第15話 祠と剣の謎

像の場所からさらに奥へと進む道を見つけたボクは、何が待ち受けているのかわからない不安を抱えながらも、前へと歩を進めた。その道はやがて細くなり、途中、大量の瓦礫が道を阻んだ。しかし、ボクは諦めずに進み続ける。


行き止まりと祠


困難な道のりを乗り越え、ついに行き止まりに到着したボクは、そこにある小さな祠を見つけた。その祠は古びていて、長い時間を経たように見えた。そして、その祠の前には、青銅製の剣が地面に突き刺さっているのを発見した。


剣の周りで駆け回る子猫たち


その時、子猫たちは突然、剣の周りを走り回り始めた。彼らの行動はまるで何かを訴えているかのようで、ボクはその意味を理解しようと試みた。彼らが剣を抜けと言っているようにも思えたが、それは本当に可能なのだろうか。


剣を抜く決断


子猫たちの行動に駆り立てられ、ボクは剣を抜くことに決めた。深呼吸をして、剣に手をかけると、剣は意外にもスムーズに地面から抜けた。剣を抜いた瞬間、周囲の空気が一変するような感覚があった。


祠の秘密


剣を抜いたことで、祠から微かな光が放たれ始めた。光の中から、かすかに古文書や図面が現れ、それらはこの場所の歴史や剣にまつわる伝説を語っているようだった。ボクは、これらの文書を手に取り、読み始めた。文書には、古代の守護神を鎮めるために剣が用いられたという伝説が記されていた。


新たな始まり


剣を抜いたことで、ボクはこの地に眠る古代の秘密に触れることになった。この発見がボクの旅にどのような影響を及ぼすのか、まだわからない。しかし、ボクは子猫たちと共に、この新たな謎を解き明かすために、再び旅を続けることを決意する。

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