第4話 結果は?!
ふと、目が覚める。
急いで起き上がろうとするが立てない。どのくらい意識を失った。ゴブリンキングは?
また死んだのか、
色々な考えが頭によぎる、
「俺は死んだのか?」
つぶやく
『マスターは死んでいません。しかし魔力を消費したことにより意識が途切れました。そこからおよそ3分ほどで微力ながら魔力が回復し意識が戻りました。しかししばらくは動くことが出来ません。』
そうか、おらは勝ったのか、
「ゴブリンキングは?」
『最後の一撃で倒せました。それによりレベルが上限に達しました。進化すれば魔力は回復し腕もまた再生されます。進化することを推奨します。』
また進化できるようだ。かなり早いな、
そういえば左腕ないんだっけ、笑
「進化先を見せてくれ」
アイちゃんの言う通り進化しよ。
ずっとボス部屋にいてまたゴブリンが出てくるかもしれない。
『進化先を表示します』
・パラディンオーガ
・バーサークオーガ
今回は2種類か
そして詳細は
パラディンオーガ
ユニークスキル「鎧展開」を使用しそれぞれの属性の鎧を纏うことが出来る。剣に魔法を載せることが出来る。魔法、近接、どちらも達人級
バーサークオーガ
戦闘時常にバーサーク状態になり敵と判断したものを容赦なく襲いかかる。どんな状況においても敵を殺すことに支配される。果たして理性はあるのだろうか、、
うん、これは一択しかない
「パラディンオーガに進化する!」
『進化を開始します。進化に伴いバーサークのスキルは消去されます』
光に包まれ進化が始まっていく。
光が収まり身体の変化を見ていく。
身長は変わることなく唯一体色が赤黒い色から白っぽくなった。
白いオーガってなんか変ではないだろうか、
それ以外の変化は特になく、ステータスを見てみる
名前:なし 種族:パラディンオーガ lv.1/40
スキル:怪力 魔力操作 剣術 身体強化
ユニークスキル:サポートAI 全魔法 特異魔法 new鎧展開 new魔剣創造
新しく鎧展開と魔剣創造を得たようだ。
鎧展開はさっきの説明にあったが魔剣創造とはなんだろう
魔剣創造
魔力を用いて魔剣を創り出す。創り出す時にイメージした能力の魔剣を創り出せる。魔力量や持っている属性の能力のみ。魔力量が足りなければ想像できない。能力により消費魔力が変わる。
なるほど。かなりチートな能力じゃないか!
ワクワクしちゃう。どんな魔剣を創ろうか。
この身体の大きさだと大剣しか選択肢がないがいつか剣や刀を作ってみたいな。
刀は剣のカテゴリーに入るのだろうか。
色々試したいがまずはゴブリンキングの魔石を取らなきゃ。ほかのも取りたいがそんなにもてな、、そうだ!空間魔法で収納する魔法があるじゃないか!
早速調整だ。
魔法はイメージが大事
ラノベや漫画で数多くでてきた空間収納。それをイメージして、
できたと思い目を開けると目の前に黒い穴があり今まで使っていた大剣を拾ってきて入れてみた。
すると中に入った。
「これはできたでいいのか?でも中身を忘れそうだ」
『空間収納の中身一覧を表示しますか?』
え?!
そんなことも出来るの?
「お願いします」
するとまたあのあん透明なタブレットのようなものに、
収納一覧
・大剣
とあった。
つくづく有能だな。アイちゃんは!
「これからもよろしくお願いします!」
『はい。』
対応は冷たいがもう既にいなくてはならない存在だな!
その後、魔石を回収しながら歩いているとゴブリンキングが座っていた場所の近くに箱があった
「これは!宝箱?」
『はい。中に何かしら入ってます。ボスを倒すと宝箱が出現し様々なアイテムが貰えます。また50階層以降にはドロップアイテムが落ちるようになります。その代わり魔石が確定で手に入れることは出来なくなります。』
なるほど、どんな仕組みなんだ?
まあ、貰えるもんは貰っとけ!
宝箱を開けると、なんかの瓶?に緑色の液体が入っていた。
「なにこれ?」
『それはポーションです。ポーションの中にも種類があり解毒ポーション、回復ポーション、魔力ポーションがありあそれぞれ、下級、中級、上級、最上級。その上にエリクサーというなんでも直せるものが存在します。それは下級の回復ポーションです』
おー!伝説のポーション!
見ることはないと思っていた架空の物!
やったー!!
それを空間収納にしまい、次の階層に降りていく。
11階層からはオークが出てきた。
鎧展開と魔剣創造を試そう。
パラディンと言えば白銀の鎧に光属性の剣!
イメージして魔力が身体をおおっていく。
そして手には魔剣ができていく。
目を開けると視界が狭い?
フルアーマーだからか!
頭はいらない。
ポイ
頭だけポイする消えた、脱ぐと消えるのこれ?
改めて鎧を見るとイメージした通りの白銀の鎧に白銀の剣、大剣だけどね。
ができていた。
ほとんど重さを感じない上に鎧展開している時は身体強化も発動しているようだ。
まずオークの攻撃を受けてみるか。
オークに近づく
「ぶも!」
オークは手に持っている棍棒を振り上げてこちらに走って来る。
棍棒を振り下ろす。
鎧は無傷で身体にはなんの衝撃もなかった。
これで肉体の強度はかなり高まったな。元々かなり硬かったけどね。
次に大剣。もはや片手で振り回せるほど軽々と振り回せる。
大剣で首をチョンパ。
なんか味気ないな。さっきみたいなのを経験するとこれはこれで刺激が足りないな。
仕方がないことだけどね。
下に行けばもっと強い相手と戦えるんだ!
俺はさらなる強敵を求め下へ下へ降りていく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます