第35話 ダンジョン管理サイド側の言い分
サイガ達が、王都から消えて消息不明になり 三公爵家と冒険者ギルドは、慌てて捜索手掛かりは、全く無しである
その行動を監視する 自宅警備員のデミゴッドと家政婦の悪魔 日本と違いネットの普及してないこの世界では、情報を集められる範囲は、狭く 自分達の上の破壊神のナワバリから出たら違う神のナワバリになりわからないので三公爵家を見張り手がかりを掴もうとするのだが三公爵も同様であり国外へ出ないように手を打つだけでそれ以上に何の手がかりも掴めていないのである
交渉相手が、サイガの好み出なかったのだが、デミゴッドには彼女しか手ごまがないしサイガが、意地でもダンジョンに入りたく無いのを知らないのである
「全くお手上げね 異世界に来てダンジョンが、近所にあるのに来ない相手の痕跡探すのは、難しいわよ」
サイガと消えたもの達も 同様一度サイガの眷属になると以前の情報は、リセットされて以前のマークが外されており追えないのである
一度でも王都のダンジョンに入れば 個別のデータを取り追えるのだが、サイガの迷宮嫌いもあり一度も迷宮に入ってないんでサイガの行方は、追えない状態であり 自分達の細かく目の届く範囲が、王都内部だけであり探しようが、ない状態である為に三公爵家をメインに監視してサイガ達の行方の手掛かりを得ようとしてるのである
そういう理由もあり更に引きこもりな自宅警備のデミゴッドでは、情報を得るのが難しい状態である
家政婦悪魔をもっと使おうとすると自分のお世話してくれる相手が、いなくなる怠惰な自宅警備員のデミゴッドなので行動と監視範囲は、狭い弱点が、サイガの行方を見失う結果になりわからなくなしてるのだ
自宅警備員でダンジョンマスターとしての二つの職に関しては、組み合わせて最強の職であるが、外に出たら全ての力を失うリスクも存在する
内弁慶な職である為に家政婦の悪魔を使いダンジョンに来て欲しくてダンジョン内で交渉したかっただけである
自宅警備員のデミゴッドに敵対の意思はなく 交渉取引したかっただけなのであるだが、交渉に使う家政婦の悪魔の魅了すら打ち破れる程の精神力の持ち主だった(筋金入りの胸部装甲の豊かなもの好き)とは、全くの計算外である
「全く 主人が、直に行けば問題は、なかったんですよ 全くこの干物〇で自宅警備員の引き籠りの主人がね』
家政婦の悪魔は、ヨレヨレのジャージの上下 前髪垂れて顔も見えないただ性別だけ女性らしきことのわかる ダブダブのジャージからでもわかる胸部装甲豊かな 自宅警備員のデミゴッドに呆れながらも苦言を呈した
「こんな姿で出られるわけないでしょう それに私は、自宅警備員 ダンジョンから出たら無力なのよ 契約悪魔の貴方がここまで使えないとは」
「お世話やめていいですか? 契約破棄してくれたら結構ですので」
「ごめん 辞めるなんて言わないで」
力を得るために異世界に来たかったのもあるが、この自宅警備員のデミゴッド サイガの事を良く知ってるサイガの方は、全くと言って良いほど知らない相手であり
ほとんど接点の無い相手であると言っておこう 自宅警備員のデミゴッドが、サイガの事をよく知る相手だと覚えてくれてたら良いくらいなサイガにとって見ず知らずに近い相手だと覚えてくれたらいい相手である
サイガを突き飛ばして召喚陣に再突入させた犯人は、自宅警備員のデミゴッドであり 今のサイガにとって最も恨みの強い相手であると言っておこう そのことについては、自宅警備員のデミゴッドにも自覚もあるんで余計にダンジョンから出たくないのである
異世界に来てダンジョンに入らないとは、サイガの行動は、予想外すぎてダンジョンで待ち構えていた自宅警備員のデミゴッドは、来ないなら来させようとしたが、逃げられて隠れられてしまい困ってるのである
彼の作る 女性下着とか服装 甘み その他諸々と取引したかったのは、本当のことで謝りた買った事も本当であるけれど ダンジョン出たらただの人になる自宅警備員のデミゴッドは、ダンジョンから出られないんで会いに行けないのである
出て力を失えば 生きていく自信も全くないのだ 寧ろ出たら終わりだと言う自覚もあるんで出ないのである ダンジョン内なら例え殺されても無かったことにできるし無敵な存在が、自宅警備員の特徴とダンジョンマスター二つの職が、混じり合い出来たユニークスキルであり
ダンジョン無いなら神相手にでも殺されても無かった箏に出来るので絶対ダンジョンから出たくない理由であり 絶賛引きこもりの理由である
今ダンジョン内には、勇者が、ダンジョン攻略という名義のダンジョン幽閉にしょせられてダンジョン内を徘徊しており 危なくてダンジョンマスターの部屋から出たくもない出れない状況である
現在の勇者は、女と見れば見境もなく襲いかかり暴行 手下の剣士と商人が、その隙に冒険者の物資を奪ったり勇者と一緒に女性に乱暴していたりの犯罪も引き起こしており冒険者ギルドでも手を灼くほどに戦闘力高く手を焼いてる存在である
その為 現在ダンジョンは、立ち入り禁止になっておりダンジョンに人が、入らなければ 人から出る生命エネルギーを吸収してそのエネルギーで様々なダンジョンシステムの維持管理をしてるのだが、ダンジョンに人が、入らなければ維持管理のコストが、払えなくなるとダンジョン崩壊及びスタンピートの危機すら犯しかねない事もありうり 今の所過去から引き継ぎの蓄えもあり当分心配は、ないのであるけれど
「外で扱いに困るからと言ってダンジョンに幽閉しないでよ こちらでもお取り扱いに困るのよ」
勇者は、行くところに厄災と 凶運を 振りまきダンジョンの維持管理に必要な蓄えをどんどん消費しており日増しに消費量が、増えていてお荷物とかしてるのである
ダンジョン管理に必要な 生命エネルギーを得るために 一度は、制御しようと家政婦悪魔の魅了で従えたのだが、半ばダンジョンの魔物とかして制御も外れてより手のつけられぬ存在になり変わり 前以上に好き勝手してる状態に拍車が、かかり出してるのだ
ダンジョン側でも現在 いらない子に成り果ててる状態であるのである
「魔物としては、破格の強さは、あるんですけどね」
「制御できなければ 百害あって一利なしよ どうにかしないと大変よ」
人との共存を考えてる適度に稼いで適度に返す感じで 寄生して引きこもりたい自宅警備員のデミゴッドにしてみたら頭の痛い奴らが、現在の半ば魔物化した湯者たちである
自堕落に引き篭もり 暮らしたいのが、自宅警備員のデミゴッドの希望であり サイガを取り込んで快適さも構築したいと考えていたのに和解交渉は、決裂した
再度の交渉を望むの サイガの行方は掴めず 三公爵などは、サイガが、消えた理由をこちらにあるのでは、無いかと疑いの目を向けてるようだ
「違わないんだけど こちらも争う気は無いのよね」
運のない自宅警備員のデミゴッドの現状ですね
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