紅お嬢様はいつも着物を着ている。とても華やかな花の絵柄の着物を着ていることが多い。紅お嬢様は着物だけで百着以上の高級品を所有しているらしい。(翠も見たことがある。たくさんの着物が並んて飾ってある風景は本当に美しかった)

 紅お嬢様はとても頭が良いらしい。しかし詳しいことは翠は知らない。翠から見ると紅お嬢様はあまり頭がいいようには(失礼だけど)あんまり見えない。でも実際には本当にすごく頭がいいらしい。(紅お嬢様は学校には理由があって通っていなかったらしいのだけど、大学などは試験や飛び級などで外国の有名な大学に合格して卒業もちゃんとしているようだった)

 紅お嬢様は黒と白と言う名前の二匹の猫を飼っている。(それぞれ名前の通りの黒猫と白猫だった)黒と白は色は違うけど双子の猫だと紅お嬢様は言っていた。その言葉が本当なのかは翠にはわからなかった。(ただ黒と白は確かに双子のようにとてもそっくりな猫だった)


(ここで翠は机の上で眠ってしまった)

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