展開は早くても遅くてもいけない

僕の名前は、西村マシーン。今日も元気だ。朝日を浴びて、肌に染み込ませる。そうすれば光合成できるんだ。まあ、ここ一帯の人は皆できるんだけどね。

「マシーン!ご飯よ!」


おっとゆっくりしちゃあいられない。

僕には生きる使命があるんだ。

そのためには飯を食べねばな。



次の瞬間!!!





ふと、部屋のカーペットをみる。

すると埃が落ちていることに気づく。

僕はそれを拾ってゴミ箱に捨てた。


部屋のドアを開ける。これがなかなか気持ちいい。音が全くしないんだ。ハハッ

僕の部屋は2階なので、1階に降りなければならない。


そう、1階に降りなければならないのである。

方法は一つだけ、階段を使うしかない。

僕は、特に何も考えず階段の前に立つ。

もちろん、階段は段になっているので、歩くだけじゃ転んでしまう。

そう、転んでしまうのである。


僕は階段を降りると、テーブルの上にパンが置いてあることに気づく。


「兄貴、パンたべなよ」

そう、彼女こそ中崎チョロ助である。

彼女は僕の義理の妹で、今年で58歳になる。

僕は17歳だけど、彼女の方が後から来たから妹なんだ。顔は男にしか見えないんだけどね。こいつは僕が学校から帰ると、お兄ちゃーんと甘えてくる。愛おしい。


さて、手をパンに伸ばし、耳を掴もうとするが、次の瞬間!!!


滑ってしまったのだ。

きっと摩擦力が働いてないんだろう。

今度は両手でしっかり掴む。

それを口に運ぼうとしたが、飲み物がないことに気づく。

気づいたときにはもう遅かったのだ。

僕の口の中で、パンが水分を貪り尽くした。

だから、水を飲んだ。


これで僕の食事は終了した。






すると、妹が魔王に拉致されたので、仲間をつくり、そいつを倒すためオーブを8個集め、伝説の剣を抜き、装備を固め魔王を倒しましたとさ。


めでたしめでたし

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