第1話 ウサギ小屋のある小学校
これは、私の高校の同級生であるAちゃんが体験したお話である。
「小学校にウサギ小屋ってあるじゃん? 普通はそこにウサギやニワトリがいて子供たちが育てているんだけど、ある小学校ではなぜか小屋はあるのに中身は空っぽだったんだって」
それのどこが怖い話なのかと私が聞くと、彼女はその学校のウサギ小屋出るんだって。と声をひそめた。
小学校という場所は子供たちの好奇心なのかそれともそう言った隠り世のものが集まりやすいのか、はたまた子供たちの噂に尾鰭がついて拡大しただけなのか。怖い話や七不思議というものがどの学校でも存在する。
「で、Aちゃんは何か視えたの?」
「視えたって言うか、怖い体験をしたんだよね」
「どんなことがあったの? 聞いてもいい?」
Aちゃんは小さく頷くとゆっくりと口を開いた。
***
心霊スポット、とまでは行かないがその小学校のウサギ小屋に幽霊が出るというのは近所では有名な話だった。当時、中学3年生だったAちゃんは部活も引退し、受験も終えてあとは卒業を待つだけの時期だった。高校生活を夢見つつ、最後の中学生活を楽しみたい学生たちは恋愛にも奔放になる。
Aちゃんもそのうちのひとりで、好きな男子を巻き込んだ男女4人組で深夜の小学校に肝試しをしようと仲間内で計画をしていたのだった。
その小学校出身のC君が計画をたて、夜の23時に教員全てが小学校を出たことを確認してからグループチャットにて招集をかけた。Aちゃんは思いを寄せているB君の自転車に乗せてもらい小学校へ向かう。C君の彼女でありAちゃんの友人であったD子は乗り気ではなかったものの渋々合流した。
「ねぇ、でも校内じゃなくてウサギ小屋でしょ?」
D子が胡散臭いと言わんばかりに両手のひらを広げて肩を窄める。
「あぁ、めっちゃ不気味でさ。俺が小学生だった時、あのウサギ小屋で惨殺事件があったとか大雪の日に閉じ込められた生物委員が凍死して冬休み明けに見つかったとかめっちゃ噂あったんだよね」
しかし、ノリノリのC君はD子を無視して怖い雰囲気にしようとゆっくりと低い声でそう話した。
「へぇ、でも噂でしょ?」
D子が呆れていうと、C君が盛り上げるために「ガチかも」とさらに低いトーンと表情で雰囲気を作る。というのも、実はAちゃんとB君は両片思いだったのだ。B君はC君に相談を、AちゃんはD子に相談をしてたことで周りのみんなはそれのサポートに回っていたというわけである。
心霊スポットにきたのも、2人をくっつけるための作戦の一つでしかなかった。深夜に男女が怖い場所で気持ちを共有する。吊り橋効果なんて言われたりもする。
「一番、有力なのは……昔ウサギ小屋に閉じ込められたいじめられっ子が発狂してウサギと鶏をぶっ殺したってやつ。子供に殺された動物の幽霊が〜」
ガサガサっ、と暗闇で何かが動いてAちゃんはB君にひっつく。音を出していたのはD子であるが、誰もそれに気が付かなかった。
「見えてきたな、例のウサギ小屋」
グラウンドの隅っこにぽつんと立っているウサギ小屋は確かに空っぽだった。掃除だけは徹底されているのか、格子のスキマからみえる中は枯れ葉一つない。もっとおどろおどろしい場所を想像していた4人は拍子抜けして、沈黙が続く。
「なんか掃除されてると怖い感じしないわね」
「おいD子〜、雰囲気なくなるだろうが」
「ってか、巡回の警備員とかきたら困るし帰ろうよ」
Aちゃんの提案に全員が頷いた。
「じゃあ、帰りますか」
とB君が言った時だった。4人のいるウサギ小屋を懐中電灯の光が遠くから照らす。
「やべぇ、隠れよう!」
C君が慌てていうと、AちゃんはB君に手を引かれてウサギ小屋から少し離れたところにある掃除用具入れの裏に身を隠した。一方で、D子とC君はウサギ小屋の裏側に隠れたようだった。ウサギ小屋の裏側はトタンになっていてグラウンド側からは見えないし、いざとなれば塀を飛び越えて敷地外に逃げることも可能だ。
