19・ユースと部活
『ユースは高校より精神力が弱い』
アオアシというサッカー漫画の登場人物、阿久津渚の台詞です。
日本のサッカーはJリーグの下部組織と、学校の部活があります。
どちらが良いとは一概に言えません。
どちらも一長一短あるからです。
一般的に、ユースのセレクションに落ちた人々が部活に入るという流れもあります。
そこで言われるのが、『ユースは高校の部活に比べて、精神力が弱い』ということです。
中学で名を知られた選手も、進学してまた一年生になるとボール拾いやボール磨きから始まります。
一方、ユースにはホペイロという用具係が既に存在しています。
私は部活出身ですが、ユースは学年に関係なく仲が良いという印象を持っています。
部活では、一年生は奴隷で、二年生は平民、三年生は王様です。
自分より明らかに下手な先輩でも、生まれた月日が先なだけで敬ざるを得ません。
レギュラーじゃない先輩の方が厳しいと良く聞きます。
野球の甲子園常連校でイジメが多いのはそのためです。
レギュラーを取れない腹いせに後輩にあたるのです。
そして、昨日一昨日と話題になったのですが、日本がワールドカップのPK戦で外した選手。
駒野友一
南野拓実
三笘薫
吉田麻也
全員、ユース出身なのです。
逆に部活出身者は全員決めています。
もちろん、『PKを外すことが出来るのは、PKを蹴る勇気があるものだけだ』というロベルト・バッジョの言葉もあります。
でも、これは果たして完全に偶然なのか?
ハングリー精神が違うのか?
一考の余地がありそうです。
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