魚介類を求めて

第38話 湖の調査

 新しい拠点で落ち着いているよ  誰も魔の森の秘境にひそんでるとは思わないだろう


 ばれた所でここまで来るのに何ヵ月もかかるのでその間にまた別の場所に行く予定だよ

 俺は、短距離転移を連続で使い移動する高速移動が可能なのと転移扉で毎日帰宅していて

キチンと規則正しい生活で万全な状態でいつも進んだからここまで来れたしね


真似して来れる奴は、そうそう居ない場所だよ、


 追いかけるにしても実力とかだけでなくて様々な物資も必要なんで用意に時間もかかるはずで当分は、安心だしたとえたどり着けたとしても 野外で何日も粘れる程優しい環境じゃないから拠点を構えたんだよ


色々と検証したい事もあるし 魔素の濃い場所で育てた米とか野菜は美味いしな成長も早いし収穫量も多いんだ


次は、キノコ辺りが、結果出せそうだし果物に関しても順調である 

魔物の家畜化には、まだ時間もかかりそうな感じかな


 ここらは、魔物のランクが、高い上に 王都の屋敷より強い結界を幾重にも張り巡らしてるし簡単には、見つからないようにしてるし 高性能な魔道ゴーレムの開発にも成功量産化して配備してあるんで戦力面でも竜相手でも対応出来る高性能なやつとか用意してる


 虫型偵察用魔導ゴーレムとか隠密スキルを持つ魔導ゴーレムを各所に配備 警戒及び情報収集もしてるんで落ち付いてるんだよ

嘔吐の情報は、ここにいてもある程度調べて知ってるしね今の所国内と国外につながる検問で俺を探してるようなんで落ち着いてお気楽にしてるよ


 お気楽に暮らす為の備えは抜かり無くやってるよ 


 湖の方は、今も水中活動に適した 魔導ゴーレム見た目は、最近の映画で話題の赤いツノ付きズ〇ックを隊長機にして平凡黄土色のツノなし4機つけて調査させてるよ


 いきなりメンバーで挑むような無謀な事はせず 代えの聞く魔導ゴーレムで調査してからだ琵琶湖より何倍も大きくて地形も複雑で深い場所などもあり水中の魔物の種類も多いんだけど今の所狙いのアイテムオーブ落とす魔物に遭遇出来てないんだよね


 まあそれでも ワカサギとかホンモロコとかドロップで見つけたしね これらを捕食するマスなんか期待してる シャケとマスは、呼ばれ方が違うだけで同種類だし落ちないかとね期待してるんだけどね


 調査の方は、魔道ゴーレムに任せて久しぶりにワカサギの天ぷらでも食べるかな ホンモロコって美味しいと聞くしこちらは、唐揚げに 南蛮漬けにしてみるかな


 久々に魚だよ どちらも単複で癖がない丸ごと食べられる小魚だけど魚だよ キンキンに冷やしたビールでいただくかなと思いながら衣つけてまず ワカサギから天ぷらにしていくよ


俺的には、冬場のワカサギを 釣り上げたその場所で揚げて食べるのが、一番美味いんだよな


 ホンモロコに関しては、関西では高級魚扱いであるので最近は各地で養殖されてるらしくいずれは、食べたといと思っていた魚である

 異世界にきて出会えるとはね 思いもしなかった食材である 油で揚げて器に盛り付けてると物陰から覗く視線を感じたよ


「これは試食だよ 美味しければ夕食で出すから」


 俺が何か試食用に検証で料理すると誰かに見つかり物陰から覗かれるんだよね 


 一応俺が食べて美味しいとか安全確認してから出すからと言っても全員餌付けしたみたいで嗅ぎつけた誰かに最近は見つかるんで共犯に引き込み口封じしなければならないんだよ


 下手にね一人で食べよう物なら全員分作らされて俺の食べる暇も無いんで最小限の被害に抑えるために共犯にして黙らせる必要が、あるんだよ


 今回は、シホとウイローナか シホは、よく見つかるけどウイローナは、珍しいな


「簡単ですよ シホをマークしとけば良いだけですから」


 俺の思考を読んで答えをくれた 球の回転の速い子であり状況判断に優れており司令塔向きだなこの子は、後衛だし距離を置いて冷静に判断全体とか見て判断に向くタイプだね


 塩とレモン 天汁  を渡して二人に食べさせてやる  俺が料理する物は、珍しくて美味しいものだと理解してるんで躊躇いなく頬張ると言うよりは 俺試食させてよだよ


 シホの場合は、ワカサギの天麩羅だと理解してるだろう 日本人だしね 


「ハフハフヒョへー」


「よく冷まして食え 揚げたてなんだから』


 冷たく冷やしたお茶を渡す 二十歳未満には、家ではお酒は出しません 日本の法律もあるけどまだ体の成長など阻害もあるんで飲ませませんよ 



「うう 下火傷したけど美味しい タマには魚も食べたかったよ」


「ふむふむ 肉とは、違い淡白な味ですね」


 シホのミスを見てある程度冷ましてから食べる ウイローナ要領のいい子だね


「故郷の味の一つだ まだまだあるんだけどな まだ見つからないものばかりだよ」


「ほんとほんとないものだらけだよ いつもまずい料理ばかり食わされてダンジョンに行かされて大変だったよ 』


 愚痴などを聞いてやるよ 雇い主だからね下の話も聞いてやらないとね 


 ホンモロコを唐揚げと軽く粉をまぶして揚げたものものを作るり 用意してある野菜を漬け込んだ甘酢に揚げたてのホンモロコの粉を軽く付けたものつける 


 唐揚げを皿に盛り付けてると 匂いに釣られてゾロゾロと現れるよ


「試食俺したかっただけなんだけど」


 いつの間にか全員揃うよ  気がつけば周り 若い女の子ばかりになったよ 男俺一人なんで時々下着なんか見つけて目のやり場に困るんだよね


 夜のお姉さん行きたいです 色々と生理的に限界が、近いんで湖の調査が、終われば進行方向決めてよその国の街に出て発散する予定だよ


 ヘタレのモブ故に 俺から襲う心配は、皆無だよ 

 未成年に手を出す程俺には度胸もないし相手の方が、はるかに強いんで返り討ちに合うだけだ毛なんで何もしてないからな 刺客なんて送るなよ 送らないでよ 送らないで下さい


 過激な派閥だしね 昔所属していた派閥異世界にでも送り込んでくるかもしれん


 現場だけ見たら 昔の俺なら例え異世界にでも魔王にでなく俺に暗殺者送る状態だしね


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る