24. 糖尿病

そろそろ6年生になろうかというお正月。


普段は体に良くないから、といっぱい飲むことは許されていない炭酸ジュースもお正月は飲み放題になる。


1.5リットルのファンタをがぶがぶ飲んでいた。


この頃は148センチの身長で58キロくらいの体型。


お腹がいっぱいでも食べ物を永遠に口に入れていたい

苦しくても無理やり食べたり飲んだりする日々。


食事を与えられなかった最後の日から何年も経っているがトラウマになっていたのだろうと思う。


1時間の間に炭酸ジュースとアクエリアスをがぶがぶ飲んでトイレに何度も行く私を見て


お母さんが「あんた絶対糖尿よ」と言いかかりつけの近所の内科へ行く。


「うちでは測れない」と高血糖過ぎることを告げられ

そのまま総合病院に紹介された。


タクシーで紹介先の総合病院に行き色々な検査を受けたあと診察を受ける。


医師は私に言う「君ね、今血糖値が500超えているんだけど、しんどくないの?体は。普通死んでいてもおかしくないんだよ」


そうは言われても全く元気であったわたしはケロッとしていた。しかしここから1度も帰れずそのまま緊急入院することになる。


かわしまと特にソリの合わなかったわたしはお払い箱とばかりにそのまま3ヶ月ほど入院して、退院しても太ればまたダイエット入院をさせられるというループになる。


ここから中一まで夏休みは毎年入院。夏休みで終わらない事がほとんどでその間は院内学級で学校に通っていることになった。実質勉強などほとんどしないので形だけというかんじだったが。

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