第42話 差し出された元王女
新しい拠点にするべき ヒミコ及び機動兵器型魔導ゴーレムなどのテストを繰り返して調整しながら物資の積み込みなどをして どこへ行くか情報を集めていた俺にミルフィーナ初め公爵令嬢達から
「一度長旅に出る前に実家の方に挨拶しておきたいですわ」
「私達も出来れば挨拶してから出たい」
「私は、どうでもいいけど二人が行くんなら付き合うかな」
公爵令嬢達三人は、旅に出る前に一度 実家の方に挨拶してから出たいようだ まあジェット旅客機並みの亜音速巡航速度が、出せるし 2時間もかからず帰れるので手間でも無いので送って行く事にしたよ
三人とも長く付き合わせて家族とも長い時間離していたしね
心の中でゴメンと謝るしかできないくらい長期連れ回していたしね
「了解 向こうでゆっくりして来ても良いんだよ」
連れ回して色々迷惑をかけてるしね 嫁入り前の若い娘さん達なんで家族と久しぶりに団欒を過ごしてきてほしいよ
のでのんびり里帰りを三人して貰っても大丈夫そうだしね
女子高生の三人もいるし 戦闘用魔導ゴーレムもいるんで戦力は足りてる現状なのでいつまでも連れ回すのもなんだしね お別れの時期かもしれない
親元にお返ししてもとか ふと考えてしまうよ 俺の都合で連れ回すのは良くないしね
「『『すぐに終わりますから 置いてかないで下さい』』』
帰る気は、無いようだ まあ帰られても寂しいと思う位は、一緒に過ごしたしねいてくれるなら居てくれてたら嬉しいと思う位は、馴染んでる三人だしね
そばにいて欲しい位には、色々と思える位は、思えるようになってるよ
「帰って来なくても大丈夫ですから」
「向こうでいい人見つけてね」
「帰る所が、無い私達と違うんだから」
女子高生達は、公爵令嬢達にえらく冷たい感じがさうるんだけど? 俺的には、火力がさがるしいないと寂しくも感じるから煽らないで欲しい 君達も俺にとって大事な仲間なんだしね
「どうしても帰りたいなら諦めるけどいなくなる寂しく思うよ」
「見張は、きちんとしますので安心してお出かけください若奥様 虫などよりつかませんので」
「第二婦人のウイローナ様のお役目中このドロップにお任せください 側室どもの好きにはさせません」
「第三婦人のアンーミツ様もこのグミールに任せてください 同じく側室どもには好きさせませんので」
三人のお付きのメイドは、帰らないみたいである
「「「任せましたのでよろしく」」」
「「「はっ」」」
其々のお付きのメイド達が、帰らなくても良いのかと思う俺だけど お付きのメイドさん達がいてくれてると火力不足にならずに済むんで助かるんで助かります
いいの俺のそばにいても?思うけどね
俺の火力が、他のメンバーより著しく低くなり トドメ役に固定されて後方待機だしねこの所活躍の場所は、無くなり魔物相手には、後方で守られてる感じなんで男としては、辛いんだよね
スキル貸し出してるだけで魔物と戦う時は、ほんと影が、薄いし俺本当足手纏いでごめんと思ってるんだよね現状なんだよ
せめて留守の間にレベル上げて火力を上げたいと考えてる俺である
海の魔物は、かなり強いという情報もあるので赤いツノ付きに搭乗して火力不足を補う予定だ 強がりたいよ年下の女の子より弱い情けないのは辛いです (T . T)本音です
若い胸部装甲の豊かな女の子の前では、強がりたいお年頃の俺なんだよ
その頃サイガに知れたら ヒミコの主砲を撃ち込み壊滅させそうな事を宣う旧主力派館である
第三王女なんて送り込もうとしたら
それこそチリも残さず消そうとするだろう事を読めずにいるのだ 好みの胸部装甲の豊かな相手以外目に入らぬサイガに送り込んだりしたら全兵力を総動員してしまい消滅させるだろう 好みのはっきりしてるサイガに喧嘩売る事も知らず決めようとしてるのだ
「皆の為なら 喜んでこの身を捧げましょう」
内心ここにいても 終わりだし向こうに行けばマシな生活できるかしら ここよりマシになるならとか考えてる第三王女 出て行く気満々である
自分の容姿の良さには自信があるのでサイガに気に入られて寵愛をもらえる自信があるので自分だけ助かる気でいるのだ
第三王女より綺麗な サブマス 家政婦悪魔 エルフの裏若き乙女すら 胸部装甲がない故に相手にしなかった
賢者より少し綺麗なだけでやれる自信を持つ愚か者で救いようのない女が、第三王女の本当の姿である
「全く困った 奴らですね 」
救いようの無い 相手の様子を見て呆れる イケメン教育担当指導員である
旧主力派の指導担当に今は任命されており 影の物に探らせた報告を聞いて呆れ果ててるのだ
相手の事をよく調べてからやってくださいねと心底思うのである
「もう一人の異世界人にならいけるんですが」
彼に相談しますかと内心思いながら サイガの耳に届く前に処理するつもりでの手を打つことにしたのである
その後王女の姿は、旧王都から消えてしまいわからなくなるのである
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