第24話 大阪

 

 名古屋ダンジョン46階層。マンイーターα、やはり強いな、最近の中で一番厄介だな?

「マンイーターに目がある?」

「ケント!」

「目を狙うぞ!サンダーストーム」

『ギャアァァァァァァ』

「今だ!」「はい!」

「火遁の術!」

マンイーターαは生き絶えた。

ドロップはオリハルコンインゴットと魔石。


 47階層 クラウドストーム、

 雲のようなモンスターだが、嵐のような風を纏っている。風魔法をぶつけて相殺してみると核が見えたのでそこを狙い魔法で撃ち抜く。ドロップはクラウドソードと魔石。


 48階層 ブラックミノタウルス。

 斧を持っていてそれで攻撃してくるが避けて削って行く。ドロップは斧と魔石。


 49階層 クラウン

 道化師が出てきた、爆弾や大玉転がし、ダガーを飛ばしてくるなど多彩な攻撃をして来る。こちらも魔法やダガーで攻撃して倒すとドロップはクラウンソードと魔石。


 50階層、シルバードラゴン。竜だ。

「オキヌ!気を抜くなよ」

「はい!」

 攻撃魔法を打つがあまり効いていない、火遁の術で嫌がっているのでそこから切り崩す。オキヌも鉄扇を使って攻撃するなどしている。影潜りで尻尾を斬り落とし、忍刀で攻撃する。ブレスを吐くが避けて首を刎ねる。

 どうにか倒せたドロップは聖剣アドロイドと拳大の魔石、宝箱には白金貨が5枚はいっていた。

 進んでいくとダンジョンコアに触って外に出る。

「はぁ疲れたな」

「はい、疲れましたぁ』

 じゃあ今日は名古屋名物を食べに行こうと言うことになり、味噌カツやひつまぶしなどを堪能した。

 

 次の日はついでに大阪も行ってみようと新幹線に乗り大阪へ、タクシーで向かい通天閣ダンジョンに入って行く。やはり最初の方は皆同じ感じだな。

 40階層、ビリケンゴーレム、

 ビリケン様がゴーレムになっている。脚で踏まれるとご利益がありそうだがとてもデカイな!火遁の術で炙り、忍刀で斬り倒すと核が出てきたのでそれを壊して終了。

 ドロップはたこ焼きの鉄板と魔石?

 41階層 走る人形、とても怖いが斬るとヒヒイロカネの鉱石を落としたのでこの階だけで25個も取れた?

 42階層 グラトニースライム。

 氷魔法が効いたのでそのまま撃破する。

 ドロップはスライム玉と魔石。


 43階層 アングリーと言う口のお化けでなんでも吸い込む厄介な奴だ…影潜りで背後に回り込み斬り倒す。ドロップは皮と魔石だ。


 44階層、レッドアイが大量だった。

 とりあえず斬って捨てて行く。

 ドロップは皮に魔石だ。


 45階層。 マンイーターβ

 こいつは地中を進む速さが早く出てきてもすぐに引っ込むという嫌な攻撃をしてくるので土魔法で地面を固めると出てきた火遁の術で燃やして忍刀できる。ドロップはヒヒイロカネのインゴット三本と魔石。宝箱にもインゴットが一本入っており金貨は45枚だった。


 無事インゴットもとれたしこれでいいんだがせっかくなので50階層まで目指すことにした。


 46階層、鬼武者、

 刀を持ち仮面をかぶっている。太刀筋が速く見切るので手一杯なので火遁の術を使い応戦する。最後は空蝉の術を使い頭から一刀両断すると消えていった。ドロップはサムライソードと魔石だ。


 47階層 コズミックジャガーというモンスターで球が周りを回っているそれを飛ばして攻撃して来るので魔法で撃ち落とす。なくなれば斬るだけだ。ドロップはコズミックウォーターというものと魔石だ。


 48階層 ホワイトマウンテンと言うとにかくでかい山男のような奴だ。足を斬り動けなくなったところで首を落とす。ドロップはホワイトジャベリンと魔石。


 49階層、マジックブック、本だな。

 魔法を放ってくるので隙を狙って斬るとドロップが魔導書と魔石だ。魔導書は使ってくる魔法によって違った。


 50階層 ボス部屋 ビックアングリーだ。

さっきよりも数倍デカくてやりづらい。

「オキヌ無理するな!」

「はい!」といったところで倒せなければ全滅だ。影潜りで足を斬るがそれでも倒れない。頭上から斬り落とし少しづつ削っていってやっと倒せた。ドロップは皮と魔石だ。

 宝箱には錬金術の本と金貨50枚が入っていた。

 錬金術の本をホテルで読んでいると鈴木さんがやってきた!

「お疲れ様です」

「あ、お疲れ様です。どうぞ」

 と招き入れる。

「どうですかその後は」

「大阪ダンジョンを攻略しましたよ」

「おお…すごいですね」

「あはは、なかなか骨が折れましたよ」

「こちら差し入れですので」

「あ、ありがとうございます」

「よかったら食べてください」

「はい!」

 と言うことで別れた。

 中を開けるとたこ焼きだった。

 オキヌを読んでたこ焼きを頬張る。

「おいひぃ!」

「うん美味いな」

 錬金術の本を読みながら差し入れを食べているとオキヌに全て取られてしまった。


 でもさすが錬金術の本だ、書いてある内容がすごかった。

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