第16話 メイドのお役目

 私 ミルフィーナお嬢様の専属メイドに突然抜擢されて??だったんですけどいつなの間にか そこから更にミルフィーナお嬢様 いえ若奥様の旦那様の妾に出世した感じになってますね

 昔の職場のメイドから羨ましがられる程に大事にされてますし食事なんかも一緒に同じもの食べてると言うと元同僚のメイプルちゃんからヘッドロックに見せかけての首を絞められて決められて以前お仕着せだと命の危ない所でしたが、流石にご主人様の私に下さったメイド服にかけられたエンチャントの防御力でなんともなかったですよ


 まじ あの子私に取って代わろうと決めてきたわね 以前の同じ見習い時代とは、違うのよ


 そのまま持ち上げて後ろにホールド式バックドロップで投げて決めて軽く逆転しましたけどね


「ちっ 前なら楽にやれたのにそのメイド服ずるくない私もきて一人前と言われたいわ」


「ご主人の愛に守られてますので以前のようにやられませんよ」


 涙目で悔しがるメイプルちゃんメイドは、表向きの顔で公爵家の影の勤めをしている 冥土部隊の私達なのでメイプルちゃんは、その中でも推しキセノン科では、一番 腕が立ち強いんで同じお仕着せの時は、全然勝てなかったんですがご主人様の愛に守られた私は、加護をもらい以前より強くなりスキルも多く持ち強くなってるんで実力が、逆転していますから負けませんよ


 愛されてますので強い私です 冥土部隊エリートに与えれる メイド服を着た私は、ご主人様に選ばれた一人前なのです 


 *サイガ当人そんな事知らずに作り渡してますけど公爵家のメイドは、自分にメイド服を授けた異性には、命をかけて使えるように教育されてます


「それにレベルもかなり上がりましたしね スキルも増えてますし魔の森のかなり奥深くも余裕ですよ」


「スキルオーブ高いのにいいな 私もそっち行きたい」



 本来なら昔の実力なら私よりメイプルちゃんが、ミルフィーナ若奥様専属でお付きになる確率が、たかかったんですが、とある肉体的特徴で落とされて私が、選ばれたんです


 胸が、私の方が、大きくてそれに比べて壊滅的にメイプルちゃん小さくて選考から外れたんです自慢では、無いですけど同期では、一番の胸囲ですしね( ̄▽ ̄)

 ご主人様ただでも公爵家から追加で令嬢のお話を年齢とそこでお断りになられてますくらいお胸の大きい女性を好みますから


 ミルフィーナ若奥様よりお年が上の未婚で婚約者もいない一つ上のとても綺麗なマカーロン様には、一再見向きもしないですしお好みの女性が、はっきりしていたんで私が、ミルフィーナ若奥様の専属メイドに選ばれました


 ご主人様が、国外に目を向けないようにといざとなれば押し倒してこの体を使い押し留めよというご許可もいただいてますし隙あらば 男女の中にを狙ってますし許可も得てますから若奥様からも公認ですのでチャンス狙ってるんですよ


「あるからって選ばれて悔しいわ」


 大事にしてくれるのは、わかってますし 今でも十分大事されてますし


「「「キャンデイお姉様」」」


 今度部下になる三人のメイドの予備軍のお仕着せを来た モナーカ ゼーリス プリンの三人の用意もできたようですね 


 今ご主人様には悪い虫が、まとわりつきそうですから虫除けに戦力増強で選ばれた新しいメイド達です ご主人様と同じ世界から来た ハエの方は、公爵様は、取り込む予定の指示を受けてますが、同じ派閥の貴族や商人などから悪い虫が送り込まれそうなんで私一人では、手が足りなくなり新たに戦力増強で選ばれた三人です


