第6話 ホラー展開

 今後の展開としては、スタンピートを解決してダンジョン街でも腕が立つ冒険者として認められて、オッサン冒険者からも気軽に挨拶なんぞされていると、クソ偉そうな貴族の家になんか呼ばれて無理に傭兵として取り立てられて「お前の給金は週に銀貨五枚だ、有難く思え。さあ、これから精勤して貰うぞ、ククク」と偉そうに言い渡されて、冒険者としてなら一日で金貨を稼げるぐらいなのに、薄給でこき使われて魔獣討伐に行かされるかと思ったら、側にいる家令も虫に汚染されていて、口や耳から目の穴からも虫が出て来るホラー展開に。


 貴族にも虫が集り始めて手で払って「うわあああっ!」とか言っていると、家令に抱き着かれて死のハグと死のキス。


 口から耳からも、ウジャウジャ虫に入られて、脳を食われながらタップリと死のダンスを踊り狂わされて、手足が変な方に曲がってもキモい動きで踊り続けて、ビクンビクンして脳死した後は立ち上がって、蟻語で『ご命令にままに』と言うホラー展開になるはずだったんだが、別のホラー展開に。


 貴族家を占領して行って、リッチさんにお願いして外見を貴族の息子に変更して貰って、不遇系の庶子とか屋根裏か納屋系の娘だけ救出。そしたらまたそいつらが有能すぎて、世界が反転してるからカクメイとか起こしちゃって、それも産業革命とか経済革命に農業革命起こして、もう他国が追従できないぐらいの戦力に。


 変身系ダークヒーローで、超重量の鎧を瞬着して「ガッファアアアッ!」とゼッフル粒子吐いて魔法無効。メイスでドツき殺して行ったり、手足を「ぼぐじゅああああっ!」と撲殺天使ドクロちゃん(動詞)して、徒手空拳で戦って冒険者ギルドや貴族社会に復讐するはずが、スタンピートで王家と貴族を争わせて、バトルガンM-16(動詞)してボロボロにして領地をかすめ取っていくことに。



 目付きがおかしすぎる聖女に獣人にエルフに精霊、ドワーフもエルフとオトモダチになってしまっていて、ホビット族とかノームの妖精系までオトモダチ。


 大蟻さんたちとも手を取り合って「地下世界との調和をもたらす者」と歌われて、獣人からも「救世主」。


 この後各種族から「聖母」が送り込まれて、全員に子供が出来るまで滅茶苦茶セックスされてしまう。


 何でもエルフの伝承に歌われる聖母からは「運命の王子」な~~んて奴が産まれちゃって、そいつが俺の跡を継いで、全種族と魔族までを「九合」しちゃって、目が見えないのまで利用して種族の区別なく愛して行くそう。


 人間偏重、魔力量で貴族扱いだったのが、魔族支配からも解放して「正しき目覚めし者の会」だとか「神の愛の修道士会」みたいなヤバイ名称の会が治めるセカイに。



 各都市に潜入している連中も「奴は足の運びが違う、シノビだ」と言われて取り囲まれて、煙玉とか微塵がくれで逃げられないのを悟ると、奥歯を噛み割って紫色の顔になって「ム? 毒を噛みおったかっ」となっても、苦しみもせず笑顔で胸のロザリオなんぞ掴んで天に向かって「神の御許に参りますっ、お迎えをおおおっ!」と言って笑顔のまま死ぬ、ホラー展開に。


 黒フード被ってる奴らが邪神信仰で、ざまあされる側の連中が貰ってた赤い薬を飲むと、ビキビキ言って巨大化して、ムッキムキになったりしても主人公に適わず、討ち取られてざまあされて「殺す価値もない」と言われて、衛兵に突き出されて鉱山奴隷か首チョンパされる感じ。



 旗頭がパーフェクトヒールを使える聖女二人で、もうすぐ死者蘇生なんかも修得。各領主家の領地でも、聖女が来訪して治療活動したり、子供の死人病人でも生き返らせたりすると、両親祖母祖父から転向。