B君に手を握られて、警備員に見つかるとかそんなことはどうでも良くなったAちゃんはただドキドキしていた。B君の吐息がすぐそばで聞こえて、彼も同じようにドキドキしているのが伝わる。
「あいつら、あっちに隠れて大丈夫かな」
「どうだろう、でも裏側だしそっちまでは見に来ないんじゃないかな」
ジャリジャリとこちらへ近寄ってくる足音、懐中電灯の光。警備員が「誰かいるのか?」と大声を出す。広いグラウンドに少しだけ反響する。ウサギ小屋の数メートル手前で警備員は足を止め、懐中電灯でウサギ小屋を照らす。
Aちゃんたちはそれを掃除用具入れの影からこっそりとみていた。警備員は「見間違えか」と呟いて小石をコツンと蹴り飛ばした。
AちゃんとB君はホッとして顔を見合わせる。また警備員が歩き出し、その足音がだんだんと遠くなっていく。2人は少しいい雰囲気になってじっと見つめあった。
そのまま手を握り合い、唇を近づけた時のことだった。
——コケッ、コケッ
明らかにその場所ではしない鳴き声がして、2人はぎょっと目を見開く。つなぎ合っていた手が震え力が入る。恋愛気分だったドキドキは一気に恐怖へと変わり、B君は「帰ろう」と口にした。
B君は、小さく何度も頷いて警備員が校舎の方に入って行ったのを確認すると
「C、D子ちゃん帰ろう」
と声をかけたが、返事がなかったので2人が先に塀を飛び越えて帰ったものだと思い、Aちゃんの手を取った。B君とAちゃんは一緒に校門まで走り、なんとか見つからずに脱出することができた。B君は急いで自転車の鍵を外し、Aちゃんを後ろに乗せると一気に明るい大通りまで自転車を走らせたのだった。
大通りに出て、車や街灯の光に安心した頃、AちゃんがぎゅっとB君の腰に捕まりながら彼に問いかける。
「ねぇ、さっきのって」
「やっぱり、Aちゃんも聞こえた?」
「うん……ニワトリ……の声だったよね」
「えっ?」
B君はキュッとブレーキをかけて止まると、Aちゃんの方を振り返って不思議そうに首を振った。
「なんの鳴き声がわからんけど、キューとかキィーみたいな苦しそうな声……だったろ?」
「えっ、コケッコケッってニワトリの鳴き声だったけど……B君は聞こえなかったの?」
「うん……。ウサギの鳴き声はわかんないけど俺が聞いたのは小動物が苦しむような声……だったかも。そうだ、もしかしたらあの2人も聞いてるかも。家着いたらさ、グループ通話するから聞いてみよう」
AちゃんとB君は怖さをかき消すように話題を変えて、自転車を走らせた。自宅に着いたあと、Aちゃんはこっそり部屋に戻りベッドに入る。念の為、ネットで調べた除霊方法の一つ、粗塩を舐めてから。
しばらくすると4人のグループチャットにB君から「無事?」と連絡が入った。Aちゃんは即座に返信するも既読は1。つまり、B君しか読んでいないということだった。
その後もAちゃんとB君は他の2人から返信が来るのを待ったが1時間立っても既読はつかなかった。
『B:通話開いておく?』
『A:うん。もしかしたらお風呂とかかもだし』
すぐにグループチャット内で通話が始まった。グループチャットの性質上、彼らが通知に気がついて通話に参加すれば画面に表示される。
「もしもしB君、2人ともどうしたんだろう」
「いちおう2人に個別連絡もしてみたけど既読つかないし……SNSも更新されてないっぽいし」
「だね、D子なら写真撮ってアップしそうなのに……」
「なんか変な事があったから俺たちが悪い方に考えてるだけでいちゃついてるだけだったりして」
明るい方に話題を変えようとB君がおどけて見せるも、Aちゃんはそうはいかなかった。というのもAちゃんはB君が聞いた声のことが気になって調べたところウサギの鳴き声は「キー」とか「キュー」とか声帯を鳴らすような不思議な声だとネットで発見したからだ。
Aちゃんがニワトリの鳴き声を聞き、B君がウサギの鳴き声を聞いた。じゃあ、D子とC君は……?
