第18話 動物園にレッツゴー!
と、言うことで、動物園に来た梨々花と琉生。
「ここが動物園・・・!」
「動物、たっくさんいるよ!楽しもーね!」
「うん!」
「俺、あそこの動物みたい」
「お、れ?」
「ん?梨々花、どうしたの?」
「なんでもない」
「そっか」
「じゃあ、俺あのキリンみたい!」
「え、なんでキリンってわかるの?」
名前の札は向こう側。
何故わかったのだろうか?
そして、梨々花はあるところに電話をかける。
ピロピロピロン♪
「はい。こちら〇〇病院です。どなたですか?」
「私、記憶喪失の琉生くんの保護者です。担当のお医者様に連絡があって電話をさせていただきました」
「ちょっとお持ちください」
ピローピローピロピロピン♪
「はい、梨々花さんですね?」
「はい、そうです。記憶喪失のことで連絡があって電話させていただいています」
「どういうことがあったんです?」
「琉生の一人称が『僕』から『俺』になりました。記憶喪失になる前と同じです。そして、動物の名前を思い出しました」
「そうか・・・わかった。またくわしくわかったら連絡する」
「わかりました」
「きるぞ」
「はい」
「梨々花!次おみやげや、行こ」
「うん!」
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