空想から産まれた物語の卵たち

星空 駆

(はじめに)物語の卵たち 

自分が将来、小説を書こうとするとは、全く思っていなかった。

小説を書けるとも思っていなかった。


でも、小さいころから寝る時に、いろんな空想をするのは好きだった。


超能力が有ったら? 

宇宙に移住したら? 

大昔に行けたら?


そんな頭の中の多くの空想は、忘れて消えてしまうものが多く、

儚い生涯を終える。


しかし中には、忘れることのできない小さな小さな創作エピソードが

頭の片隅に徐々に蓄積されていく。


それらは短いメロディー、もしくは小さなラフスケッチのように、

なんとなく自分の心に残る「物語の卵」となった。


お互い関連性の無い、いくつかの「物語の卵」たち


これらの卵達をどうすれば良いのか、わからなかった。


ずっと自分の頭の中だけで留めても良いのだが、

大事に産んだものが、忘却の海に消えてしまうは悲しかった。


そんな時、カクヨムに出会いました。


ありがとう。「物語の卵」の置き場を作ってくれて。


次回からは、それぞれの卵の生まれた背景を紹介していく予定です。





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