第7話 近隣最強国家制圧

 右に神の軍勢、左側に地下世界の住人、正面ではスタンピートを起こした魔獣の軍勢が、城塞都市の門や城に集って街を破滅させようとしている。


 我が名はリョフ。神に名を与えられ、種族進化まで果たして、ついに神獣へと至った者。


 つい先日まで手を取り合う事も無かった少数民族達。金属を嫌うエルフ達と、金属を好むドワーフが話し合えるはずもなかったが、神の名の下では互いに手を取り合い、肩を組んで人間族に歯向かう事も出来るようになった。


 獣人たちも、ただ荒野や魔の森を放浪し、社会性など持たず生き残れた者だけが成長し、食う食われるの関係の中で暮らすか、人間にも近く言葉を話せる者だけが、最低の汚い仕事や汚れ仕事を得て生きることが出来た。


 かく言う我も無明の闇に閉ざされ、低い知能で奴隷として捕らえられ使役されていた。片言の人間語しか喋れなかったのでひたすら労役。


 知能が低すぎて喋れない者は淘汰された。ただ暴力に訴えて略奪した者は討伐された。


 そこに神が現れ救世主として、我らに知能や武力や全てを与えてくれた。



「耐えろおおっ! 耐えるんだあああっ!」


 壁の上で5メートル級の大マンティスや大蜘蛛に責められている兵士が、泣き叫びながら大型魔獣に対抗しようとしている、人間程度には不可能な事なので次々に討ち取られて行く。


 いや、獣人でもあの大きさには対抗できないだろう、神の言葉が通じるとは、これだけの違いを生むのだ。


「門を固めろおおおっ!」


 迷宮から来たオーガが、城門前まで出た人間共を蹴散らして、城門にタックルして一撃で吹き飛ばす。大ゴキブリが平然と壁を登って行き、空を飛ぶ大型の羽虫が境界など存在しないかのように飛び越えて行く。


「もうこの城砦はお終いだあああっ!」


 大型のストーンゴーレムが続々と入城、まるで魔族軍の侵攻のようだが、今日の主催者は近くのダンジョンマスター。地下にいる頭脳体であるリッチと女王蟻、地下世界の支配者達。


 それすら共存して使役する、我らが神「地下世界との調和をもたらす者」と呼ばれる我らが救世主がいる。


「見よ~、あの手勢を~、神が使役する兵なり~、地下世界との言葉の壁すら超えて~、手を取り合って進んで行く~」


 神の軍勢がその所業を聖歌で称える。内部に侵入して行く者は教会内の信者や内通者を確保。火を放って灰燼に帰そうとする者を倒し、敵に食料や住居を与えまいとする奴らを処分。


 通常の戦争なら、違う宗教の神像なぞ見付けると、穢して辱めて火を放つのが普通。


 それでも今回の戦いは、神話に歌われる最後の戦い。伝承に歌われる預言、最高神の元には全てが神の友人で弟子で従者、父なる神の元ではその赤子(せきし)で、みだらな姿を晒している女神像すら色欲の化身として尊ばれる。



