第63話 ずっと言いたかったこと
縦組み派の嘆き/はくすや先生
https://kakuyomu.jp/works/16818093074249880474
去年の六月からカクヨムを初めたのですが、その次の日から今日までずっと、言いたかったんだけれど言ってこなかったことがありまして、それは何かというと、「わたしは日本語の横書きが読めない」なんです。
このセメタリ―のどこかで書いたかもしれませんが、高校時代小論文を書くのにハマっていまして、(受験科目ではないのに)そのネタを蓄積しようと岩波や講談社そして角川の新書本を古本屋で買っては読み漁ってたんです。本なんて教科書や参考書以外読まない人間なのに、夏休みに百冊以上新書を読んだんですね。
で勿論、新書って縦組みじゃないですか。だから犀川は生涯の読書量のほとんどを縦組みのもので過ごしたわけなんですが、ある時、東大が出した「知の技法」という本を勧められて読もうとしたんですよ。そうしたら、
まさかの横書きだったんですね。
そうするとまったく読めないんです。気力を奪われるし目がついて行かない。日本語を横組みで読むということが辛いということを自覚してしまった瞬間でした。
振り返れば、横組みの教科書も辛かった。日本史が嫌いになったのは多分、日本のことを横組みで書いてあったからだと思う。とにかく読みたい気持ちを妨げられるのです。横組みって。
ということで、縦組みで読みたい書きたい犀川は、そのことをいつ吠えようかと今日まで思ってきたのですが、こうしてはくすやさんが代弁してくれました。ありがたい限りです。
角川には近況ノートも縦組み表示できるようにしてほしいです。してくれないとセーラー服で機関銃を持って本社ビルに……。
※入力は仕方なく横組みでやってますが、推敲や誤字脱字チェック(ゼロにできないけど一応努力はしている)するときは必ずプレビューで縦組み表示にして読んでます。修正があるときはまた編集に戻さなければいけないので面倒なんです。あとはWordで編集したりしてます。(2024.4.3)
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