第3話パラシュート

良くマンガやアニメで高い所から脱出するとき、傘を広げて崖から飛び降りると、ゆ〜らゆ〜らしながら、地面に着地するシーンをよく見かける。

僕は子供だから、傘で空をゆらゆらパラシュートの様に飛びたかった。


早速、ハシゴを使い二階の屋根からジャンプ傘を広げて、飛び降りた。


ジャンプ傘は一瞬で、バキッといって反対側に折れて、僕は地面に真っ逆さま。

左足首をやってしまった。


馬鹿だねぇ〜。

傘で飛べるハズがないのだ。

ハヅル少年は、その後、母と整形外科に行き、左足首のレントゲンを撮ると、ヒビが入っていた。

母と医師には子供心にも恥ずかしかったので、転んだ!と、言った。


良い子は、絶対にマネしないように!

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