「もしもし? Aちゃん?」
「あ、あぁ。ごめん。ちょっと眠いみたい」
「もう日付超えてるし俺も……。どうせ明日になればあいつらも学校に来るだろうし、今日はもう寝ようか」
「うん。もしかしたらもう2人も寝ちゃったのかもだしね」
スマホの画面を見ながらそっと通話終了ボタンを押そうとした時だった。ポンポンと通知音が鳴って、D子とC君のアイコンが表示される。
「あっ、なんだ2人とも。心配したんだぜ」
「ほんとだよ、ってか無事だった? うちらすごい怖い事あってさ」
と声をかけても2人は反応しない。不思議に思ってスマホの画面を確認すると音声を検出はしているのか2人のアイコンがピカピカと光っていた。
「おーい、イヤホンか? 聞こえないぜ」
「D子?」
スピーカーにして音量を上げてみる。しかし、B君の声以外は聞こえない。声をかけても2人はアイコンを光らせるばかりで応答しない。チャットを送ってみても既読はつくが無反応だ。
「おいおい、スマホくらいちゃんと……」
とB君が言いかけた時だった。
——コケッ、ゴケッ、ゴケッ
——キュー! ギュィィイィィィィ
D子からはニワトリの鳴きまねをするような奇怪な声が。C君からは喉の奥を潰したような恐ろしい声が響く。Aちゃんは即座にスマホの音量を下げるためにボタンを押すも、全く音は小さくならない。
それどころか、通話終了ボタンも機能せずスマホからは奇妙な声が流れ続ける。それは、あの小学校で聞いたものとは少し違って、声はD子とC君のものだった。ただ、悪ふざけからは逸脱した明らかに様子がおかしかった。まるで何かに乗っ取られているかのような……。
「なにこれ! ちょっとやめてよ!」
「おい、2人とも悪趣味だぞ!」
「B君! どうしよう!」
「通話終了もできない! そうだ、水! 水没させれば!」
それ以降B君の声は途切れ、Aちゃんはスマホを床に叩きつけた。スマホから聞こえる音はそれでも消えない。Aちゃんは部屋を飛び出して両親に助けを求めにいき、両親が慌ててスマホを見にAちゃんの部屋に入ると何事もなかったかのように通話が終了していたという。
翌日、Aちゃんの家には警察がやってくることになる。なぜなら、C君が小学校の使われていない焼却炉の中で見つかったというのだ。C君の最後の通話履歴があのグループチャットになっており事情を知っているのではないかということだった。
C君は衣服を身につけず焼却炉の中でかなり凄惨な状態で発見されたことから猟奇殺人事件として新聞記事にもなった。
なんでも、目に何かの薬品をかけられて真っ赤になっていたとか切り取られた皮膚が耳に縫い付けられていたとか。一部のメディアでは「ウサギ殺人事件」なんて呼び方もされたらしい。
一方で、D子ちゃんはその数日後かなり離れた山林で彷徨っているのを地元の猟師が発見。発見された時には精神に異常をきたしており、異様に膨れた腹の中から大量の鶏の卵が摘出された。その後、D子は廃人のようになり、今も隔離病棟で過ごしているという。
「Aちゃん、久しぶり」
中学卒業後、遠くへ引っ越したAちゃんにB君から電話があったのは高校の入学式の少しあとだった。
「B君、久しぶり」
「お祓い……行った?」
「えっ、お祓い……?」
「あぁ、行ってないなら行っといたほうがいいと思う」
「どうして?」
結局、C君の怪死とD子の発狂は「恋人であるC君が惨殺されるのを目撃し精神を壊した」と結論づけられ、一方でC君を殺した犯人は見つからないままだった。犯人を恐るのではなく「お祓い」と言われるとAちゃんはあの日のことを思い出して身震いした。
「俺さ、実はあの肝試しにいったあと、家についてから変なことがあってさ」
「変なこと?」
「うちの猫がすげー威嚇してきて。ほら、あの日心霊スポットに行ったから変なの連れてきたんじゃないかって思って、ネットで調べて塩舐めたんだよ」
「私も……塩舐めたかも」
「そっかやっぱり。そんでこの前さ、高校の同級生にたまたま【視える】やつがいて。俺にやばいのが憑いてるからお祓いにいけって言われてさ」
「何それ」
「そいつ、結構遠方から通ってるやつだからあの事件のこと詳しく知らないはずなのに……俺の足元に大量のうさぎが巻き付いてるって、それが全身までおよんだら死ぬとかいうから……お祓いしたんだ」
「で、本当に憑いてたの?」
「あぁ、特に事件のこと話さずにお祓いしてくれるところに行ったらさ、そこの神主さんもおんなじこと言うんだよ。ウサギの形をしたナニカが憑いてるって」
「何それ……」
「そんで、俺あの小学校でのこと話した。俺ももしも家帰ってすぐに粗塩舐めたり除霊行動取らなかったら発狂してたかもしれないって。やっぱ、Aちゃんも無事だったってことは塩舐めてたんだ」
「うん、でもそれがどうして小学校と?」
