重力を空想する

子供のころからスターウォーズが好きだった。


果てしない宇宙の物語。いろんな星、いろんな星の生物。

でも現実世界では、まだ人は月にも暮らせていない。


いつになったら、宇宙旅行や宇宙移住は、

現実のものになるのだろうか。


小さい頃、テレビで宇宙ステーションから帰還した宇宙飛行士が、

歩けないのを見て、とてもを受けた。


無重力のステーションで、数ケ月過ごしただけで、そこまで歩けなくなるのか?

そんなことでは、宇宙旅行など、危なくて行けないじゃないか。


人間の体が、無重力や低重力の中で長時間生活できない限り、

宇宙での生活はかなり難しいだろうと知った。


頭で描いていた宇宙の物語の卵たちが、いくつも割れた。


そう言えば、スターウォーズの映画では宇宙空間を飛ぶ

ミレニアム・ファルコンの中でさえも無重力の表現はあまり無かったと思う。


いろんな星に行っても、多くの異星人が登場しても、

それぞれの育った重力環境の差で、異星人が困っているという表現は無い。


もちろん、昔の映画だから撮影が難しかったという背景はあるだろう。


でも、重力を真面目に考えるとお話が成立しにくいというほうが

大きいのかもしれないと思った。


将来、人間が重力の無い宇宙で暮らす場合、健康な生活を続けられるのか?


それは、きっと大きな問題になるだろう。

おそらく、地球の1Gに近い環境でないと、いろいろな健康被害が出るはず。


いま分かっている現実的な解決策は一つだけだ。


を作る。


回転による遠心力を使って1Gに近い環境を作る。

そう。ガンダムに出てきた巨大コロニーが回転していたあれだ。


宇宙では、他にどんな回転体構造が考えられるのか?


逆に月や火星などの低重力の天体では、どうやって1G環境を作るのか?

飛行中の宇宙船では、どうするのか?


かなりのバリエーションが有るだろう。


頭の中の「物語の卵」が再び増えだした。


カクヨムに出会って、初めて小説なるものを書いてみたとき、

それらのバリエーションのいくつかを文字として表現してみた。


かなり難しかった。 自分の不勉強を思い知った。


自分で読み返すと、やはり、うまく説明できていないし、

ちゃんと説明しようとすると長文になってしまう。


『誰もこんなの読まないね』と思ってバッサリ削除したり、書き直したり。

中々前に進まない。


いまでも簡潔に表現することができていないという反省だらけ。


いつまでも、反省だらけ。





~~~以下 紹介~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そんな僕の初の小説

『SG4 シリーズ』の中でいくつかの、疑似重力を生み出す『回転体』の

バリエーションをいくつか登場させてみました。

苦戦しつつ孵化した卵の姿を見ていただければ幸いです。


SG4 宇宙防衛隊 火星部隊 トロヤ・イーストの戦い

↓↓↓↓↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330657096695773



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