第24話
俺..瑠斗は、王の元に行く。それは仕方ない
だろう。なんせ、すると、王はまだ
眠っていた。...これはこれで好都合だな。
俺は淡々と王を拘束した。そろそろ起こすかー俺は煮えた油を王にぶっかけた。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!!??
あっっっっつぅー」
「うるさいなー少し黙れ」
俺は、王を殴り王の歯を全て折った。王は呻き声を上げながら俯いた。
「き、貴様..!!なんてことするんだ!!」
「何って復讐だよ。お前が俺にしてきたことを考えてみたら当然だろう?」
「なっ!?まさか、お前知っていたのか!?それにここはっ!?」
「....」
俺が黙っていると、王は顔を真っ青になり震えていた。なんだ、さっきまでギャーギャーと
喚いていたのに。やっとここがどこなのか分かったのか?すると王が弱々しく話しかけた。
「...なぁ、喑崎殿。それをいつ知ったんだ?」
「1ヶ月前だ」
「なっ!?そんな前から..」
「あぁ、俺はこの時のために色々計画を立ててたからな」
俺が真顔で言うと、王は絶望した顔をした。
俺は王の絶望している顔を見て笑みが零れた。俺はこんな趣味はないんだけどな。俺は、王にあることを聞いた。
「なぁ、俺の家族を殺した時どう思ったんだ?」
「れ、歴代の英雄にも同じことをしていた。
この国の仕来りなんだ。前の王をしていた!」
「その理由は」
「...英雄は、この国最強だと認められた者がなるものだろう?そんな最強の人間が他の国に行かれたら困るんだ!」
「だから俺ら英雄の家族を殺して
ここに居させようとしてたってことか」
王は、無言で頷いた。....胸糞悪い。だが、他の歴代英雄の人もされてたと思うと余計こんな
悪習は断つべきか。俺はそう切りかえ、尋問を再開した。まぁ、この王は認めたしまだ
マシか。だが王は返しを間違えた。王は昔からの仕来りだからと、仕方のないことだと言い訳をしていた。なら、俺の家族はそんなしょう
もない悪習のせいで殺されたのか?俺の家族は優しかった、俺がダメなことをしたらしっかり叱ってくれた。その後遊んだりみんなでオヤツを食べた。そんな大切な家族を守るために
頑張っていたのだ。そんな家族を..このゴミ王は..。このゴミ野郎はっ!!俺は、王の爪を
ペンチで片手だけ剥いだ。王は痛がっていた。
「いだいっ!いだいっ!!!やめてくれ!!」
「....」
俺は、時計を見た。すると21時30分だった。
王の尋問だけで終わったな。凪都はどのくらい終わったんだろうか?俺が手を止めたことで、少しは希望があると考えごまをすり出す王。
まぁ、今は希望を持たせておくか。それでそこから一気に落とす。それが1番効くのだ。俺は
希望を持った王を放置し空間を開き、自分の家に行く。
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