 城砦の中にいる者も、教会に逃げ込んでミサに参加して、聖歌を歌っていれば虫に虐殺されたり、地下に搬入されることはないと教えられている。


 逃げ遅れても、歯向かう事をせず屈んでいるか、神に祈りを捧げれば殺されない。


 教育されているはずだが徹底はされていない、マンティスの本能で立ち向かう者全てを殺すことはある。


 特に茶色に変色している奴を制御する方法はない、目に入る者を全て殺す。


 悔い改める時だと神父たちは言うが、民衆は冷静に行動できず逃げ惑うか。戸棚に隠れるか、納屋や小屋で固く扉を閉じる程度の事しかできない。


 粋がった若者が歯向かってしまい、哀れな犠牲を出すこともあるが、一人を残虐に処刑して百人に警告をする。


「降ろしてっ、殺さないでっ、ぎゃああああああああああっ!」


 次々に衛兵や騎士団が破れて行って、蹂躙され後退して拠点を放棄して王城まで下がり続ける。


 王家の若い者は秘密の地下通路から逃げ出しているだろうが、王本人は逃げることは許されない。


 逃げ出せばそいつはもう王ではない。腰抜けで臆病者の交渉すら成立しない愚か者の平民。


「閣下、王本人が地下水路から逃げ出そうとしておりましたので捕らえました」


「殺せっ」


「はっ」


 そいつも大臣も宰相も必要ない、この国の王家は滅びた、逃げ出して責任を果たさなかった者は只の馬鹿者。



『前進』


 第二軍、3メートル級の戦闘蟻と1メートル級の働き蟻が進発する、既に勝敗は決しているが、王城への侵攻は細部まで統率されている戦闘蟻でなければ困難任務。


 詳細地図では大型のストーンゴーレムは王城の橋を渡れなくしてある。市街地の制圧には使えるが、あの重量で踏み外すと内堀の中で倒壊の恐れがある。


 大マンティスや大ゴキブリはただ殺して行くだけの生物。「教会の中は殺すな」という命令は受け付けるが、降伏は受け付けない。


 大蜘蛛で拘束することはできるが、同じ姿勢を続けさせると二時間ほどで人間は死んでしまう。


 蜘蛛の糸の麻痺毒で呼吸まで停止して死ぬそうだが、降伏は不可能。


「おお~、大蟻の軍勢が行く~、神の使徒により降伏することは許されている~、王を守る騎士も~、衛兵達も生きることを許されている~、ただその手に持つ槍と剣を捨てることさえ出来れば~」


 内通者からも降伏は可能だと教えられているが、そう行動できる者は少ない。3メートルもある大蟻に迫られて、目の前で槍を放り捨てることができる者がいれば救われる。


 反抗する事も出来ず、頭を抱えて蹲った臆病者も救われる。だが、通過したら後ろから刺してやろうなどと考える者がいるので、心変わりする可能性がある者は処刑されてしまう。



「内城の橋が突破されたああああっ!」


「もうだめだああっ!」


 全面崩壊、戦列も防御陣地も何もかも無くし、無様に逃げ惑う人間共。偉そうにしていた貴族から捕らえられ、手足をもがれて働き蟻が地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だあああっ!」


 顎を撤去されるか舌も抜かれ、その前に自決する事が出来なかった愚か者は、地下でゴブリンの孕み袋になる。


 文官や科挙の試験に受かった者、知恵の実が濃縮した者も処分される。そのような物は神の国には必要ない。


 毎日嘘ばかりつくのが上手くなって行って、如何に自分が働かないで済ませるか、常時相手が間違っている事に書き変わる者。嘘しか付けないので口がひん曲がって、左側だけ吊り上がっているのが奴らの特徴。


 へらへらと笑い続けて、相手を蔑み続け、自分は天才だ選ばれた人物なのだと思い上がる、そんな人物はもう不要。


 誰かを無理に働かせて、その上前だけを撥ねる手段だけを知っていて、自ら手を汚して働くことをしない物など必要はない。


 みかじめ料を税金と称して搾取して、自らが王だ貴族と僭称する者は今後不要。


 王家貴族を下方して、それでも生きて行ける者は幸いである。しかし大半の者が何もできないで、女は売春宿まで落ちて阿片で自分を誤魔化して生きるか、男も尻でも売って生きるか、重い物は運べない、できないので誰かを働かそうとして責任者を気取る。


 口だけ動かしていて、それでも働いた振りをすると地下に搬入されて行くだけ。


 自分こそが責任者で、この者達を統率していた、だから待遇には気を付けろと言うと、即座に責任を取らせて地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だあああっ!」


 大蟻に囲まれてからも、時間はやるので槍を捨てて、両手を上げて跪いた者は救われる。



『第三軍、前へっ』


 エルフや精霊、ドワーフホビット、人間族で編成された軍が止めを刺す。


 市街地を歩兵で占領して、火を放たれた場所の消化、治安維持。火事場泥棒の処刑などなど。略奪は許可されていない、放火強姦なども許可されない、やった者は極刑。


『温かい食事~、雨風に濡れない家屋~、人としての尊厳~、忘れてはならない友愛~』


 神によると「自らは神の軍隊である」という自覚を持たせて演技させ、解放に行くのだと思わせないと、人間も誰も彼も復讐の鬼となって、新しい刑罰を思いついて殺し合いを始めるそうだ。


 深い言葉で実際にそう行っている、ここでも金を盗んでやろう、女を犯してやろうとする者は出る。そういった者は背教者として地下に連れて行かれる。


 大蟻やマンテイスの威を借って、降伏した兵士に財布や装備を出させたり、集金しよう自分の懐へ入れようとすれば密告され、すぐに地下に連れて行かれる。


 人間もドワーフも獣人も穢れた民族で、死臭を嗅いだ者から壊れて行って、相手を苦しめて殺すことだけを考えるサディストになる。神はそう仰った。


「蟻の巣だけは嫌だあああっ!」


 ここまで周知徹底しても、戦場は集金場所、略奪のために若い女を犯すために来ている者がいる。そういった者達は神の国には不要。



『閣下、ほぼ市街地の制圧が終了しました』


『ウム』


 開戦から三時間ほどで制圧。これだけ大規模な城塞都市、通常の攻城戦なら数か月かかって、水責めから穴功などの土木工事、兵糧攻めに内通者に門を開けさせるなどの調略も必要で、逃げ去った民衆以外は戦う覚悟を決めているので、滅多な事では勝敗は決したりしない。


