第11話 救うには…
結花は夢の中で永遠を彷徨っていた。
しかしそれに変化が起こった。
n回目のあの日、結花は行動を変えた。
その次のループにて、結花は衝撃を受けた。
なんと「あの日」がおかしくなり始めていたのだ。
結花「うーん…まだか…」
「あれっ?こんな時間に起きていたっけ?」
時計はあの日の時刻より30分も超えていた。
「まあいいや、とりあえず家を出よう…」
服を着替えるが…
服を着ても着ても同じ服になってしまう。
結花「えぇ…何これ」
諦めて下に降りた。
結花「お母さんおは…あれ?お母さん?」
台所には姿がない。
それどころか家にすらいないようだ。
結花は色々考える。
ループから抜け出せたのか?
あんな事したからおかしくなったのか?
意味がわからなかった。
そして支度を整え家を出ると、そこには家の前で待ち構えた百花がいた。
結花「えっ?ももちん?どうしてここに?」
俯いたまま喋らない。
結花は百花をゆすろうとした。
その瞬間、結花の手は体にめり込む。いや…すり抜ける。
百花は何故か幽霊のようになっていた。
不気味に思いつつ街に出る。
そこには、ただ1人ぽつんといる武上の姿があった。
街は人気がなかった。ゴーストタウンのように。
結花は武上に近づく。すると武上が
武上「…!結花!ここにいたんだ!行くよ!」
結花の手を引っ張り走る。
結花「えっ…えっ!?なになに?!」
走っていると突然霧が出て来て、彼女らは霧に消えた。
甘い夢の先に、私は何を見る? @kyor3n777
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