水琴窟の不協和音
その音を 聞きたくなかった もう二度と
夢に現れるたび 自責の念に駆られ
やっと 音がなければ存在もないことになると
祈る思いで新しい壺を埋めたのに
耳があるのをいいことに
君はその音を自慢げに披露する
君は、自身の音が、大好きだから。
不協和音だ
殺意は湧き水のように
水琴窟(すいきんくつ)の君へ 磐長怜(いわなが れい) @syouhenya
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