第68話 密やかな卒業

 わたしがカクヨムで書いた中では最長(中編ですけど)の「密やかな卒業」という作品がありまして、我ながらとても稚拙で洗練されていない小説なので毎週修正をしているのですが、読んでいて面白いというか「魂が入っている」なと思うんです。

 自己満足でしかないのはわかっているのですが、「よくこんなに情熱をかけて書いたなあ」という気持ちにさせられ、しかも下手くそとはいえ、自分好みに書かれているので、とてもグッとくるんですよね笑。


 いや、とんでもなく気持ちの悪い自画自賛をしているのは承知の上で書いているのですが、「自分の好きな事を好きなように書いた小説」の中でも、「密やかな卒業」は別格だなと思うのです。読みづらいしリズムもへったくれもないひどさなのですが、「僕」と「姉」にしか理解できない心の安らぎと深い愛情を書き出せたのは、自分でもすごいなと思うのです。


(自己満足より)


※修正しながら読んでいると、ふとそんな気持ちになりまして。皆さんは自分の作品を読み直して、「やっぱり自分の作品って最高だよね!」と思うことはないでしょうか?(2024.4.8)

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