第56話 旅立ちの季節

 春は別れの季節ということなのか、大変寂しいことにカクヨムでお世話になった方のアカウントが旅立っておりました。わたしのような素行不良をするような方ではないので、BANされたのではわけではないと思います。ご自身で決められたことなのでしょう。


 ちょうど昨年の秋くらいでしょうか。わたしがカクヨムでひたすら短編を書くきっかけを作ってくださり、またそこで多くの作家さんと出会える機会をいただきました。なによりも、十数年ぶりに物書きを再開したわたしの鈍りきった文章を優しく叩き直してくれた恩人でもありました。


 もしかしたらまた帰ってくるのかもしれませんが、これまで多くの作家を指導されてきた業績をここに讃えるとともに、深い敬意と感謝の念を表したく思います。本当にありがとうございました。


 犀川 よう


※誠に勝手ではありますが、去っていった方への詮索はどうかご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。(2024.3.27)


 

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