第12話「白百合の夜から目覚めたら…」
ぅうん…昨日は…?
…部屋に帰ってからの記憶が、マンカァが滲んだ様に頭の中が、ぼやけている。
慣れねぇ事が多過ぎて疲れたのか?
ティタニァに甘い夢を見せらた気がする〜。
何か、艶めかしいエロぃ夢をだった様な…。
相手…誰だったかなぁ…⁇
けど、すっきりした気分の朝だ。
が。
モアの体調と機嫌が最悪の朝だった。
クロスに包まって、声をかけても会話してくれねぇし。
「朝飯食ってくるよ。」
クロスから手だけを出して「行って来い」しっしと手を払われた。
「ヴォン・ジュ〜!皆さん。」
「「ヴォン・ジュゥ。」」
テッチェルには2組のノゥジエルドが既にいた。
席に着いて食事をしようとして違和感に気付いた。
こんなに美味そうな朝食なのに、どうして暗い顔⁇
…会話がねぇよっ‼︎
チャカ カチャンと食事の音しかしない。
…何かがあったんだな〜!
朝に?あったとして何があったんだ!?
「レオハルト様、フラレンス様は?」
「ジャンヌは昨日、飲み過ぎたからと頭痛に苦しんでいますよ。」
あぁ。ダメだッ、わからね〜ッ!
昨日のスヮリィが夢だったかの様だ。
「楽しそうにしてらですしね…!ソレは、さぞお辛いでしょう。」
すっ、と前に目線をやると向かいのフラレンスの袖口が視界に飛び込んだ。
ン⁇フラレンスの手首に痣⁈
昨日、スヮリィの後に出来たであろう痣?
スヮリィの時には、なかったもんな…。
うぅん?おかしい…何か変だ。
考えたけど、俺にはわからなかった。
部屋に戻るとモアが、あの凛とした感じで帰り支度を済まていた。
「俺の荷物までありがとな!」
早く帰りたいから。
・・
「シュバリァが来ました。」
・. ・.
ーーはっ‼︎
忘れてた‼︎
…で?どうだった?朝食の様子は?
「それが、変なんだ。
昨日のスヮリィの事が夢みてぇに…誰も話さないんだ。
それに俺、気になった事があるんだ。
フラレンスの手首に痣があってよぉ。
きっと何かがあったんだろうけど…俺にはわかんねぇ。」
ーーソレイュが、「俺、よく見てるだろ⁈褒めて〜!」と、言う顔をしてる。
はぃはぃ、褒めてやるよ。
そう、よく見てるね…。
「いやぁ、たまたま…な。たまたま。」
ーーあ、満足そう。
ふぅん…そう言う事。
「バロンナィル様?わたくしに何かご用でしょうか?」
「最近、リァムは疲れてないか?
リァムは、頑張っている。頑張っている、が。
伸び悩んでいる…。私が力を貸そうか?」
「えぇっ!?お力を貸していただけるんですか?」
「あなたにソノ覚悟はあるかな?」
「イグニスの為なら何でもします!」
「何でもと言ったな…。」
「おい。抑えろ。」
「はぃ。」
!!
「なっ何を!?」
「何…すぐ終わる。さぁ…私に身を委ねて…。」
「や、やめて下さい!」
「しぃっ。君の憐れない声を聞いたらリァムはどう思うかな?ヒュ フ フゥ!」
「イヤあぁあぁァ…ッんぐぅぅ。」
「大丈夫。すぐ快感で頭がいっぱいになるさ。」
「ァ、ァ、ァ、ァ、ァ、んはっはぁん!」
ーーバロンナィルは薄黒い噂所か真っ黒。
後は、ダントンに報告しよう。
こう言う時ここではどうするんだろう?
任務完了。
ーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでくれてありがとうございます。
楽しんでくれたでしょうか?
モアとソレイュが2人で行動するのが、増えました。
ソレイュはモアをとても気に入ってる様でしたが、モアはどうでしょうか⁇
日を重ねるほど、冬は深まっていきます…。
このお話で冬期'は終わりです。
→→→冬期''に続く
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作者の貴重な栄養源になります◎
注)これは、24年2月に投稿したものを修正したものです。
冬期''ヘ続く→→→
【裏側の世界】冬期' xSx @mois-0000
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