第37話 報告配信
【魔法少女(偽)】久しぶり〜【戦えない配信者】
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「………で、今ようやく一人になったってわけ」
古参の神その1:大変だったんだな……
フェシズ:書類が30枚以上……それも今日中にって嫌がらせレベルよね
:お疲れやで
:ちょっと配信が無い間はそんなことがあったんやな……
魔法少女として覚醒(?)した僕。
あの後、魔法少女になるために必要な書類の確認と署名をひたすらやってました。それが終わったから久しぶりに配信してる。
結構久しぶりだな〜。
「大変だったけど……無事に魔法少女として潜入成功だよ!
当初予定してたポジションじゃ無いけど」
:最初ってどんなポジションで行く予定だったんだ?
:えーと、確か………なんだっけ?
古参の神その2:魔法少女のメンタルを回復するポジだったよね?
フェシズ:いわゆるカウンセラーね
:そうそう
:そうだった
「あれ?僕、カウンセラーって明言したっけ?合ってるけどさ」
フェシズ:私はあなたのママだから!!
:まぁ正直薄々分かってた
:あれだけヒント貰えばね〜
古参の神その3:私たちメルヘスのリスナーだから!何となく分かるの!
「あはは、ちょっと恥ずかしいなぁ。でもみんなが僕の事を分かってくれて嬉しいよ」
古参の神その2:メルヘスちゃんがデレた!
古参の神その3:ヘルヘスくんがデレた!
古参の神その2:ちゃん、な。
古参の神その3:くん、だから。
:性別過激派の方はお帰りくださーい
フェシズ:可愛いわねぇ
「んんっ!それで、また明日にマジックヘルパーの人がこのホテルに迎えにきてくれて能力の検証をするの」
:メルヘスちゃん今ホテルなんだ
:いつもはどこかの無人島だから違和感あると思ったw
:いつもがおかしいんじゃ……
「魔法省の人が用意してくれたんだよ。結構いい所だと思うよ」
:なんで一人のために3部屋も必要なんや……
:高級な所特有の部屋数多いやつだ!
古参の神その3:シャンデリアもあるw
:ホテルもいいけど、魔法少女になったメルヘス見たい
古参の神その2:それな!!!
:気になる〜
フェシズ:見せてくれる?
「魔法少女の姿?いいけど……ちょっと待ってね〜」
そういえば魔法少女になるってどうやるんだろう?
最初のアレはいつの間にか変身してたから、やり方が分かんない。
精霊に聞けば分かるかな?
『簡単。本当は宣誓をしなきゃだけど、志鶴は特別。変身って念じればいい』
そりゃまた便利なことで。
でも本当は宣誓しなきゃなのか。
また考えとかないとなぁ。
変身。と念じると全身が淡く光って魔法少女コスチュームになる。
うーん現代。動きやすくていいけどさ。
「ほい。どうかな?」
:………魔法少女?
:都会の少女じゃなくて?
:少女だけど、魔法使える?
:これは……w
:何で素直に魔法少女しないの?
フェシズ:こら、変な意地張らないで着替えて来なさい!
「ママ!これが本当に魔法少女としてのコスチュームなの!僕が指定したわけじゃないから!」
:むしろ、それで何でそうなるw
:正直、俺もメルヘスちゃんが意地張ってるのかと……w
:私もw
古参の神その3:そんな姿のメルヘスくんも可愛いよーー!!!
古参の神その2:メルヘスちゃん最高ーー!!!
古参の神その1:ウオォ!!メルヘス!ヘルヘス!!
:古参メンバーすげぇ……
「古参の神様たちありがと。他の神様も素直に褒めてくれたらいいのにねぇ」
:いやぁ
:つい、ね?
:やっぱりメルヘスのリスナーだからさ
:少しは捻くれてないとと思って
「いやいやそんな捻くれなくていいから」
:それよりさ、明日は何するの?
:確かに
:気になる
:戦闘訓練……は必要ないのか
「……話が逸らされた気もするけど、いいや。
明日は僕……じゃなくて私の能力検証だって。同じ概念系の魔法少女が来るみたい」
:ってことは六華のリーダーじゃん!
:大物だなぁ
フェシズ:どこまで能力見せるの?
古参の神その2:そりゃあ転移だけじゃないの?
古参の神その3:攻撃参加はしないって言ってるし
:古参たちのいう通り。他に何が気になる?
古参の神その1:………転移のキャパに関してか?
フェシズ:そう!
「転移のキャパ?……ああ、そういう事。
そうだねぇ……やっぱり人間3人くらいが基準じゃない?」
:???
:はい?
:どういうこと?
:教えて分かる人!
:え、そのまま転移のキャパじゃないの?他の意味ある?
「あ、ごめんね。転移のキャパってのは名前の通り転移する際のキャパシティーのこと。
具体的には一度に転移可能の人数、重量、大きさとかだね。
僕としては人間3人を基準に考えてるんだけど、どうかな?」
:いいんじゃない?
:ちょうど良い気がする
:それはメルヘスを含んで3人?
:あ。もし含んでるなら少ないかも
「私?含んでないよ。上空に物を転移させて自衛できるって答えたからね。
私自身が転移する必要はないって認識だと思うよ」
:あ、そっか
:こういう細かいとこも詰めないとバレる要因になるんだろうなぁ
:俺らでも気をつけないとなぁ
フェシズ:あとはもう少し細かい条件付けね。みんなで詰めていきましょ
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どうも、お久しぶりです。期間が空いてしまって申し訳ない。
新しい物語の案が浮かんだのでそっちの設定作りとストックを作ってました。
まだ、公開する気はないですけどね。ストックが少なすぎて。
そしてどうやら自分が設定を練っている間にどうやら1万PVを達成したようで。
これも皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。
何か記念にやりたいのですが、特に案が浮かばず。
なので何かやってほしいのありますか?
1万PV記念案を募集します。お待ちしております。
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