「小学校のこと話したら、神主さん。それは大変だって言ってなんかすごい大掛かりなお祓いになってさ理由を聞いたらなんか俺たちが聞いたアレが妙に思い浮かんでさ。」
B君の話によると、あの小学校のウサギ小屋にはこんな話があったと言う。
昭和XX年、生物委員会の少年がウサギと鶏の餌をやり忘れたことを思い出し夜中にこっそり家を抜け出して学校へ向かった。だが、運悪く彼はウサギ小屋で動物を殺戮している最中の猟奇殺人鬼に出会ってしまう。
そして、少年は殺されただけでなく遺体にウサギの耳と鶏の羽を縫い付けられた状態で焼却炉に入れられ半分焼けた姿で発見された。この凄惨な事件の後、あの小学校では生物の飼育を中止。ウサギ小屋も解体しようとするも作業者や提案者に怪我人が出ることから保存をするに至った。
「だからさ、あの時ウサギとニワトリの声が聞こえたろ? Cが死んだ時……。神主さんが言うには俺に憑いてたのは動物とかいろんな悪霊が混ざった魔物みたいなもんで簡単に払えるようなもんじゃないって」
「ねぇ、B君。もうやめようよ。あれは幽霊とかそういう問題じゃないってそう決めたじゃん。じゃあさ、お祓いしたらD子は治るの? 治らないでしょ? だってD子の親もお祓いしたってでもダメだったって」
「そうだよな。ごめん。けど、もし機会があったら」
「わかった。じゃあ、もうバイトの時間だから」
Aちゃんは電話を切った。またあの話をされるのが嫌で今は連絡を取らなくなってしまったそうだ。
***
「で、Aちゃんはお祓いに行ったの?」
私が聞くとAちゃんはネイルをいじりながら「行ってないよ」と笑った。
「でも、怖くなかったの?」
私の心配をよそにAちゃんはにっこりと口角を上げる。
「だってさ、結局あの事件は犯人がその後捕まったんだよね。たしか、B君から電話があった数週間後くらいかな。日本の警察ってやっぱ優秀だな〜って思ったよ」
Aちゃんはスマホをこちらに向けてネットニュースの記事を見せてくれる。『逮捕されたのは小学校で警備員を40年務める60代の男』という見出しだった。
「警備員が犯人だったってこと?」
「うん。しかもね。この犯人はB君が話してくれた昭和の事件の犯人だったって自供したらしいよ。そっちは時効だったらしくて罪には問われないらしいけど……嬉々として警察に話してたんだって。本物のサイコパスってやつ。だからさ〜全然心霊とかなんでもなかったってこと」
「じゃあ、それって」
「そう、ヒトコワってやつ。猟奇的殺人鬼かずーっと小学校の警備員をしてて夜な夜な子供がやってこないか見張ってたんだと思うと超怖くない?」
Aちゃんはそうやって笑うと「ちょっと教科書とってくるわ」と席を立った。その時、ふわっと彼女から香ったのは流行りの香水でもヘアコロンでもなく、どこかおかくずの敷き詰められた飼育小屋の香りだった。
さっきまでは感じなかったこの香りにぎょっとして、私は彼女の後ろ姿を目で追った。夏のセーラー服、半袖から覗く彼女の二の腕には白く固そうな羽根がいくつも刺さっている。
不自然に揺れているそれが私にしか視えない類のものだとわかりじっと目を細めた。すると、Aちゃんの足元の空間がどよんと揺らぎ、白っぽい影がいくつも彼女の足に巻き付いているのが確認できた。その影は彼女の足から上へどんどんと伸び、制服の隙間から首元まで伸びているのがわかった。
——俺の足元に大量のうさぎが巻き付いてるってそれが全身までおよんだら死ぬとかいうから……お祓いしたんだ
私はAちゃんの話の中でB君が言ったことを思い出した。Aちゃんの体、少なくとも首元までそのナニカが及んでいる。私にはウサギではなくニワトリのように視えたあら一概に同じとは言えないかもしれないけれど。
「教科書忘れちゃった。あ〜あ、最近、忘れっぽいんだよねぇ」
戻ってきたAちゃんはにこっと笑うと私の手を握ってこう言った。
「ねぇ、咲子ちゃん。私に幽霊憑いてる?」
「えっと……」
私が答えかけた時、まるで測ったみたいに彼女のスマホが鳴った。
「やだ、ママありがとう。あとで先生から受け取るね。お弁当忘れるとかほんとサイアク〜。あっ、ごめん。咲子ちゃん。そうだ私に幽霊憑いてる?」
これはまずい。お祓いをしても手遅れになるかもしれない。彼女に伝えなければ。
「幽霊かどうかはわからないけど、お祓いに行ったほうがいいんじゃないかなって思うよ」
「うっそ、マジ?」
「うん。多分、よくないものだと思う。それに、B君の言ってた感じと似てる。首まで……」
私は精一杯、視えたもの伝えてそれから彼女に毎日寝る前に粗塩を舐めたり、問題なければ日本酒を入れた風呂に入るように言った。けれど、私の真剣な顔をみてAちゃんは、にへっと笑うと
「忘れなかったらやる!」
と言った。
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