作者とキャラの違いを体感してみよう! への回答集
行動の領域では、合成総合よりも、多様さと矛盾の方がきわだっていた。(世界史/マクニール)
【作者に質問】
Q1:あなた(作者)のペンネームとその由来について教えてください。
A1:
有明榮(ありあけ・さかえ)と申します。
ペンネームは大学時代に決めました。イギリスでかつてOasisというバンドが一世を風靡していたのですが、そのバンドの名盤のタイトルが
(What's the Story)Morning Glory?
っていうんですね。これが本当に名曲ぞろいでして。ファンの間では「ベストアルバムよりもベストアルバム」なんて言われることもあるんですよ。何しろOasisのアルバムの中では最高売上を記録してますし、イギリスでも歴代5位の売り上げを記録したものですから。
暴風雨のように吹き荒れる鋭利なサウンドと、凪いだ湖面のように澄み渡る優しいサウンドという、一見相反する音楽性がそれぞれの楽曲の中で生かされ、アルバムの中で見事にまとめ上げられているんですね。
機会があればぜひ聞いてみてください。
で、その中にアルバムタイトルとなっている「Morning Glory」って曲があるんですよ。これがわたくし非常に好きでして。
あ、YouTubeのリンクも貼っておきますね↓
https://youtu.be/Wm54XyLwBAk?si=jSMtYIMu3xAiBsf5
この曲か、Oasisをリスペクトしたペンネームにしようと思ったわけです。
それで、
「Morning……朝……夜明け……有明!」
「Glory……勝利……名誉……誉……栄光……栄え……榮!」
って感じで、このペンネームになりました。
Q2:男ですか? 女ですか? LGBT+的な人間ですか?
A2:
男です。
Q3:あなたは昭和時代の人ですか? 平成時代の人ですか? それとも令和とか大正の人!?
A3:
平成10年生まれ。
小学生のころに「らき☆すた」やら「ハルヒ」やら「けいおん」やらが流行りまして、中学生の時に『物語』シリーズや『SAO』、『とある』シリーズに触れ、高校生の時は『物語』シリーズ、『劣等生』をリアタイで追ってました。
自分で言うのもなんですが、ラノベの全盛期を生きていたような気がします。
Q4:ニックネームはありますか? なければ即興で自分につけてみてください。
A4:
グッチとよく呼ばれます。苗字から。
Q5:あなたの小説の得意ジャンルは何ですか?
A5:
現代ドラマ≧異世界ファンタジー>SF>エッセイ・ノンフィクション
ですかね。わりと多岐にわたると思います。
わたくし、自分で言うのもなんですが人間のネガティヴな心の動きに興味がございまして。それで、ドラマとかSFではそういうちょっと仄暗さみたいなのを意識しております。
異世界ファンタジーにつきましては、非常に設定厨なものですから、世界の解像度をとりわけ意識しています。
Q6:あなたの好きな色は何ですか?
A6:
緑が一番好きです。何と言いますか、落ち着くんですわ。
わたくし九州の田舎育ちなものでして。実家は農家、周りも農家、町の人口は7500人。
春は花の香に心を躍らせ、夏はカエルの声に寝てヤマバトの声に起き、秋は通学路で栗を拾い、冬は畑の野菜に舌鼓を打つ。そんな生活を大学進学までの18年間続けていたものですから、もっとも触れる機会の多い色が緑色だったのです。
次点で赤色系統ですかね。海に沈む夕日は非常に美しかった。
Q7:好きな食べ物は何ですか?
A7:
うーむ、いろいろありますが……。
一番、というとラーメンでしょうか。温かくてもよし、冷たくてもよし。九州生まれ九州育ち、九州在住のサラリーマンにとって豚骨スープは血液と言っても過言ではございません。
仕事柄出張に行くことが多いので、その時はかならずラーメン屋に立ち寄るほどです。純度100%のドロドロ豚骨スープはもちろんですが、魚介豚骨、醤油豚骨などアレンジを利かせた味ももちろん好きですよ。
ですが麺は絶対にバリカタ。九州以外だと麺の硬さを調節できないところが多くて、なんとこの地域の人たちは幸福となる術を知らぬのであろうかと憐憫の情を抱くこともしばしば……というのは嘘ですが、調節できないお店だと若干テンションが下がります。
バリカタは正義。異論は認めます。
書いてたら食べたくなってきました。
Q8:あなたが食べられない食べ物は何ですか?
A8:
基本何でも食べます。母親の教育方針が宜しかったようで。
Q9:あなたが好きな音楽(曲、歌)は?何ですか
A9:
ジャンルでいうと一番はロックでしょうか。邦楽、洋楽どちらも好きです。それから世代的にボカロも好きでして、いまだにニコニコという樹海を散策しております。他にもジャズやゲーム音楽、ポップス、クラシックと守備範囲は自分で言うのもなんですが本当に広いです。しかし逆に浅いです。
好きな曲は本当に絞り切れないので、これはぜひオススメしたいというものをジャンルごとに、いくつか詳しく語らせていただきます。
<洋ロック編>
・Morning Glory/Oasis
ペンネームの由来になった曲です。アウトロで無尽蔵に重なっていくギターのサウンドが本当にかっこいい。シンプルな構成ながら心躍ります。
・Gypsy/Fleetwood Mac
ボーカルのスティーヴィーのだみ声が非常にのびやかで、楽曲のサウンドもしっとりと優しい。朝から聞きたい一曲です。このバンドはメインヴォーカルが曲によって変わるので、それも味わい深さの一つです。
・Sultans of Swing/Dire Straits
ギターのマークのテクニックが本当に異次元なんですよ。しかも、がっつり歌うのではなく静かに語るように歌うのもまた味わい深い。ライブ版の映像が本当にかっこいいのでリンクを貼っておきますね↓↓
https://youtu.be/8Pa9x9fZBtY?si=voA7BfFkhxRVEwR2
・Vengo dalla Luna/Måneskin
マネスキンと出会ったのは大学時代、YouTubeがオススメしてきたんですね。最初に聞いたのは「Chosen」でしたが、深く調べていく中で最もわたくしに刺さったのがこの曲でした。力強いダミアーノのヴォーカルと、巻き舌全開のイタリア語の歌詞が本当にかっこいい。実はこの曲はCaparezzaというバンドの曲のカヴァーでして、カヴァー元はヒップホップ要素が強くこちらも良曲です。
<邦ロック編>
・sharp♯/ねごと
わたくしが音楽というもの自体にハマるきっかけを作ってくれた楽曲です。ガンダムAGEを中学生の時に見ていたのですが、アセム編のOP曲がこれでした。疾走感あふれるロック・チューンの中に、一歩一歩踏みしめるような力強さと、流星のような眩しさと、希望に満ちた華やかさが詰め込まれています。このバンドは私が大学時代に解散してしまったのですが、いまでもよく聞いてます。
・Starrrrrrr/[Alexandros]
高校時代ドロスにハマりまして……。友人がALXDのアルバムを貸してくれまして、それからもう深みにはまりましたね。その中でも、[Champagne]時代のこの曲は本当に美しい。RUSH BALL HOURで自分たちは帰っているのにサカナクションはまだ演奏している……という悔しさが楽曲の源なんだとか。歌詞に何度励まされたか分かりません。
・シャンデリヤ/Thee Michelle Gun Elephant
男っていう生き物は、人生のどこかで硬派で破天荒な男にあこがれるもんです。ギャラガー兄弟、氷室京介、浅井健一、チバユウスケ……。わたくしはミッシェルにたどり着き、そりゃもうかっこよすぎるわけでして。ラストライブの映像は何度見たか分かりません。そのミッシェルはたくさんの良曲を残してくれましたが、一番心が昂揚するのはこの曲です。イントロのドラムと、暴れ馬のように爆走するギターのカッティング、哀愁漂うハーモニカ。完璧です。
<ボカロ編>
・千本桜/黒うさP
人生で初めて聞いたボカロ曲がこれでした。イントロで全部持っていかれました。歌詞はよく分かんねーと思いながら聞いてましたが、やっぱ音楽はノッてなんぼです。替え歌とか歌ってみたとかの演奏してみた系、MMDやMAD動画に手を伸ばし始めたきっかけもまさにこれです。オタクになった元凶です。一生許さん。聞き倒してやる。
・ECHO/Crusher-P
聞いた当初はボカロで英語を!? って非常に驚きましたね。しかもややダウナーなハードエレクトロサウンドがこれまたかっこいいんです。構成こそシンプルですが、力強さとGUMIさんの儚いハスキーボイスが重厚感あふれるマリアージュを成し遂げている。大学時代にアコースティックギターをやっていたのですが、ルーパーを使って再現しようと試みてました。
