第10話
僕はスパゲティを食べ終わると部屋に戻っていった。
僕は、部屋に戻るとベットにもぐって寝てしまった。
次の日、僕は井端さんに「お邪魔しました」と言うと井端さんの家を出ていき、自分の家に帰っていった。
僕は、散歩でいつもの道を歩いていると、黒猫を見かけた。黒猫は幸福を与えると聞いたので、うれしくなった。
僕は黒猫が道からそれるのを見てから、歩いて行った。
今日はいつも通り買い物をすることにした。本屋に行ってから、スーパーで食材を買う予定だった。
僕は本屋に立ち寄ると好きな本をかごの中に入れてレジに並んでいた。
「おーい、福山」と僕を呼ぶ声が聞こえた。
僕は振り返るとそこには、ヴァンパイアの佐伯がたっていた。
「やあ、佐伯が本屋に来るなんて珍しいね」と僕は言った。
「でしょ、福山がいるかなと思って本屋によったんだ」
「何か用事でもあるのかい」
「今日、僕の家に遊びに来なよ、ゲームでもしようぜ」
「なんだ、そんなことなら電話したらいいじゃん」と僕は言った。
「なんか、電話するのって気に食わないんだよね。」と佐伯は言うと。レジの後ろに並んでいった。
「なんか本でも買うの」と僕は佐伯が持っている本に目を向けて行った。
「あ、これね。人間の醜さを表した本だよ」と佐伯は言った。
タイトルは、『魔女狩り』と書いてあり、僕は「面白い本を読むんだね」と言った。「人間の醜さを見れるなんて最高だろ」と佐伯は言うと、僕に前を見ろとしぐさをした。
僕は前を見ると、前の人がもう会計が終わって自分の番が回ってきたのを認識すると慌てて、レジの会計に言った。僕は、本を買うと。
本屋の少し横で佐伯をまっていた。佐伯もレジを済ませると。
僕は、佐伯の家で遊ぶ約束をして、スーパーにより、食材を買った。野菜類が高騰していた。僕はすーぱーをでて、自分の家に帰っていった。
そして、佐伯の家に向かって足を進めていた。
佐伯は、すこしひねくれているところがあるが。まともでもある。僕は佐伯の家につくと、インターフォンを鳴らした。
玄関から佐伯が出てきて「おもったより早かったな」と僕に言った。
僕は佐伯の家に上がり、リビングに行った。
リビングにはテレビがありゲーム機が刺さっていた。すでにゲームの準備をしていた佐伯に「なんだ、もう準備してあるじゃないか」と僕は言った。
「そういえば、この前の集会で代表の人がスピーチしてたの覚えてる」と佐伯は昨日の集会のことをいった。
「あ、覚えているよ。一ノ瀬さんっていうおじいちゃんだよね」
「その人は、井端さんと昔からの知り合いらしい。」
「すごいね、偉い人ともつながっているんだね。」と僕は言った。
「一ノ瀬さん、警察ともつながっているらしい」と佐伯が声を潜めて行った。
「え、警察とつながっているということは、僕たちがヴァンパイアであることを知っている上層部がいるってことになるのかな」
「それを、一ノ瀬さんが抑えているんだよ。すごい人だよね」
「へぇ、僕らが平和に暮らしているのも、上の人のおかげってわけだね」と僕は言った。
僕らは特殊な生き物であることを知っている。だからこそ、身の安全を確保しないとなと思った。
「まあ、僕たち吸血鬼は世間的には、知られていないはずだけど、今後どうなるかわからないよ」と佐伯は言った。
「そうだね」と僕は同調していった。
「まあ、それよりゲームしよう」と佐伯は切り替えて話題を変えていった。
僕らはゲームをすることにした。ゲームは戦闘ゲームで、相手を吹き飛ばしたら勝ちというわかりやすいゲームだった。
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