第14話
カレーにチーズを入れて食べた。食べ終わると口の中が乾いていた。水を飲んで、口の中をうるわした。
僕は、佐伯の家に行くことにした。こないだのゲームをしたいなと思い、佐伯とゲームをした。
「そういえば、通り魔捕まったんだって」と佐伯は言った。
「そうなんだ通り魔がすぐそこのスーパーにいたんだよ、僕たちヴァンパイアの目から見ても気付かなかったね」と僕は冗談を言った。
佐伯もスーパーによることがあるから、その通り魔を見たことがあるだろう。
「ヴァンパイアっていうのはそんな便利なものじゃないぜ」と佐伯は笑いながら言った。スーパーでポテトチップスを買ったので、それを食べながら、ゲームをした。
「なんだかんだいって日本は平和なものだね」と佐伯は言った。
「まあ、危険なことなんて、そんなに起こらないからね、もし最大の危機が来るとしたら、戦争だよ。」と僕は言った
「戦争は最大の悲劇だね、こないだ本を読んだんだけど、あれはひどかった」「そういえば、今度1週間後に集会やるらしいよ」と僕は言った。
「集会ね、ほかのヴァンパイアと話す機会にはもってこいの企画だね」
僕たちは、集会について話した。ゲームに飽きたので、僕は帰ることにした。
「今日はありがとう」と僕は言うと家に帰っていった。
2日後、僕は、井端さんの家にいた。
井端さんは、水彩画を書いているところだった。
とてもきれいな花を書いていて、上手だった。
僕は井端さんの家の部屋を借りて今日は一日住むことにした。ここは、何かと気持ちがいいと感じている。
「そういえば、この前映画『夏の終わりの戦闘機』っていう映画みただろ。結構ヒットしているらしい」と井端さんは言った。
「へぇ、やっぱりみんなが求めているものがそこにあるんだね」と僕は言った。
「福山君、水彩画やってみるか」と僕は井端さんに誘われた。
「いや、絵描くのは下手なので遠慮します」と僕は言った。
「絵は才能だけじゃないよ、自分がどう描きたいかだけじゃ」と井端さんは言った。
井端さんは絵が好きなのであった。家には絵画を飾ってある。だれのかはわからないが、とてもいい絵だった。
けど、絵と言うのはやっぱり才能ではないかと思う。
自分が描きたいと思える絵を描けるのはやっぱりそれなりの能力が必要なのである。
「ねえ、この飾ってある絵画って誰の絵なの」と僕は井端さんに言った。
「あ、その絵は、レインという画家だよ」と井端さんは言った。
僕はそれをしばらく見てから、コップを持ってきて、コーヒーを注いだ。僕はリビングに座って本を読むことにした。
長い時間がたって夜を迎えた。
「シャワー浴びていきな」と井端さんに言われて僕はシャワーを浴びに行った。シャワーを浴びている中で僕はこう思った。
あの、絵画は確か有名な画家だったはず、なんで井端さんの家にあるのだろう。
金持ちじゃないと買えないはずのもので、井端さんはそこまで金持ちではないはずであると僕は思った。まさか、井端さんに限って盗んだとは思えず僕は、真相が知りたくなった。
シャワーは最初冷たい水が出てそこから暖かくなった。
体を洗ってから、僕はすぐ脱衣所を出た。
鏡には自分の体が写っている。そこには、筋肉がついた自分がいた。
最近、筋トレをしていて筋肉がつき始めたのだった。僕は、タオルでぬれたからだを拭いて、僕はリビングに行った。
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