第6話 間話 迷鳥のあさひと神様①
【夢遊病】が宝箱と格闘している時……
「ここはどこ?」
1匹の鶏冠が燃える鳥が孤島に遭難していた。
何故あさひが孤島にいるかというと、ひるねを探し、塔の目撃情報がある場所を目指して移動している最中、何故かマップを見ながら歩いているのに逆方向へ。気分良くマップを逆さまに凝視していた為に、海に落下。そのまま波に流されるまま、たどり着いたのがこの孤島。
「どうしよう」
あさひは途方に暮れる。鳥なのだから飛べば?とか思うかもしれないが、あさひの種族は、レア種族【ヒザマ】。姿は鶏に似ており、胡麻塩色の羽根を持ち、頬が赤い。そう鶏なのだ。翼はあるが飛ぶスキルが、進化の時に消失してしまい飛ぶことが出来ない。
因みにこちらがあさひのステータス。
【名前:アウローラ】
【種族:ヒザマ】
Lv:15
HP:39/39
MP:134/134
腕力:1(+10)
耐久:24(+96)
敏捷:24
技量:24
知力:38(+50)
幸運:1(-667)
SP:10
武器:【
防具:【ルビーが嵌められた鶏冠飾り】知力(+50)
【迷わし神の
装飾:【迷家の鍵】幸運(-667)
アクティブスキル:【突く】【突進】【羽休め】【火事】【目覚まし咆哮】【ファイアボール】【ファイアーストライク】
パッシブスキル:【滑空】【炎袋】【不死鳥】【水属性攻撃ダメージ増加:強】【天候状態異常:雨】
装備スキル: 【火属性魔法随時強化】【迷護】【迷道】
称号:【迷家の住人】【迷わし神のお気に入り】
【突く】種目:アクティブ MP:5
嘴で敵を突く。威力は、腕力に依存し、貫通力が変わる。
クールタイム:5秒
【突進】種目:アクティブ MP:10
次に行う突進攻撃の威力をアップする。
威力は、腕力と敏捷に依存し、攻撃範囲なども変わる。
クールタイム:5秒
【羽休め】種目:アクティブ MP:50
動きを止めている間、睡眠中と同じように自然回復力が2倍になる。
【火事】種目:アクティブ MP:100
建造物に対して発動な魔法攻撃スキル。建造物の大きさの炎を放つ。
クールタイム:30分
【目覚まし咆哮】種目:アクティブ MP:100
声の大きさによって威力の変わる咆哮を放つ。物理防御を無効化し、敵対象ステータスをランダムで下げる。全力の咆哮は全ステータスを下げ、30秒音が聞こえなくなる。
クールタイム:1時間
【ファイアーボール】種目:アクティブ MP:30
炎の球を飛ばす魔法攻撃。威力は、知力に依存し、距離も変わる。
クールタイム:10秒
【ファイアーストライク】種目:アクティブ MP:60
炎を身に纏い突進する物理魔法攻撃。威力は、腕力、敏捷、知力に依存し、攻撃範囲なども変わる。
クールタイム:10分
【滑空】種目:パッシブ
高いから落ちる際、翼を広げるとゆっくりと降りる事が出来、落下ダメージを無効化する。
【炎袋】種目:パッシブ
炎を頬袋に貯める。それをMPに変換出来る。貯めたMPを使用し、2倍のMP分を消費するとその魔法攻撃の威力を倍にする。
【不死鳥】種目:パッシブ
死んだ際に死体がポリゴンにならず、近くにある炎に蘇生する。かを選べる。蘇った場合は、デスペナルティで全ステータスが1/4に下がる。
【水属性攻撃ダメージ増加:強】種目:パッシブ
水属性によるダメージが3倍になる。
【天候状態異常:雨】種目:パッシブ
雨の下にいる間継続ダメージが発生する。
ダメージ量は秒間全体HPの5%。また、水属性のダメージが倍になる。
【火属性魔法随時強化】種目:パッシブ
火属性による魔法攻撃を10%上げる。
【迷護】種目:パッシブ
敵の攻撃が1/2の確率で外れる。
背後からの攻撃は全て外れる。
【迷道】種目:パッシブ
道に迷いやすくなる。特定npc迷わし神に出会いやすくなる。ドアに鍵を当てると特殊フィールド【迷家】に入る事が出来る。たまにいい事もあるかも?
称号【迷家の住人】
効果:迷子のnpcとの遭遇率アップ。特殊フィールド【迷家】に何処からでも入る事が出来る鍵特殊装飾:【迷家の鍵】をプレゼント。
称号【迷わし神のお気に入り】
効果:特殊npc迷わし神との遭遇率アップ。迷わし神が君を助けようとし、ピンチの時に道に迷わなければ現れたりする。
特殊防具:【迷わし神の
周りを見回すと、見覚えのあるおじいちゃんがいた。
見た目は、穰を見にまとったおじいちゃん。だがしかし、その実態は神npc【迷わし神】!
「おじいーちゃあ〜ん、コケー!!!」
「ほっほっほ。やあ、アウローラ。お主も道に迷ったのかい?」
「はい!!え?おじいちゃんもまた迷ったの?おじいちゃん迷わし神様だよね?何で迷ってるの?」
「ほっほっほ、儂道に迷いすぎて龍脈に落ちて神になったからかのー、神になっても迷うのじゃ。それに巻き込まれて周りも道に迷っておるのじゃよ」
「まじか」
帰宅する方法が潰え、項垂れるのであった。
「せめてこの島に扉があればの〜お主に渡した【迷家の鍵】で迷家を通って帰れるのじゃが……」
「それがあったね!!じゃあ扉を探しに行こう!!」
扉を探す旅に出る二人。さあ、二人は無事に帰路に着く事が出来るのか……
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