情報との闘い、真実を求めて

1月3日の天風録のアラスジと感想です。


(アラスジ)

新年の始まり、元旦にサッカー⽇本代表の試合が⾏われました。

試合終了後、能登半島地域にて緊急地震速報が発令されました。


この情報を受けて、NHKのアナウ ンサーはすぐに訓練された⼿引きに従い、津波警報を伝え、視聴者に対してすみやかな避難を促しました。


その声に圧倒された著者は、テレビを消して⼀度落ち着き、報道の⾔葉は命を守る⼒があることを再認識しました。


しかし、その⼀⽅で、報道の⾔葉が、世代によってどのように響き、どのように受け取られるかは異なるということも発見したのです。


特に著者は、年齢や経験によって、その恐怖や緊張感がどのように反映されるかは、⼈それぞれであると感じました。新年の出来事を通じて、メディアの影響⼒と、その適切な利⽤⽅法について深く考える機会となったのです。


(感想)


SNSという媒体を使用しているわたしたちにとって、この記事はひとごとではありません。インターネットの言説によって株が動き、思わぬところに被害がでたりするのが昨今の状態です。


にせの救急通信がSNSで報道されることにより、本当にこまっている人が助からなくなった事例もあるようです。


彼らの言うには、緊急通信でアクセスが増え、広告が着いてカネが入るから、にせ情報を流すのだとか。自分が楽しければそれでいい、自分にカネが儲かればそれでいい、という風潮があることに、眉をひそめてしまいます。




SNSばかりがやり玉にあがっていますが、メディアにだって無責任な一面がある。報道の力は命を守るという反面で、誹謗中傷で人を追い詰めるという面もあります。


最近の例では、芸人に対する報道ですね。事実無根だと芸人は訴えていますが、真偽のほどはどうなんでしょうか。


これからは、なんでも人の言うことを鵜呑みにしないようにするのが、処世術なのでしょう。嫌な時代になったものです。

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