 熱心な信者になって宗教に凝ってしまって、近所に押しかけては「貴方が以前神と向き合ったのは何時ですか?」「ネコと和解せよ」な~~んて話になってしまう。


 兄の教師が共産党員で、いい先生だと評判だったのに、選挙ごとに「共産党に投票をお願いします」と言ってくるウザイ先生だったみたいな感じに。


 ブッサイクな口臭いババアが入信するよう言ってきたり、勧誘の時だけは若い美人の女連れて来て、天理市まで往復3千円のバスツアーでミステリーツアーの勧誘受ける頃には若い女来なくなって、ババアが「手かざし」なんぞ始めちゃって「怖い怖い怖い」となっても、本人真面目に治療行為してるつもりに。


 誰か死んだら「まず寺に300万持って来い、でないと地獄に落ちる、いや堕とす」とまで言い切る生臭クソ坊主は、既に追放されて地下に搬入されてる事だろう。


 以前は村の中では労働の役に立たない、口だけワッショワッショイ抜かしてる、祭りの時にだけ元気になる横山やすしみたいなヤンキー系の奴らが、イキって村を魔獣から守っていたはずが、無口で朴訥としてて自分のために力を使う時は臆病でも、他人のために力を使う時は絶大な威力を発する奴らが入信。


 人型してるゴブリンでもオークでも子オークでも平気で斬殺して「神よ、次に生まれて来るときには穢れを消し、人として生まれさせてやって下さい」とかホザいて、イカれた目で聖歌なんぞ歌いながら笑顔で子供を親の目の前で斬殺。


 通常の戦争なら、略奪強姦当たり前で、最後に村に火を放って、敵が立ち直らないよう、税収が上がらないよう破滅させてから次に行くはずが、宗教で浸透済みで、何と敵方から「神の軍隊」を呼び寄せて解放させる。


 村人は逃げ惑わないでも、神の軍隊なので略奪放火なんかしない。獣人の兵士に人間の子供が花冠を渡したり、勝利の記念の冠を受け取って獣人達も笑顔。


 次の戦闘では花冠を「神に与えられし護符」などとホザいて、疲れも知らず宗教的快楽で脳内麻薬出まくり。


 ヘルメット被ってない、花冠してる奴が笑顔で突撃して来る恐怖映像、一騎当千の働きをして次も楽勝。


 決戦になっても、ほぼ裸で槍だけ持ってるヘルメットも無い兵士でも、やっぱり一向一揆みたいに最前列で踏み殺されても極楽浄土へ行けると思い込んでるので、弓矢が刺さっても槍で突かれても痛みを感じず、脳内麻薬出まくりなので、ラグビーの試合が終わってから負傷している事に気付くように、ノーサイドまではやかんの水掛けられただけで回復する化け物。


 戦争が終わってから、ようやく失血量が多すぎたりすると死ぬが「死なない兵士」の系統で、旧日本軍でも銃で撃たれて腹に穴が開いていても死なない、足がズタズタで衛生兵に手榴弾が貰えて、自爆するように言われても一日で歩けるようになって、もう駄目だとなって盲管銃創の穴だらけの体で米軍のテントまで匍匐前進して自爆しに行き、首を撃たれてやっと倒れるが、治療を受けると数日後に蘇生する系統。


 ベルギー義勇軍でも、対戦車砲部隊で艦砲射撃を受けて、戦友は吹き飛んだのか砲を捨て撤退していなくなり、一人で戦車砲を操作して、装填、照準、発射を全部やって、七台目のスターリン戦車かT-34を撃破して、反撃で吹き飛ばされて四日間死んでいたはずが、ドイツ軍が戻って来て再占領して治療を受けると蘇生する系統の化け物揃い。


