第26話

。「僕は、特に旅行とか行かないから、特にそういう体験はしたことがないけど、僕はある本を読んで違う言語を話していても一年一緒にいたらそれは伝わるかもということ気づいたんだ。

その本の話は、あるロシア人が漂流して僕たちの国にやってきて、漁師のある家に住むことになったんだ。

その家は夫婦で住んでいて、ロシア人はその夫の漁師を手伝うことになった。

最初は言語が通じないから、指で指示をしながら作業を続けていたんだけど、1年たった時ぐらいからお互いが指示をすれば、何が言いたいかわかるようになった。

僕はその話を聞いて、人間は意外と意思疎通できるではないかなと思った。

だから、北条さんの話を聞いて、納得したよ。」と僕は言った。

「私たちが気づかないことが世の中にいっぱいあるんだね。」と北条さんは言った。

「北条さんが経験した何をしゃべっているか表情で察する能力って僕が言った意思疎通に通じるところがあると思うんだ、僕たちはどっか遠くにいかなくても、想像できればそのことを知ることができると思うんだ。もちろん、体験することの方が大事な場合もあるけどね」

「それで、話はまだ終わってないんだけど、私はハワイの旅行に行って3日目のときに海に行ったの。ビーチは柔らかい砂で、ヤシの木が均一に生えていて、それは私が行きたいなと想像した海とそっくりだった。

海は、波が激しくて泳ぐのは大変だった。

海の沖の方に行ってしまうともう戻ってこれないと思うぐらいに波は激しく高かったの。それで、私は海の浅瀬で泳いで、熱い日差しを受けながら、海を楽しんでいたの。日本の泳げる海だったら、こんな波が高い海を今まで見たことがなかったので、私はそれが魅力的に思えた。

もちろん、日本の海もいいところはあるけど、私はハワイの海に魅了された。どこかの国に行くってことは、私がまだ知らないものに出会えるんだとわかった。同じ海でも、国によって違うのは当たり前でしょ、私はその当たり前のことに気づいた。

だから、私のハワイ旅行の旅は気づきくことでいっぱいだった。

それから、外国人と私たちの容姿が違うってところも気付いたわ。

外国人は、鼻が高くて、目の色がそれぞれ違くて、身長がみんな高い。私たち日本人って、顔が平べったくて、髪の毛は黒色で身長はみんなそんなに高くないでしょ。10歳ぐらいの私は、その当たり前の違いに、気づいて。

私は、寒い地域に住んでいる人は肌が白く、熱い地域にすんでいる人は肌が黒いことを知っていたので、もしかしたらそういう原理なんじゃないかなって想像したの。たぶん、もっと違う理由があるのだろうけど、私にとってはその考えが正解だって思ったの。」と北条さんは言った。


「そういう経験ができたってことは、きっと将来役に立つのかもね」と僕は北条さんに言った。

「アメリカってハンバーガーが人気で、そのハンバーガーは大きいの。私はびっくりしたな」北条さんはリビングの時計を見ながら言った。


僕と北条さんはそれから、外に出て一緒に散歩することになった。僕の家から川に向かって歩いて行った。


「いつもの日常っていいね」と北条さんは僕に向かって言った。


僕は、歩いている間にカラスを見かけた。獲物を狙っている目立った。

そのカラスは、電線に止まっていて、食料を探しているようだった。

僕は、カラスを気にしながら、道を歩いて行った。

僕たちは川について、川を眺めていた。2人でいる時間はとても安らかな時間が漂っているように思えた。

しばらく、ゆっくりしてから「今日はここで帰る、また会おう」と北条さんは言った。帰っていった。

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