第10話 突然の別れ 俺の一番大事なスキル ありがとう

 なんでこうなったの? 奥へじゃなく豪華な馬車に乗せられて移送されてますよ


 王城に出戻り それは無いはず 魔法制約で契約してるし連れ戻されるのは何らかの犯罪で処刑される以外無理なはずなんだけどな?


 表立って連れ戻すのは無理 ライセンスカード返してくれたけど犯罪歴は無しなんで無理して処刑したら王族と言えども神の裁きが、落ちるはず


 万が一を考えて手数増やすか


【歓声】→【闇聖】  闇魔法の最上位スキル

【歓声】⇨【暗聖】  暗殺術の最上位スキル

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 あるだけのスキルオーブを使い作りに作りまくり用意していたんだけどこの時は、思わなかった【β3】が。永遠に使えると俺が、勘違いしていた事にそんなに都合良いことがいつまでも続くはずが、ない事に気が付かずいたよ

 途中反応が鈍くなり最後の方は、かなり時間もかかり始めたけどそれでも変換したんだ



 最後の切り札の一つに【拡声】を【核聖】を変化した時に 終わりを告げたのだ俺の自分勝手な思い込みは、終わり 【β3】変換機能は、停止してまったのである



 あまりにも膨大なスキルを作りすぎてしまいスキルが、壊れ【破損機能停止】やり過ぎたようだ考えも無しに調子に乗りスキルの限界を超えて作ったようだ


 呆然としたね  無限に作れると思っていたのは俺だけである

 バージョンアップしていたから育つと考えていた俺の考え無しの行動のツケである


 幸いに 変換したスキルは、使えるようで 壊れた後にスキルの統合と 能力の連結機能が、残り 後は、残されたスキルでやるしかないようだ  


 あるもので今後やりくりするしかない 足りない物は、工夫するしかないな 仕事でもこういうのは、よくある事さ気分を切り替えるしかない 調子に乗りすぎて弾けていた俺が、悪い落ち込むけど 仕事でもよくこう言うのは経験済み 落ち込んでいたらダメだと奮起するしかない


 いつもの事じゃないか 自分を叱咤するよ 


 今あるスキルでやりくり 日本にいた時には、これだけ恵まれずやっていたじゃないかと自信をはげますよ


 まさかの予想外の出来事だけど突然訪れるトラブルには、慣れたもんだよ 落ち着け落ち着くんだ俺と悪い方向に思考が、いきそうになるけど 考えたらすでにいくつものUR級のスキルを100以上製作手持ちにある 


 それすら超えた【勇者】【聖女】【聖者】があるじゃないか悪い方に向きそうな気持ちを奮い立たせる


 俺である 生きて行くには、どうにかなりそうなだけのスキルは、あるはず多いくらいだ思わないとやってられない気持ちだよ


 いつも今までの人生こんなことの連続で踏まれ慣れてるからな 


 あっけない特殊スキルとの別れだけど ありがとと言いたいよ【β3】無くなったスキルに別れを告げる感謝は、忘れない


 幸か不幸か 馬車は、王城ではなく 近いけど貴族街それも大きな屋敷に入る 

 嫌な予感しかしないけど やるしかないね いざとなれば 転移で街の外に逃げて逃亡するだけだよ


 暴れる気はないしね そんな事したら犯罪歴が、ついて相手の思う壺になりかねない状態だしな 幸いな事にライセンスカードは、戻されたし 逃亡資金はある


 転移して短距離転移で繰り返し逃げて 夜は、何処かで息を潜めようという感じで最悪の事態に備えての考えを纏める余裕さえ見えてきたよ


 大丈夫 いつもの俺だ下請け会社勤め なんでこういう突然トラブル 対応には慣れたもんさ強がりだけどね 


 執事に迎えられて奥へとうされた ショートソードは、預けたけど もうボロボロだしね大してなくても困らない 魔法もあるし 格闘戦もこなせるし逃げるだけなら忍者に盗賊もあるじゃないかだよと自分を奮い立たせる



「お館様 サイガ様をお連れしました」


「入れ」


鬼が出るか蛇が出るか いつyもの事だ こんな事はいつもの事 モブにはいつも理不尽な力が、働くもんさ  自分に言い聞かせてる 

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