第57話 文化祭 感想
文化祭が始まった。俺は、1〜2時間だけどんな出し物をしているのか?見ながら歩いていた。
お化け屋敷やジェットコースターなどなど、面白そうなものがあった。だが、俺は何があるかだけ確認してただけなので、中に入ったりはしない。
特に、ジェットコースターは人気だった。人が多く並んでいた。やっぱり、学校にジェットコースターというインパクトは強いのだろう。だけど、ジェットコースターよりもインパクトのある人物のせいで、そこだけ異様に長い行列を作っていた。
そう、宮村がいるところだ。メイド服を着ているっというところもあるのだろう。メイド服の完成度が高い。それもあるが、どうやら宮村を見るために並んでいるようだった。
『ねえ、ねえ。王子様がメイド服だって』
『ねえ〜あんなカッコいい王子様が可愛いメイド服を着るとどんな風になるのか楽しみすぎるんですけど!?』
『あ〜早く見たすぎる!!』
っという、女性陣の声
『なあ、胸の大きい子がいるらしいぞ』
『ああ、それも王子様らしい』
『俺、王子様が絶対女の子っぽい服とか似合うってわかってた。』
など、男性陣の声が聞こえた。
宮村のメイド服姿。確かに見たいが、人が多すぎる。俺には、この行列に並ぶ勇気がない。だから、俺は遠くの方から窓の向こうにいる宮村を見たが、確かに可愛い。胸が強調されて、宮村が嫌がらなかったのだろうかっと、少し疑問には思ったがまあ、似合っているのだからいいな〜
部屋から出て来た人からは、『王子様かわゆすぎ』『はい来た〜可愛い確定演出!!』『あの顔で、メイド服着るとか鼻血もの。』『わかる。可愛い』など、かなり評判で、宮村に直接その感想を聞かせたら顔を真っ赤にしているだろうな〜っと思うと少し笑ってしまった。
『いや〜胸が大きくて眼福』
『触れてみて〜』
『水着だったら、さらに良かったかもしれんす』
など、男たちからそんな声が聞こえた。まあ、俺は宮村の水着を見たことがるし軟らかったがなっと、少し俺は勝ち誇ったような顔をして、俺は宮村のいるところから遠のき、だれも近寄らないであろう空き教室に向かった。
空き教室は、少し埃っぽいがスマホを一人でいるにはちょうどいい。スマホを触りながら、文化祭が終わるのを待つことができるので、それほど文化祭は嫌いではない。授業中ではスマホを出ることが出来ずに、授業に集中しなければならないからな。
そう思いながら、動画配信者の動画をイヤホンをつけながら見始めた。
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