第40話
6月10日、天気は晴れである。
僕は桐生さんと一緒に映画を見ている。
遊園地に行った際に、ラインで「映画館見に行こうよ」と桐生さんに誘われて、つい
いいよと言ってしまった。
僕は北条さんと付き合っていて、桐生さんには言っていない。
桐生さんと出会ったのは、集会のときでそっから、映画館に行ったり、家に誘ったりしていた。結構会っていて、僕は、北条さんに内緒で桐生さんに会っていることに罪悪感がわいた。
それでも、桐生さんと会っているのは何かと優しくて魅力なおっぱいを持っているからだ。北条さんも、優しいし、甘えさせてくれるが桐生さんはおっぱいがでかい。
僕は、非常に不純な動機で北条さんとデートをしている。僕はおっぱいが大きい人が好きだ。もちろん、小さくても不満はないけど、やっぱり大きい人に惹かれてしまう。
膝枕をしたときに、おっぱいが当たるという経験もしたい。
映画が始まった。恋愛ものの映画だ。
主人公の前田ゆかは、会社の上司を好きになって、仕事をしているうちにひかれるようになってしまう。上司はかっこよくて仕事もできて、優しいという3点セットだ。
上司の名前は、篠原という。
前田は篠原さんを食事に誘った。篠原さんは承諾して、せっかくだから同期も呼んでみたらどうだと言われて一人同期の男が増える。
前田はお店で待っていると、そこに上司の篠原さんと同期の倉木が店に入ってきて、席に座った。前田は、もともと上司が好きで誘ったのに、同期の倉木がきて、不満ではあったが、顔には出さず、上手く相槌を打ちながら3人で話をした。
飲み会はそれで終わり、
会社でよく、倉木と話すようになり、倉木とラインを交換して、飲みに誘われるようになり、付き合うことになった。上司のことが忘れられなかったが、付き合っている人がいるという噂を聞いて、諦めた、そして、倉木と結婚することになり、幸せになると言う話だった。
好きな人とは結ばれないこともあるけど、自分のことを好きでいてくれる人はいると教えてくれる話だなと思った。
映画館を出て、僕達はカフェに寄った。
「恋愛もので、キュンキュンした。」と桐生さんは言った。
「ねえ、倉木は最初からゆかのことが気になっていたんだね」と僕は言った。
「それぞれが違う思いっていうのも面白いね」
「なんか、上司を好きになるのも分かってしまう気がする、。」
僕達は互いに感想を述べ合った。
僕はタイミグを見計らって桐生さんに告白しようと思っている。
上手く成功するか分からないけど、勇気を持って告白した。
「桐生さん、一緒にいて楽しかったです、付き合ってください」と僕は言った。
桐生さんは少し戸惑った表情で驚いていた。
「え、うれしい、付き合いましょう」と桐生さん言った。
告白を成功した僕は嬉しさがこみあげてきた。巨乳で包容力ある桐生さんを彼女にしたぞと、おっぱい触れるかもと下品なことを考えていた。
「ねえ、私のどこが好き」と桐生さんは聞いてきた。
おっぱいが大きいところと言いたくなったが自重して
「優しくて、共感してくれるとこ」と僕は答えた。
「うれしい、またおうちデートとかしようね」
「うん、またデートしよう」と僕は言った。
それから、カフェを出て解散して家に帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます