あとがき

 終わりましたねー、はい。

 最終話が雑?おい、今の誰だ!今すぐここに来い!……住所の特定だけは、絶対に避けたいところなんですけど。

 最終話の主人公の「わたし」は、今これを読んでいるあなた自身です。

 あなたが女性でも男性でも対応できるように「わたし」にしたつもりなのですが……。「うち」のほうがよかったかな?

 いやあ、本当に、ここまで読んでくださってありがとうございます。

 特に一話とか読みにくかったですよね。直したいところなんですけど、下手すぎて直しようがないという……。


 この小説の主人公たちは、私を細かく分けていろんな性格をつけ足していった感じです。

 今は、結構元気なんですけど、去年の夏くらいにつらくなることが多くなりまして。四人目の千鶴ちゃんっぽい状況になってました。

 親に、「それぐらいで死にたいとか思うな」とか言われて、「私がさんざん悩んでいたのは、『それぐらい』だったの?」という、悲しいやら情けないやら複雑な気持ちになってですね、はい。まあ、今思えばその通りなんですけど、その時は本当につらかったんです。


 これは、あの時の私のような人に向けて書きました。

 別に、つらい気持ちが小さくならなくてもよかったんですけど、そういうことを描いている人がいるんだ、と知ってもらいたかったんですよ。

 あと、多分これはいないと思うんですけど、「つらい」「死にたい」と思っているお子さんがいて、心配なお父さん、お母さん方にも向けてます。よく、「なにかあったら言って」と思われるんじゃないでしょうか。でも、本人からしたらかなりハードルが高いことなんです。だから、これはあくまでも一つの例なのですが、こう思っている人もいる、ということを知ってほしかったです。




 本当に、ありがとうございました。

 また、どこかでお会いしましょう。


 2024. 4. 1. emakaw

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