第30話 やっぱり詩の解釈は難しい
ここのところ、ずっと詩を拝読して褒めることをしている。だがしかし詩というのはやっかいなもので、その表現と意図が乖離していたり、極端に言えば、まったく意図の無い難しそうな漢字や英語の羅列をすること自体に意味を持たせていることがある。今回の企画にはなかったが、言葉自体がまったく関連性のないもの並んでいる、解読困難なガチな作品もある。そういうものに対して、どうアプローチしてよいかわからないでいる。自分なりの解釈をしていいのか。詩への教養の無さを素直に謝罪すればよいのか。何故、今、その単語? という問いに答えを求めることがそもそも正しいことなのだろうか。詩の世界は暗闇の中、大勢の前で行う「スイカ割り」のようではないか。わたしはそんなことを考えながら詩を拝読していく。その向こうある世界を覗くために。
(ボヤキより)
※詩について、素っ頓狂な理解を書いていたら本当にごめんない。犀川には詩才がないのです……。(2024.3.3)
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