SUMMARY

これまでのあらすじ

 循環反応炉が臨界に達し、ローバス・イオタは宇宙の塵となった——はずだった。

だが、何故かローバス・イオタは原型を保ち、生徒達は生きていた。


 安堵する生徒達だったが、衝撃の事実が突きつけられる。


 生徒達のいるローバス・イオタが、故郷から約20光年も離れた宙域に転移してしまっていたのだ。


 救助も見込めず、絶望する生徒達に向けて生徒会長のレイストフはある『計画』を持ちかける。


 学園の地下に眠っていた謎の航宙艦『マグナヴィア号』を操艦し、自力で故郷まで帰還しようと言うのだ。


 湧き上がる不安や疑念を飲み込み、生きて帰るために、生徒達はその計画に賛同する。


 それから7日後。出航作業に勤しむ生徒達は、酸素切れや食事切れの不安から解放され、一時的な安心の中にいた。


 そんな中、コウイチ達は格納庫で全長10メートルの人型兵器を発見する。同じ頃、マグナヴィアのレーダーが未確認物体の接近を捉える。


 レーダーの甲高い警告音。

 それこそが、生徒達の『戦い』の始まりを告げる音だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る