 今日のように大規模スタンピートが起これば、門を軽々と超える魔獣の集団が参加するので、騎士は討ち取られ衛兵もボロボロ、若い者は見境なく地下に連れ去られ、老人と子供は食われる。


 実質その都市は滅びるのだが、この都市は陥落しただけで滅びはしなかった。


 内通した信者達は不徳な貴族王族から解放され、神の国に住むことを許される。


 今後教化して行って、降伏出来た衛兵には神の軍隊に参加して、神の国を作る手伝いをして貰う。


『ああ、士は己を知る者のために死し、女は己を悦ぶ者のために容づくる』


 我もまた、この奇跡の中に身を置かせて貰っている。地下世界と手を取り合い、ついには魔族とも話し合い、きっと手を取り合って行けるだろう。



 最前線


「え? ここどこ? 俺誰?」


 呂布と呼ばれる獣人が何か勘違いをしているようだが、俺は悪役の変身ダークヒーロー程度の存在で、仮面ライダー系かキカイダー系の大きさの、各話に出てくる怪人かハカイダー五人衆とかソッチ系のキャラ。


 死神博士とか地獄大使とか、大元帥系のキャラはリッチのおじさん。


 ウルトラマン系の光の国から来た巨人とか、アイアンキングの大きさじゃなくて、裏番組のシルバー仮面サイズ、視聴率と大きさが足りないのでシルバー仮面ジャイアントに路線変更したりしてない。


 今日は近隣最強国家の制圧に向かう日なので「神征」を求められて参戦。


 でも玉座に座ってるだけで3時間程度で陥落。


「陛下、王が逃げようとしたので処刑しました」


「何それ怖い」


 更に王様逃げようとして殺された模様。


 王様同士とか丁重に扱われもせずに、一般兵以下の扱いで簡易裁判も無しに即処刑。


 もうヨーロッパで吹き荒れた革命レベルで、断頭台大流行。絞首刑で苦痛を与えなければ、ジャコバン派でもロベスピエール本人でもバンバン首が飛ぶ恐怖政治。


 イギリスって今も王家あるから、断頭台で首チョンパ無かったのかと言うと、王様の首は飛ばされた後に、英語も喋れない王位継承権が低い、ドイツからお爺ちゃん連れて来てフガフガ言わせて王様に据えたらしい。



「おい、亜人の軍隊はなぜ人間に復讐しない?」


 ここにも連れて来られたリッチのオジサン。普通なら人間に酷い目に合わされ続けた獣人が、男はドタマカチ割って女はレイプして思い知らせ、ハーフ獣人を産ませて民族浄化するのが普通。


 エルフ達も酷い目に合わされて、誘拐されて性奴隷にされて来たので、捕虜でも精霊が失明させるなどの嫌がらせをして、人間など劣等種族だと思っているのでレイプはしないが、兎に角立ち直れないようにするはず。


 でもこいつらは、現地住民の子供に花冠を貰うのが勲章になってしまい、今では枯れた花冠を被っているのが全員共通のトレードマークで、「神の国に迎え入れて貰うチケット」だと思い込んでいる。


「はあ、自分達は神の軍隊で、解放に来ているので略奪は禁止だと言ってあります」


「そうか……」


 人間も亜人も穢れた民族だと知っているのか、何故略奪やレイプが始まらないのか、疑問と言うか恐怖感を持って見続けているオジサン。


 人類と言う穢れたサディストは、スタンフォード大学実験でも、アブグレイブ刑務所でも、看守役が新たな刑罰を思いつくと、禁止されている別室に監禁でも、恥ずかしい服装をさせて辱めたり、イスラムで禁止されている豚肉でもアルコールでもホモセクシャルな刑罰でも何でもさせる。


 別室にいる人間が失敗すると電撃を与える実験では(実際には電撃は出ない)、悲鳴を上げる芝居をしている人物を見て、大笑いして進んで電撃を与える姿が観測されている。


 派遣は社員食堂使用禁止なんだとか、自販機程度であろうが使用禁止なんだと言い始め、思いつく限りの嫌がらせをするのが人間と言う生き物。


 災害や紛争地域を見て、ダメージを受けてしまうほどの人物もいるが、そのような人物は酵素のスイッチの向きが逆だったり長すぎて、他人の苦痛を自分の苦痛だと勘違いしてしまう人物。


「そういう芝居をさせて、自分の役割はそう言った者なんだと演技させると、自分は警察行動をしている、解放者であると思い込むそうです」


「そういう物なのか……」


 フランス解放中「ド・ゴール!」と迎えられている米軍か、若い女にも感謝されてキスされているとレイプしないのか、裏通り以外でドイツ軍協力者にも略奪レイプは起こらなかった。


