第13話

。。「そういえば、次の集会っていつでしたっけ」と北条さんが聞いた。

「次は、2週間後ぐらいかな」と井端さんが言った。

そのあとに映画の話になった。

「戦争映画って泣ける話とか悲惨な話ですよね」と僕は言った。

「あ、そうかも泣ける話とかばっかりかも」と北条さんが言った。


僕たちはカフェで話してから、自分の家に戻っていった。僕は映画を見てから、少し戦争のことについて気になって調べてみた。

第一次世界大戦がはじまったのは1914年、列強の対立などで、雲行きが怪しくなって、サラエボ事件が起こり、戦争が勃発した。

日本は日英同盟に参加して、そして勝利した。

その後、国際社会は戦争を防ごうと努力したが、日本は満州事変を起こした、日本の指導者たちは、国際主義的な道のりを歩むことを拒絶して、満州問題に対して軍事的な解決を好んだ。

単なる地域紛争の枠を超えていた。と記してあった。日本が、後から戦争に加入して勝利し、領土拡大するために国際社会を無視した結果が満州事変なのだとわかった。

僕は、戦争には詳しくないが興味は持っている。爆弾とか戦闘機とかネットで見ると少しわくわくするのだ。

しかし、本物を見たら、まったく逆の反応になるだろう。

目の前に爆弾があったら誰もが逃げるのと同じで、僕も爆弾を生でみたいとは思わなかった。戦争っていうのは、全体を見たらただの現象にすぎないが、個人が見たら悲惨なものに過ぎないのだろう。

僕は戦争に行ったことがないがそのくらいの想像はできる。僕は、調べものをした後、ニュースを見ることにした。


c地区で通り魔事件で人が刺されたことがまたニュースになっていた。通り魔は、一人では飽き足らず、2人目、3人目を狙っているのだった。通り魔なんて、僕が捕まえればいいと思い僕はこの件に関して忘れることにした。

1週間後、僕はまた、本屋に行ってからスーパーに来ていた。そして食材を買った後家に帰った。リビングについてテレビをつけると、通り魔が捕まったというニュースが出ていた。

その捕まった通り魔の顔が写された写真に僕はどこか見たことあると思った。少し考えてから、僕がいつも言っている店のスーパーのレジ打ちをしていた40代ぐらいの男の人だということに気づいた。僕は、びっくりした。

こんな近くに通り魔がいたなんて思いもしなかったのだった。

僕は、その人のレジ打ちする姿を思い浮かべた。

特に不審な挙動はしていなかったし、普通にいたらわからないものだなと思った。僕は、ニュースを消して昼食を食べた。今日はカレーだった。

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