので認めたんですからね 


 下でお願いしますね 下手に来るならまた オーギン様にお願いし追い払いしますけどね」


 少し?病んでる序列一位の奥さんのおはないです そもそもマトモな人はいないんで全員どこか壊れてる人ばかりですから  壊れた精神の持ち主しかいませんので悪しからず





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