第36話 温水プール
宮村のお父さんに送ってもらい、温水プールに着きしずくや宮村と宮村のお母さんの着替えを椅子のある場所で待っていた。
「お兄ちゃん〜お待たせ〜」
「せ、先輩。早すぎ。」
「お、お待たせ。」
ん〜宮村と宮村のお母さんの胸がデカいのでしずくの胸が貧相に見えてきてしまう。まあ、そんな事を言えば怒られるので言わないが。
しかし、宮村はヒラヒラが付いた白色の水着を着用していた。
しずくは、学校用のスクール水着を着用していた。
宮村のお母さんはというと....中々と責めた水着だ。
黒で少し、小さいように見える。
「お、お母さん!!ど、どうしたんだい。その、エロい水着は。」
「え、ええ、えへ。」
先程まで、無口だった宮村のお父さんも流石にびっくりしたのか椅子から立ち上がった。
「そ、それより、温水プールで遊びましょ。」
「あ、ああ。」
少し、恥ずかしそうになりながら宮村のお父さんはお母さんに引っ張られていた。
「先輩。何します?」
「それは、ウォータースライダーだろ。」
「あ、私もそれ乗りたい!!」
という事で、10分待ちの新しくなったウォータースライダーに滑りに向かった。
「「「うぎゃああ」」」
俺たちは、ウォータースライダーを滑った。
中々怖かった。
かなり、長く一気に滑る感じだったので、俺たちは声を抑えることができなかった。だが、面白かったので、数回滑った。
「いや〜先輩。面白かったですね〜僕も久しぶりに叫んでしまいましたよ。」
「いや〜面白いけど怖かったな〜」
「へえ〜先輩。怖かったんですか〜」
ニヤニヤした顔で言ってきた。
「しずくちゃん。次は何する〜」
「お腹すいた〜」
「じゃあ、ご飯いこっか。」
っと、しずくにイケメン対応をして俺たちは食堂に向かい焼きそばやうどんを食べさらに遊んで家に帰った。
なんだか、宮村のお母さんの様子だけ変だった。
******
ゆ、雄二くんに見られてる!!
そ、それはそうよね。高校生だもんね。
「お母さん、どうしてそんな責めた格好をしているんだ。」
「昔着てた水着なんだけどな〜。」
「そ、そうなのか?」
お父さんは、少し不服なようだけど、これも雄二くんの期待に応えるためなんだもん。
やっぱり、雄二くんはチラチラと私の事を見てくるは。視線を感じるは。
気に入ってくれたのかしら、だけど、これはサービスなの。雄二くんこれで最後なんだからね。
私じゃなくて、桃だけで満足するのよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます