第2話 小学生WEB小説と出会う
彼女がカクヨム等のWEB小説の存在を知ったのは、ほんの1か月程前でした。
子供でも読みやすい歴史小説として、児童文庫の物をいくつか読んでいたメイちゃんでしたが、ある日、歴史の転生系の小説に出会いました。
本屋に4巻しかなかった、との理由で一切の躊躇なく4巻から読むメイちゃん。ネタバレとか気にしないお年頃。
楽しんで読んでいましたが、やっぱりはじめから読みたい。でも地元の本屋では1〜3巻は売っていません。
「転生ってことは、なろう系だよね?ネットで初めの部分、見れるんじゃないかな」
私はそう言って、小説家になろう、と、カクヨムの両方のサイトを確認しました。
そしたら案の定どちらにもありました。
メイちゃんのタブレットでは、どちらのサイトも保護者の承認が必要だったので、どちらかをお父さんに承認してもらっておいで、と伝えました。
その時メイちゃんのお父さんが承認したのが、カクヨムの方でした。
たまたまです。あの時小説家になろうの方を承認してもらえれば、こんな悪夢は起きなかったのに……。
ともかく、私は承認されたカクヨムでの小説の使い方をメイちゃんに教えました。
メイちゃんが読みたい小説はこれね。
あと、他に読みたいのが出てきたら、こうやって、色々検索も出来るよ。
メイちゃんの好みはジャンルで、歴史・時代〜を選んで、とか、残酷描写、性描写の注意書きがあるのは読んではいけません。読んだらお父さんに通知がいきます(嘘)、とかを伝えました。
こうして、メイちゃんは、WEB小説と出会ったのです。
もちろんメイちゃんはインターネットに時間制限がありますので、目的の小説を読む以外、そんなに検索してまで使っては無かったようなのですが。
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