それでも歩くらしい

第1話

悲しいニュースが続きます

なんだか　悔しいな

なんでか　この世は不条理で

生きてるのか死んでいるのかも　

解りゃしない

何が正しい　何がいけない

誰も教えてくれやしないよ

知らないまま　気づけば◯十路

自分で気づけるなら

もっと世の中はまともだろう？

鉛直落下　物理の二文字じゃ

片付けられない

咀嚼して吐き出すマスコミなんて

即座にくしゃくしゃ

投げ捨てしまえよ

理解できない　無限遠の先

いくつもの光が　心を刺す

でもほら彼方に飛ばしたら

もう興味はないんだろう？

スカート揺れて　車輪は回る

夕陽の影に　くるくる回る

影がまとまりつく横に　

黒い嫌なのがちらり

確かな感動も　

共感されれば無感動

すました顔で　今日も歩こう

耳を塞いで歩く　僕はきっと

誰かの声を　求めている

求めている分　拒絶するから

いつまでもまわってるんだろう？