第63話 休みの終わり
一応あれからエルフの監視は少なくなった。
別にどうでも良いけどね。
でもできればレク達とは関わらないで欲しい。
レク達の心の傷を思い出させてしまう。
そんなこんなで夏休みが終わった。
「それじゃ俺当分は家帰って来れないから。
何かあったらすぐ呼んで。」
王都剣魔学園の近くの宿で過ごそうと思っているのだ。
「えー、ご主人様どっか行っちゃうのー?」
「ううー行かないでー。」
ミユとハルが引き留めてくる。
「こら。ダメでしょ。ご主人様の迷惑になるでしょ。」
「ヴィオレ、ありがとう。まぁでも帰ろうと思ったらいつでも帰って来れるから。」
「メリー、後の事は私達に任せて。仕事頑張ってきてね。」
「うん。それじゃ。」
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
何処かの地下深く…
「用意は出来ているな?」
「勿論だ。」
「決行は明日。講堂に生徒達が集まったタイミングで占拠を開始する。問題の例の新しい教師だが…貴様に任せれば問題ないだろう?」
男の陰から現れた女に語りかける。
「問題ない。奴の力量は把握している。
私に任せろ。」
誰も知り得ない場で…
着実にメリー達に魔の手は迫っていた。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
作者の後書きです。
かなり投稿が遅れました。すいません。
言い訳をさせてもらうと色々新生活の変化とかがありまして時間が取れなかったんですよね。
でもこれからは投稿ペースも戻ると思います!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます