第22話 新宿ダンジョン
「また新宿ダンジョンに来てしまった」
「まぁまぁ」
今回は依頼だ、死亡率が下がったが攻略が進んでないとのことだ。
まあ似たようなもんだろうな。
1階層から15階層までは攻略したから今日は15階層からだな。って、30階層まではほとんど同じだな。
31階層から少し変わっているな。ビッグバット、大蝙蝠だな。まぁ、弱い部類だから簡単に倒せるが、ドロップは鉱石、それもアダマンタイトだ。ここでこれはいいな。狩り尽くして23個のアダマンタイト鉱石をゲット。
これは期待できるな。
35階層、ボス部屋まで来たがミノタウルスの赤いのがいた。倒してみるとドロップはアダマンタイト鉱石の大きい奴だった。これは予想外だなぁ。インゴットが出ると思ったのに。
36階層はリフレクトタートル。こいつらひっくり返せば良いだけだからな。ドロップはリフレクトシールドと魔石。
37階層、オーガはオキヌが一閃して倒している。ドロップはオーガの皮と角と魔石。
38階層、メタルフロッグ、舌が毒針になっているが当たらなければどうって事ない。
ドロップは毒の棍棒と魔石。
39階層はシザーハンズ、でっかい手だ。
斬り倒すとドロップは指輪と魔石。まぁ耐性がついてるから売れるだろう。
40階層。ボス部屋、大蝦蟇。
カエルの化け物で火を吐いてくる。オキヌが鉄扇で吹き飛ばして斬りきざむ。ドロップは金貨100枚と魔石だ。ここは良いかもしれないな。
41階層、キラーマンティス、こいつの鎌を受け止めてる間にオキヌが斬る。ドロップは鎖鎌と魔石。鎖鎌使わないしな。
42階層、キラーホッパー、バッタだが蹴ってくるので強かったが蹴り終わると隙が出来るので斬った。ドロップは脚と魔石。
43階層、天狗。風魔法を使ってくる。同じように風魔法を使って相殺してから忍刀で斬る。ドロップは風魔法の魔導書と魔石。
44階層、カマイタチ、これも風魔法を使ってきて避けて斬るので楽だな。ドロップは風の石と魔石。石ってなんだろ?
45階層、ボス部屋、マンイーターだ。
地面を潜りながら俺達を食べようとするミミズみたいな奴だな。出てきたところで火遁の術を使って炙ってやれば本体ごと出てくるので斬る、やっと念願のアダマンタイトのインゴットが出た。三本と魔石だ。宝箱にも一本はいっていたのと金貨45枚。
「ふう。だいぶきたな?」
「多分後5階層はあると思いますが」
「なら明日にするかぁ」
「はい!」
桐生院にはとりあえずアダマンタイトのインゴットのことだけ話しておいた。まだ忙しく動いているようだな。
次の日も新宿ダンジョンへ、
46階層から始まると、白い鎧が動いていた?斬りつけると、ドロップは白銀の鎧と魔石?よくみると呪われたいるようなのでこの部屋はさっさと先に進もう。
47階層、泥田坊、泥を投げつけてくるので避ける。なぜか固まって行くので危ないと感じさっさと斬る。ドロップは土魔法の魔導書と魔石。やはり土魔法だったみたいだ。
48階層、ハーピィ、翼を広げて脚で捕まえようとしてくるので、それよりジャンプして斬る。オキヌも鉄扇で叩いて落としていた。
ドロップはジャケットと魔石。ジャケットはハーピィの羽で作られているので要らないです。
49階層はプラチナイーグル、飛び回るので魔法で撃ち落とす。ドロップはプラチナダガーと魔石。今の所ダガーはいいかな。
50階層、八岐大蛇、オキヌと手分けしていっぺんに八つの首を切り落とし倒す。
聖剣クサナギと拳大の魔石をドロップした。まぁ、聖剣だからマサキにやるかな?
宝箱には勾玉と金貨50枚が入っていた。
とりあえずこれで新宿ダンジョンは攻略だな。進んでいきダンジョンコアに触って帰る。
桐生院に連絡を取って聖剣は渡していいか聞くといいと言うのでマサキに連絡を取る。
『マジっすか?聖剣!』
「使えるかわからんぞ?」
『お願いしまっす』
「んじゃいまから葛飾ギルドな」
葛飾ギルドに着くともうマサキは待っており聖剣クサナギを渡す。
「おぉ!使えるっすよ!ただ少し脆そうなんでここぞの時に使いますね」
「おう、頑張れよ」
「うっす」
と嬉しそうにはしゃいでいた。
「どうだったんだい勇者君は?」
今は久しぶりに桐生院と夕食を共にしている。
「喜んでたが少し脆そうらしい」
まぁ、クサナギの剣だしな。
「でこれがアダマンタイトだ」
「これはどういった鉱物なんだ?」
「ゲームでは一番硬い金属だな」
「そうか、ではこれとあとは何かあるかい?」
「ミスリル、アダマンタイト、オリハルコンにヒヒイロカネかな?」
「ヒヒイロカネはなかったかな?」
「昔の伝説かな?ヒヒイロカネ自体は無いはず」
「そうなのか、それじゃあ、あと二つありそうだな」
「どうかなぁ?あればいいが」
オリハルコンなんて見つけたらビックリだ。
「だが今はなんでもあると思ったほうがいいな」
「だな、そっちの方が夢がある」
「それより現実を見て結婚でもしたらどうだ?鈴木なんてどうだ?」
「あのな、37のおっさんに抱かれたい女なんかいるわけないだろ」
「そうか?いまのおまえなら二十代に見えなくも無いぞ?」
「それこそ若返りの薬を探すわ」
「おぉ。ぜひ探してくれ」
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