 悪役の日本軍では、中国の悪辣な地主からの解放だったはずが、上層部では五族協和だとか八紘一宇だとホザいていても、略奪レイプに入った普通の日本人が、赤ちゃん抱いてを守っている母親を見て「チャンコロのくせに子ども作って楽しみやがって!」と赤ちゃんを奪い取って銃剣に刺して、母親が見ている目の前で無残に殺して泣き叫んでいるのを楽しみ、母親をレイプしてから殺して更に楽しんだ模様。


 そんな状況であっても、親子を逃がしてやったという人物は非常に少ない。そんな者は現地で罰せられるか射殺される。


 当時の考えを自供している普通の人物が証言しているので間違いない、中国人を蔑んでいる普通の考えで、別にサヨクの作り話や中国共産党の洗脳じゃない。



 同じく悪役のドイツ軍では、ウクライナやロシアに侵入して「○○伍長は大変よくやっている、今日はロシア人を五人も吊るした」と日記で褒めていて、ウクライナなどの肥沃な穀倉地帯を自分たちの支配下に置いて、現地住民を殺すつもりで入っているので考え方が違う。


 アウシュビッツや他の終末収容所でも、普通の兵士が看守として働いていて、別にSSやヒトラーユーゲントのエリートが教育されてユダヤ人を殺した訳ではない。


 ごく平凡な人物が、ユダヤ人と言うだけで同じ肌の色をしている人類を、ガリガリに痩せるまで食料を与えずに虐待して、シャワー室でチクロンBを放射して殺害して、ユダヤ人に死体を運ばせ、効率よく火葬できる装置に投入させたのは、市井にいる普通の人物である。



 人間も亜人も元は穢れた生き物で、今回だけ別の行動をしている。


 茶色く変色するバッタやカマキリみたいに、食料が無くて共食いをして、全身茶色くなると悪魔の羽を伸ばして、数千キロの彼方まで飛べるようになるスイッチは、人類の脳の中にも存在する。


 スラムで産まれて生活して、陥れ合って殺し合って生きていると、子供でも相手を拳銃で射殺してゲラゲラ笑う事が出来る、穢れた生き物である。


 同属の死体や濃密な糞尿の匂いを嗅ぐと、可及的速やかに穢れた思考になって、殺しのスイッチがオンになる。


 食料が行き渡るようになるまで殺し合う蟲毒の壺の中の虫。食料が足りる場所まで移動して、次世代の者は茶色く変色した殺戮者ではないので、衣食足りると殺し合いをしない。


 それでも父親母親が次の年まで生き残る系統の生物は、社会性を持つまでその脅威にさらされ虐待やネグレクトを受けるので、ヒキコモリニートかニートネズミになるよう加工梱包されてから出荷される。


 今回は普段の逆で、スイッチが中々オン側にならない弱い人物が、既にオンになっている怖い人物を見つけ出して殺して行っている。


「蟻の巣だけは嫌だあああっ!」


 いつもは虐待して虐めて迫害している側が、笑顔で包囲されて殺されて始末されて行っている、恐怖映像でホラー展開に。



「お前、大分頭が良くなってないか?」


「はあ、どうも経験値の上納システムみたいなのがあって、神の軍隊に入る時に忠誠を誓わされて、経験値も上へ上へと差し出して、俺らみたいな上位者には、ネズミ講並みに上納されて、将軍とか知能も上がって交渉やら凋落もできるようになって、言葉もしゃべれなかった獣人が知将なんて呼ばれてます」


「何それ怖い」


 リッチのオジサンレベルだと、もうレベルカンストしてるのでそれ以上上がらないか、経験値は上納されているはずなので、いつかレベル100超える。


 俺もガンガンレベル上がって、平のヴァンパイアだったはずがヴァンパイアロード超えて真祖に。


 どうも俺に噛まれてケツ液を吸われると、グールにならずに死徒になって不老不死になれるそうなので希望者続出。


 そうなると神の使徒じゃなくて死徒になって、神に反する生き物になるはずなんだけど、エルフの族長とかドワーフの責任者とか獣人の武将は死徒になった。


 失敗作みたいにニワトリ踊り食いしたり、「ケリー(切嗣)コロシテ…… コロシテ……」とはならないが、それでも地獄行き決定で「もう神様が見れない」系統の生き物。


「あっ? 儂も存在進化した」


 リッチのオジサンも、城砦一個分の経験値上納されて、レベル100超えさせられた模様。


「お、オメデトウゴザイマス……」


「はあおおおおっ! 漲るうううっ!」


 何か「力が欲しいか?」の系統の声で囁かれて、不死王に進化しちゃたオジサン。


 骨の外見には大した変化はなかったが、中身の魔石は大きくなった模様。

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大蟻の巣の中にいるっ! 荷物持ちの少年、パーティーが逃げる囮にされて、蟻の巣で抱卵器の刑。地獄の底で頭脳体リッチに救われて、蟻の巣防衛組織の一員として雇われる @piyopopo2022

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