 全員聖歌を歌いながら前進して来て、突撃開始でも笑顔。昔のエアロビ選手権みたいに片手腕立ての力技演技中でも超笑顔。


 敵方も「あいつら殺しても死なない」と言って、現実に槍で心臓突いても死なない恐怖映像を見せられてガクブル。「あいつら何かヤバい薬やってる(脳内麻薬)」と噂広まって逃げ出す。


 王国や王家や貴族家なんぞ維持しても搾取されるだけ、敵兵の中にも平気で浸透する工作員までいて「解放」するのだから仲間を増やして、吊るされても拷問受けても神の御許に行けるので平気。


 敵方の軍隊に帯同している神父なんかも、全員聖女に心酔していて、反抗反乱を説いて回って、内部犯行で食料などに放火、食料ごと盗んで行って教会側に供出。


 補給いらずで村々から供出されて、聖なる働きをしているので、兵士達も小鳥でも満足しないような食料でも、心が満足しているので平気。


 普通の兵士のように食料が減ると不満を漏らして、食糧危機に陥ると脱走したりもせず、食べ物が少ないのに分け合い、その方が祈りによって士気が上がってしまうアタマオカシイ集団。


 自分が今、聖なる働きをしている軍隊の中にいて、神話に歌われる最後の戦争をしていて、この後は神の国が出来るんだと、神の国の建設に関わっているので、例え志半ばで倒れても、神の国に召されるのだから怖くないと「思い込んで」いるので、ミサに参加して聖歌を歌ったりすると傷の痛みも本当に消えて、心が満たされてしまうので脳内麻薬で満腹。



 戦場


「さあ往こう~、神の御許へ~、神の国へと~。千の山を越えて~、万の谷を越えて~~」


 だめだこいつら、早く何とかしないと。


 怖い顔してる獣人でも、目がキラキラの愛玩動物顔。こんな奴らこそ平気で自爆(シャヒード)するし、怪我の具合が酷くなると「旅立ちの時だ」と感じて最前列へ出る。


 精霊に自爆魔法を仕込んでもらって、笑顔で突撃して敵兵の中で散華幸。


 敵兵も余りにも恐ろしすぎる集団なので、噂が広まり過ぎて脱走兵多数。


 督戦隊がいても逃げ出して、怖すぎるので寝返ると、従軍している聖人とか聖女に治療して貰えて、穴だらけの敵兵がどうやって復帰しているのかを知る。


 神の軍隊で神の先兵なので死ぬのが怖くなくなって、神の国へと旅立つのが楽しみになる。



「神父様あっ! 神の国へと至るにはっ、どうすればいいのですかあっ?」


 臨時の集会で、何か泣きながら従軍している神父に問いかけて、神の国に行く方法とか聞いちゃってる兵士。


 一般信者と言うか兵士でも、もう手遅れの顔してて、現世での功績とか出世とか給料などの入金ではなく「天に積み上げる財産」を課金したり、重課金システムを用意している教会に利用されている。


「ええ、もう神の国は近付いております、貴方の目の前に」


「ああああっ!」


 ほぼイッチャってる顔で、宗教的快楽と脳内麻薬で白目剥いてガッタガッタ震えてて、次の戦闘辺りで死んで、神の国に至ろうと思ってる。


「聖歌56番、悲しみと苦しみと」


「この世での悲しみ~、それは天での喜び~、現世での苦しみ~、それは来世での幸福~~」



 こうして、王国の各領地は全て陥落して、周辺国にまで奇跡と、神の長い手と御心が伝わって行った。


 まずは魔物魔獣のスタンピートで城壁が破られるか、防衛の衛兵や騎士団が壊滅的打撃を受ける。


 神の先兵や教会に逃げ込んだ者は救われる。


 次が本軍で、3メートル級戦闘蟻も帯同していて、超大型のムカデカブトムシクワガタの決戦兵器に、搭乗者で頭脳体のリッチまで参戦しているので、降伏した者は許され、徹底抗戦を叫んだ領地は城ごと騎士も衛兵も貴族家も瓦礫に埋められた。


「災いの時は来たれり、ヘルグラビティゾーン」


 元宮廷魔導士とか神殿長から、禁呪を使ってリッチになったような連中なので余裕で十階梯魔法。裁きの炎でも永久氷結の刑でも何でもアリ。


 断罪の雷が落ちてジュール熱で焼き切られたり、土槍で大型ストーンゴーレムであろうが何だろうが一瞬でガラクタ。


 各大蟻の巣が全力出撃していて、ダンジョンボスを丸ごとスタンピートさせたり、決戦兵器も出すので対抗できる王家や騎士団など存在しない。歯向かえば滅殺あるのみ。


 各領地どころか、人数を増やして周辺国へと放射状に侵攻していく。


 聖人聖女も増えて行って、地下世界で発掘されたり製作されている経験値倍加アイテムが山ほど出て来て、ま~たパーフェクトヒールが使える奴が増えてしまって、エクスヒールやヒール程度無限に使えてしまう化け物で打線が組める。



 王都


「陛下、お喜びください、旧王国の全てを「解放」してまいりました」


「はあ……」


 エルフの長からのお達しで、俺が住んでた国が全部「解放」された。


 親父とか母親に兄は呼んでなかったのだが、どこかから聞きつけたのか王都にやってきて配当を要求。


 周囲から穢れた者が寄り付かないよう、俺を迫害して来たのを知っているので、気を使って「地下に搬入」。


 信者からすると解放、旧支配階層とか、新しい宗教改革に賛同しないだけで、愛すべきアフォのヤンキー程度でも、半グレでも地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 まずホモゴブリンが量産されて、ゲイオークの数も充実。魔物魔獣と人類は相いれないので、蟻の巣のダンジョンからスタンピートとして敵国側に放出。


 敵国の騎士とか衛兵とか住民までズタボロになって、そこから宗教的救いで支援が始まる。


 内通者で支援者が敵内部から浸透、それも教会関係者から汚染されて行って、住民の真面目な信徒から転んで行く。


 最後に神の軍隊を呼ばれてしまってオシマイ。東南アジアか南米みたいに、自分達を死滅させる軍隊を入れてしまい、植民地経営されるぐらい悲惨な目に合うのに笑顔で協力。


 まともな反抗心とか、知能がある人は逆らうので地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 宗教的恐怖政治でディストピアの始まり始まり。


 炭鉱労働者でも犯罪奴隷でも、聖歌歌いながら通勤する恐怖映像。


「春~、芽生えの季節~、草も虫も起き上り~、愛し合い子供を作り~、地に満ちて行く~」


 怪しい笑顔で一緒に歌っている間は良いが、「アレ? ちょっと変じゃね?」と思ったら密告される。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 農村に下方とかコルホーズ(共同農場)にブチ込まれるとか無しで、即地下に搬入。


 ソビエト統治下のモンゴルみたいに、逆らった知識階層や文筆家は即投獄されて獄死するか、残りの三分の一はシベリア送りか強制労働所か共同農場で獄死。最後の三分の一の超イエスマンしか生き残れなかったと言われる。



「お前の所の軍隊と教会、怖いな……」


 リッチのオジサンでも、ティーカップを持つ手が震えている。


「やめてください、反抗者は強制労働所か共同農場送りですよ」


 流石にリッチで蟻の巣の頭脳体なので、ホモゴブリン部屋送りとか抱卵器の刑は無いが、強制労働所か最前線送りぐらいなら有り得る。


 多分俺の親父も母親も、兄も弟も邪な考えを持って近付いてきたので、地下で抱卵中。


 聖人の家族だとか救世主の兄弟とか一切考慮されず、金や地位を求めて来る穢れた存在は地下にボッシュート。


 聖なる神の軍隊で働きたいとか、神の国に行く方法なら懇切丁寧に教えてくれる。


「全員笑顔で死んで行くんだぞ? そんな怖い連中見たことあるか?」


「いえ……」


 リッチさんも、俺に釣られて王都移転。俺の上司だったので王宮顧問。


 壁に張ってある地図の縮尺が3回変わって、王国全土から周辺国全て入るようになって、更にその先まで。


 俺は「天子」と言うジョブにされてしまい、各国の王が降参させられて跪かされる、王より上の存在らしい。


(何それ怖い……)


 現実に小国の王様らしき人が、屈従させられに獣人とか教会関係者に取りなして貰ってやって来る。


 獣人も虐げられている住む所を持たない少数民族だったはずが、定住できるようになると、ドッグイヤーで成長するので1歳から妊娠可能。


 パッコパッコ交尾して、1~2歳からブリブリ子供産んで、それも数か月で6~8匹子共を産む。


 ゴブリンに匹敵する繁殖力で、水滸伝や三国志に出て来るような武将が量産されて行く。


 ロマの人みたいに、増えすぎて勝手に納屋に住み付いたり、盗む以外の手段で物品を入手する方法を知らないのでまた迫害されるが、社会性を教育して受け入れた者は定住を認めて、理解できなかった者は地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 多分、家犬や家猫になれる奴は遺伝的に生き残って、それ以外の狼や大型猫類は淘汰されるんだろう。


 貴族制度が廃止されて、清の皇帝溥儀みたいに一般人の庭師として教育。適合できなければ地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 不遇系の庶子なんかやっぱり実力を発揮して、転生者だったのか産業革命起こしやがって、ロックでカクメイ起こして、ラグナロックフェスティバルでトールハンマーベキベキ鳴らして舞台上で圧し折って、ギンヌンガガップに放り込むようなカクメイ。


 ペリーヌ物語で、息子にはインド人の妻で、孫の母親なんぞ居ない扱いだったのが、弁護士の先生がオーレリー(偽名)を探していて「パリではパリカールに逢いましたよ」「パリカールにぃっ」「それと男のような格好をなさった方」「ルクリおばさんっ」「その方がよろしくと仰っていました」「そ、それでっ、どうなのだねっ、先生っ?」「この方こそがペリーヌパンダボアヌ様です」「オーレリーが?(甥)」「ペリーヌ、いい名だ。さあ、目が見えない私の所に来ておくれっ」「おじい様」「もう一度呼んでおくれ」「お爺様っ」「神よ、この幸せにどう感謝すればよろしいのですかあっ」ぐらいの産業革命時代のお話。



 普通、利息取ると教会で怒られるのだが、騎士団かどこかが銀行業務まで開設。


 存在しない金を、国家が市民に借金して、橋を掛けたり道路を舗装したり、馬車の轍を統一したり、度量衡まで統一されて、信用創造で存在しない金が増えて行く。


 誰かがリスクを取って借金をすると、そこで初めて現金が産まれて、通貨が発生する。


 そう言った知識を持った奴がいたそうで平民から徴集、科挙の試験みたいな、プリンタで打ったような字が描けるオウムが重用される制度は廃止。


 教会の中での地位が大切にされて、どれだけ教化されているか、清貧で清潔な人物か、贅沢などしない、酒浸りで美人の信者を侍らす奴が出ると即地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 まるで、出世するには共産党に加入して「同士共産党党員」みたいにならないと出世しない、中国共産党かソビエトユニオン的なセカイになるホラー展開。


 幼児やょぅじょを連れ込んで「you来ちゃいなよ(伏字)」してしまう、性的に抑えが効かない人物も地下に搬入。


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」


 多分、遺伝的に清潔にされて行ってるんだとは思う。


 アレ? 俺も「天子には到底ふさわしくない人物」として、再度地下に搬入されるんじゃあ? 三年以内に死ぬってのは「弑し奉る」って意味?


「蟻の巣だけは嫌だああああっ!」




 ここでぶつ切り、投げっぱなしの方がギャラクシーエンジェル的で面白いですが、一応続きます。

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