超越者 〜それは全てを超える者〜

敬虔な翁

???話 自己紹介

 初めまして!僕はアリゲート・シェルダー!気安くゲートって呼んでね!


 実はちょっとした事情があって今こうして話してる訳なんだけど、少し話を聞いて欲しいんだ!お願い!少しだけ付き合って!


「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎」


 ありがとう!、それじゃあ話していくんだけど…って、ん?あー、僕は何者かって?それは今は秘密かなー、そもそもそんな事気にしても仕方ない!


 コホン、気を取り直して話すね!まず皆んなに聞きたいんだけど、今自分がしたい事とか、これからどうなりたいかとか考えたことある?

 例えばー、野球選手になって稼ぎたい、総理大臣や大統領になって国を変えたい、身近な感じで行くとテストでいい点を取りたいとか…あ!友達沢山作りたいとかでもいいかな!まぁ色々あると思うんだー。


 それでさ、もう自分の目標に向けて頑張ってる人もいるじゃん?

 誰にも負けない位の努力をしてたり、どうしたら自分がその目標に少しでも近づけるのかって必死に考えたりさ、それは凄い事だし僕は心から尊敬するよ。


 そしてそれとは反対に諦めちゃった人達もいると思う、自分の能力や才能に限界を感じて挫折した人、そもそも自分にそんな事ができるはずがないって考えちゃう人。

 はたから見ると努力が足りてなかったとか、何もしてないからって感じる人もいるよね。


 でも僕はそう思わない、僕達はさ…生まれた時に与えられるんだよ、才能だったり力だったり、だけどその全てには限界がある。


 どんな工夫をしても、どんなに願っても、どんなに血が滲むような努力をしても、自分より与えられた者には敵わない、届かない。

 理不尽な話だよね、だって気づいた時には自分じゃどうしようもない越えられない壁ってのがあるんだから。


 ——ねぇそう思わない?


「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎」


 そうだよね…そうでしょ!おかしいよね!馬鹿馬鹿しいよね!ありえないよね!?

 僕はこんな世界が許せない、許したくない!!


 だからさ、考えたんだ…どうしたらこの世界を変えられるかって、どうしたらこの狂ってる世界を救えるかって。


 で、その結論が出たからこうして話してるって訳、理解してくれた?


「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎」


 うんうんそれは良かったよー、それで僕が出した結論って言うのは——

























 









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