第37話 宮村お母さん視点

プールから帰ってきてから、翌日。昨日のことを思い返しながら?考えていた。


「最後と思って、雄二くんに水着姿を見せてあげたけど....雄二くんは、もしかして、私のことを狙っているのではないかしら」


宮村のお母さんは、椅子に座り深刻そうな顔で悩んでいた。


だ、だって、私の事をプールに誘ってきたりしていくるし....それに、私の水着姿をまじまじと見ていた気がするは....いえ、ガッツリと見られていたは。


あんな、熱視線を向けていたのだから、私の水着に関心があったに違いないは。


もしかしたら、もっと攻めた水着を着て欲しかったのではないかしら....


「こ、こうゆうのは、良くないし....それに、これは私の思いすごしなのかもしれないは。」


そう思い、ソファーでテレビを見ていた結奈に話しかけることにした。


「結奈、ちょっといいかしら?」

「なに〜」


結奈を呼んで、近くに来てもらった。


結奈は、雄二くんと親しいので聞いてみることにした。


桃は、雄二くんの彼氏だし、そんなこと聞けない。なので、桃に聞くことは出来なかったは。


「雄二くんについて、どう思う?」

「いい人だと思うけど?」

「そ、そう。雄二くんは、私のことをやっぱり、そ、その....エッチな感じで見てるのかしら....」

「え?」


実の娘に相談することでは無い。正常な状態ならば分かるかもしれない。


だが、雄二くんについて考えすぎている宮村のお母さんの今の思考はこんがらがっている。


「そうだね〜お母さんは、年齢の割に若いし、お兄ちゃんも男の子だからエッチな目で見ていないって事は無いんじゃないかな〜もしかしたら、2人っきりになったら襲われちゃうかもよ〜」

「お、襲われるの!?」

「そうそう、お母さんって、押しに弱そうだし〜」


結奈ちゃんは、そんなことでは無いとは思いつつも、面白そうなので?話を盛ることにした。


「そう、お母さんはお兄ちゃんにロックオンされてるんだよ〜」

「ええええ!?」


お母さんは、頬を抑えて恥ずかしそうにしている。


「お兄ちゃんも、高校生だから仕方ないよ〜」

「そ、それは、ダメよ。ダメなの!!」

「ええ〜」


ろ、ロックオン!?


若く見られて嬉しいは。だ、だけど、私は人妻なの。それをわかっていて、ロックオンはダメだは。


このままだと、雄二くんはダメな方に行ってしまうかもしれないは!!


ここは、大人である私が、雄二くんに対してしっかりと教えてあげないといけないのよ!!


さすがに、年齢差とか色々とあるのでしっかりとダメっと言わなければいけないっと、言う感情が芽生えた。

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