 ご主人様は、一定方向にのみ隙が、ありそこを突かれると脆いんでダメですから周りがきをつけないと大変なんです 女性には隙だらけですから 守る方も大変なんですよ


 隙を見てこの三人も働き次第では、お情けをもらえるように配慮しなくてはいけないですね


 私も欲しいけどまだですけどそういう配慮もしなくてはならない立場になり辛いですわ



「やあ キャンデイ ちょうど良かったよ この子らも連れて帰って」


 王城で異世界召喚者の指導員をしていられる ゲイツ子爵様です 公爵様の子飼いの一人でご主人様の隠された力をいち早く見抜いた慧眼の持ち主です

 その後ろには、最近ご主人様の周りに集っていた ハエの四人も一緒ですね


「先代の王妃様の鶴に一声でこの子たちの追放と管理の委託も受けたんで宜しく この子達も連れて行ってよ」



「構いませんが、覚悟は、ありますか 散々まとわりついて来てご主人様に煙たがられていたので覚悟なければ与れませんわご主人様と同郷でも!」


 ミルフィーナ若奥様とご主人様との仲睦まじくしてる時にもよく現れてつけまわされていましたし良い迷惑を被った ハエ達ですから強めに言わないといけません

 先代王妃さまには、個人財産の補償とかで手を打ち口利きさせたのでしょう 主力派も頭が上がらない人も多くいて連れ出せたようですね

 


 いくら上級職を授かってる 御主人様と同じ異世界人でもここで上下関係を決めておかないと後々面倒ですしね


 野放しにしたら危ない連中でも覚悟なし入りませんし


「その点は、大丈夫だし制約魔法できちんと契約してあるよ」


「それなら一応ですが、信じましょうか最終確認しますね」


 とにかくこの世界の人と違う倫理観を持ち危ない力を持つ危険な人達が、異世界人ですからご主人様のような人は、珍しく貴重な異性怪人だと公爵様やルミーナエル様(サブマスの事)から散々過去の異世界人のやらかしを聞かされており 迂闊に信用しないようにしてます


「「「「守りますし あのおじ様にどうされても文句もいいもせん」」」」


「ももう王城いや ダンジョンだとお風呂に入れないし 固くてすっぱいパンと塩辛くて変な匂いの干し肉とか臭くて飲めない皮の水筒のお酒なんてもう嫌 夜はまともに寝れないしそこらが改善されるなら後普段も今よりマシなら・・・・もう嫌なの耐えられない」



 忍者職の娘は、捲し立てる


「毎晩探索しててもお風呂に入れますし夜も見張もなく寝れますよ 私のように気に入られたら素晴らしい装備とかこのように扱ってくれますよ」


 だって野営はしてませんし毎日帰ってきて屋敷で寝てますし休息さえも殆ど屋敷でしてるんで大丈夫ですしパンは白パンですし麺類やご飯好き選んで食べれますし普通の冒険者と全く違う条件で探索してますし 普段も大丈夫なんで忍者の要望は、叶うでしょう


「私は、毎日一食だけでもいいから和食が、食べたいんだ それだけだ」


 剣聖は、それだけです


「そこらも大丈夫ですよ ご主人様に言わせると海産物がないんでまだ未完成だとか言っておりましたが、満足いただけるかと」


 ご主人様の食への執着はすごいですしね 海産物と言われてますが、どの様なものかわかりませんが、そのうちどうにかするでしょうから大丈夫そうですね剣聖も 


「私はせめて 貴方ぐらいのレベルの化粧品や洋服など欲しいだけ」


 「これくらいは、当屋敷では普通ですから大丈夫ですよ」


 強敵ね特に胸が、この子が一番マークする対象ね 流石聖女同棲の私でも見惚れるものをお持ちですわ よう注意人物ですね



「特にないわ 普通に扱ってくれたらいいわ」



「難しいかもです 努力じゃなく諦めてください!」


 賢者には、厳しいかもだってお胸が、あまりにも寂しいので無理かも保証できない事は、言えませんあの 人間離れした高貴で神秘的ハイエルフのルミーナエル様相手でもテイエルフとか平気で言えるお方ですから 賢者の要望だけは、無理かも 無理ね  絶対無理・・・・・・この子だけいらないから王城に返すか・・・・そうだ


「賢者様だけ ルミーナエル様に預かりでよろしくお願いします後の方は、お引き受けます」


 私の出した答えである 連れて帰ってもね・・・・・・流石に可哀想だしね 賢者様だけは、受け入れ無いの分かりきってるんでお断りしました


 ご主人様に不快な思いはさせないのが、できるメイドなのですよ 







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