・ODDS&ENDS/ryo(supercell)
聞くたびに熱いものがこみ上げてきます。とことん意味を還元すれば初音ミクは「データ」にすぎません。しかし、我々はミクさんを歌姫として認識せざるを得ない。そして本来、我々はミクさんを認識できますが、彼女は我々を認知していないはずです。その関係性を破壊して我々の心に訴えかけてくる、一人の歌姫。ミクさんをそんなリアリティあふれる存在として描くこの歌は、ぜひライブでコーレスして涙を流したいものです。
<ジャズ編>
・Mornin'/Art Blakey
大学生の時だったと思うんですが、確か友人に勧められて「坂道のアポロン」の実写映画を見まして。わたくし日本の実写映画は殆ど信用していないので半信半疑で見に行ったのですが、予想に反してすごくよかったんですよ。その映画の一番大事なシーンで使われていたのがこの曲でして。今でも朝ごはん作る時なんかにはこの曲を流しております。
・Sing Sing Sing/Benny Goodman
言わずと知れた名曲ですな。中学時代はブラスバンド部に所属してまして、わたくしは人員合わせでパーカス(実質ドラム)をやってたんですね。本当はサックスが良かったんですけど……。で、そんな裏方でビート刻んでるわたくしが日の目を見たのが、このタイトルだったんです。曲のほぼすべてでフロアタムを刻み、しかも半分近くがソロなものですから、テンポさえ狂わなければアレンジし放題。楽譜通りを強要する顧問の教師を裏切って、本番では沢山アレンジしました。非常に楽しかったですね。
・Lost in the Rhythm/Jamie Berry
いわゆるジャズからは少し離れますが、エレクトロスウィングというジャンルがあります。オルガンやシンセの電子サウンドをふんだんに使ったスウィングをこういうそうです。これもYouTubeでたまたま見つけたんですよ。海外の踊ってみた動画です。あ、せっかくなのでリンク貼っておきますね(https://youtu.be/FEWi3l1ghD4?si=SgTSZ3a8K6YgbHJG )。リズムもメロディーも、それからハスキー気味のヴォーカルもすごくいい味をしておりまして、気づくと体が動いている一曲です。アーティストはそこまで有名じゃないみたいなので、ぜひメジャーシーンで知れ渡ってほしいですね。
<クラシック編>
・無伴奏チェロ組曲第1番 プレリュード/J. S. Bach
恥ずかしながら、クラシックは本当に無教養なんですよ。ヴィヴァルディの『四季』とか、ベートーヴェンの『歓喜の歌』『運命』『エリーゼのために』、ドヴォルジャークの『新世界より』、パッヘルベルのカノンとかは知ってるんですけど……。そんなわたくしがこの曲を聴いたのは、大学時代の芸術学の講義でした。ミーシャ・マイスキー版でした。せっかくなのでこれもリンクを貼っておきます(https://youtu.be/mGQLXRTl3Z0?si=R31MujcnWTw47a3Y )。陳腐な表現ですが、チェロ一本なのにのびやかで、音に厚みがあり、なんだか包まれているような心地がしたのを記憶しています。クラシック音楽は詳しくないですが、この曲だけは定期的に聞いてます。
・The Typewriter/Leroy Anderson
クラシックってこんなにポップでユーモラスでいいんだ、とちょっと敷居を下げてくれたのがこの曲です。さるゲーム実況者がこれをbgmに使っていまして、クラシックって意外と自由で面白いんだなあ、と思った記憶があります。調べてみると1950年代に作曲されたということで、きっと当時の世相を反映しているのでしょうね。手書きがタイプライターに代わり、オフィスのそこかしこでタイプライターの音がしている……。そんな情景が浮かんできます。それを曲に昇華させたというのも驚きですが。
……長くなりましたので、いったんここで区切らせていただきます。
質問一覧を見るに、なかなかな分量になりそうです。
また明日、更新の予定です。続きをお楽しみに☆
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