かわしまは頻繁に浮気をするらしく

それで喧嘩もすればお母さんが自殺未遂をすることもしばしばあった。

このまま精神を病み、精神科にかかるようになる。

向精神薬や睡眠薬を処方される日々。

手首を切って救急車で運ばれることもあったし

オーバードーズして家の中で吐きまくった後に眠りこけている時もあった。

自殺未遂に慣れすぎて、自殺をしたい時に理由をつけて遊んで来なさいと大金(5000円)を渡されるのでそれで察する。

かおりと2人で遊びに出かけ、ある程度お金を使い果たしたら公園でぼーっとする。

2人で「お母さん本当に死んじゃうかな？」「今度こそ死んじゃうかもしれないね」などと話していた。

半日くらいしたら家に帰る。この日はお母さんの友達のめえちゃんが助けに来てくれたみたいで眠っているお母さんの様子を見てくれていた。

私たちが帰ったことでめえちゃんも帰って行った。

未遂がある度に色んな気持ちでぐちゃぐちゃになるが

私たちのために生きるより、かわしまに裏切られた悲しみの方がつよいんだなと思うことが悲しかった

私たちだけじゃダメなんだなと突きつけられた気持ちだった。

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