第2話 不幸な女魔法使い

「おっと」

 前に抱え込んでいた女僧侶を突き飛ばしつつその火球をギリギリの所でかわす。

 両腕を折られている女僧侶は倒れるからだを支えることができず、顔面から地面に突っ伏した。


「これで終わりじゃないよ」と僧侶の耳元に言葉をかけつつ、俺は素早く魔法使いに向けて苦無クナイを放つ。


 隙をついたはずのファイアボールが避けられた女魔法使いは慌てて身をかがめようとするも、俺の攻撃をかわすのは難しく、苦無クナイは彼女の腹部に深く突き刺さった。


「きゃっ…!」


 美少女魔法使いは痛みに声を上げ、そのままうずくまった。

 手で傷を押さえ出血を抑えるが、涙が目に宿る。


 だが、その瞳はまだ死んでいない。

 その瞬間、後方から接近してきた戦士の気配を感じた。


「遅いよ」


 振り向きもせず、俺は苦無クナイを放った。

 戦士は背中を向けていた相手からの突然の攻撃。

 予想外の出来事にとっさに防御をすることができず苦無クナイが命中し倒れこんだ。


 女魔法使いは俺の背後から迫るリーダー戦士の攻撃に期待して瞳に希望を宿していたが、それを絶たれる形となり、瞳から生気が失われていく。


「来るならファイアボールと同時だろ。連携取れてないなぁ」


 俺は男には興味ないので一瞥もくれずに言い放つ。


 腹に苦無クナイが刺さった魔法使いの悲痛な表情はその美しい顔に広がり、もはや立ち上がることもできず、ただうずくまるばかりだった。

 苦し気なうめき声が俺の股間を刺激する。


 俺は女魔法使いの悲劇を冷徹なまなざしで見つめながら、

 後ろにうずくまっている女僧侶の髪を掴み上げ、顔を近づけた。


「どうだ、仲間は全滅だ」

 俺の問いに女僧侶はうつむいたまま答えない。


「まぁ、お仲間の姿を見学してな」

 掴んだ髪を離し、苦しむ魔法使いが見える方向に顔が向くように地面に落とした。

 両腕が折れてうまく起き上がれない女僧侶は呻きながら足をじたばたさせ起き上がろうとしている。


 俺は腹を抑えてうずくまる魔法使いのほうに近寄ると、胸のあたりから宙に浮くほどに蹴り上げた。


「かは……!」

 彼女は痛みに歪む表情を浮かべ、空中で小さな悲鳴を上げる。


 そして、俺は空中の女魔法使いのローブを手刀でバラバラに切り裂いた。

 軽やかに散る布の破片が舞い散り、彼女の傷だらけの姿が露わになった。

 その白く美しい身体には腹部に苦無クナイを咥えこみ、今は傷と血に塗れている。


 あえて下着は残した。


 無理やりはぎとる瞬間がさらに興奮度を高めるからだ。


 俺は女魔法使いの正面にしゃがむと、彼女の両膝に手を当てて…


「はい、開きまーす」

 グイッと広げた。


「……やめて…」

 彼女は苦痛と羞恥心に顔を歪めながらも必死に抵抗する。


「はいはい」と言いながら俺は一気に濡れた下着を引きちぎった。


 彼女の股間の割れ目からはちょろちょろと黄色い液体が流れだしてくる。


「あぁ……みないで……」

 痛みと羞恥に顔をゆがめる女魔法使いの目から涙がこぼれ、紅潮した頬を伝って流れ落ちた。


「ダンジョンは危険がいっぱいだよな。覚悟して来てるから仕方ないよな」


 俺は諭すような声で「うんうん」とおおげさに頷くようなしぐさをしながら、竿を彼女の秘部に擦り付ける。

 少しこすり続けると、ぬるぬるとした感触が広がってきた。


「や……やめて」

 女魔法使いは自分の股間と俺の顔を交互に見ながら懇願するが俺はそれを無視し、竿を一気に差し込んだ。


「……うぅっ!」

 彼女は顔をのけぞらせたまま苦しそうに息を荒くし、呻いた。

 彼女の内部は彼女の意思とは関係なく温かで俺を優しく包み込んでいく。


「ああぁ~可哀そうに。ザコを倒しまくって意気揚々と4階層まで降りて来たんだろ?世の中うまくいくことばっかりじゃないんだよ」


(こいつも生娘だったんだな)

 処女の破瓜の感触に思わずゾクゾクとした興奮を覚える。


(さぁ、お楽しみといこうか……)

 俺は両手で彼女の細い腰をがっちり掴むと激しく動き始めた。


「ああぁぁっ!いやぁ!」

 女魔法使いは痛みに悶えながら涙で顔をぐしゃぐしゃにして悲鳴をあげる。


「ははは、そんな嫌がらなくても大丈夫だって。すぐに気持ちよくなるから……」

 俺は腰を振りながら抵抗する彼女の唇に自分の唇を押し付ける。


 口を開くまいと固く閉じようとする唇をかき分けるように俺は舌を口の中にねじ込み

 現れた女の舌を吸った。


 そのまま胸のあたりをまさぐると、親指にぷっくりとした乳首の感触を感じる。

 揉み始めた胸は柔らかく張りがあり、手のひらに吸い付いてくるような絶品だ。


(こいつも結構なモノもってやがるな)

 先端のピンクの乳首を指で弾くように刺激すると乳首はすぐに固くなる。

 もう片方の手で魔法使いの割れ目の上の部分を弄り始めると、愛液がダラダラとあふれてきた。


「そろそろいいか」

 俺は再び両手を彼女の腰に置くと、ひときわ強く腰を振った。

 彼女は痛みに耐え切れず背中を反らし、長い銀髪が石床を波打った。


 俺の竿を膣がぎゅっと締め付けてくるのを感じる。


(そろそろ果てそうだな)

 俺は女魔法使いに密着して女の口の中も舌で犯しながら腰の前後運動をさらに加速させていく。


「ふぐっ…うぐふっ…」

 彼女は首を左右に振り逃れようとするも、俺の強靭な体幹に対しては何も意味をなさない。


 そして……その瞬間が訪れた。

 ドプンッ!ドプンッ!ドプッ……

 俺の肉棒から大量の精液が吐き出され、魔法使いの女の中に注がれていった。


「はぁ……はぁ……」

 俺は肩で息をしながら女魔法使いの顔を見下ろす。


「さて、このまま継続して2回戦だ!」

 魔法使いの女を抱きかかえると今度は壁にもたれさせて両足を大きく開かせる。


「おお、お前の…すごい名器だ!」


 男ども…今回は戦士や盗賊を仲間の女の前であえて殺ることで女に恐怖と絶望を与えることに興奮する俺の性癖。

 そして膨張した俺の竿をそのまま女達に問答無用にねじ込んで精液を流し込む。


 一度味を知ってからは、この一連の流れを俺はこよなく好んでいた。


「いやっ……!もうやめて!」

「あと少しでお前も終わりだ。諦めな!」


 俺は魔法使いの女を壁に押し付け、後ろから激しく突き上げた。

「いやっ!いやっ!いやぁ!」


 彼女は俺の動きに合わせて悲鳴をあげる。


 俺と壁に挟まれたことで腹に刺さっている苦無くないが、さらに深く食い込んでいき彼女の命を終焉に近づけるのだ。



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